![ランニングシューズおすすめランキング50選[2022年最新版 ]](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/5937CA2D-DF03-48AC-BB23-E389381D4A85.jpeg)
2022年版のランニングシューズのおすすめ50選を独断と偏見で選びました。
ランキングは5つのカテゴリーに分け、各10モデルの合計50モデルを選んでます。
カテゴリー分けは以下の5つで、同じシューズは被らないように50足選びました。
- 初心者用・ジョグ用
- コスパ系練習用
- トレーニング用
- 薄底レース用
- 厚底レース用
なお、同一カテゴリー内の同シリーズの代違いはどちらか一方をランキングの対象としています。(例:トレーニング用のペガサス37か38はどちらか一方のみ対象とするなど)
また、ウェブで買おうとした時にそこまで苦労して探さないでも買えるくらい出回っているモデルを対象としています。(例:ヴェイパーフライ4%は除外とするなど)
ランキングは独断と偏見ではありますが、自分の好みだけでなく、一般的におすすめかどうかという視点も含めて決めています。
初心者用・ジョグ用ランニングシューズ10選

ジョグ用のシューズはクッションが高いのは当然ですが、2通りのタイプがあります。
1つは柔らかさを追求したタイプで、もう1つは安定性を重視したタイプです。
柔らかいシューズは履き心地は良いのですが、不安定なために足首に負担がかかる場合や、着地時にかかとが内側に倒れ込み過ぎてしまうオーバープロネーションを助長してしまう可能性もあります。
安定性重視のシューズの場合はクッション性はありながらも硬さがあり、特にかかとが内側に倒れすぎない設計になっていたりします。
足首が柔らかい人や筋力があまりない人は、柔らかすぎるシューズだと足を痛める可能性があるので注意が必要です。
個人的には柔らかい方が好みですが、どちらのタイプもランキングしていますので、参考にしてください。
第10位:ミズノ ウェーブライダー25
ミズノのウェーブライダーシリーズは、ミズノのランニングシューズの中で最も長く続くミズノのフラッグシップモデルです。
シリーズ25代目となるウェーブライダー25は、全面にミズノエナジーを搭載するアップデートが施されました。
派手な機能はありませんが、フィット感・ホールド感・安定感が高く安心して履けるようなシューズです。
ウェーブライダー25について、より詳しくは「ミズノ ウェーブライダー25 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第9位:ナイキ エアズームストラクチャー24
ナイキのエアズームストラクチャーシリーズは、ナイキのエントリーモデルとして人気がありましたが、リアクトインフィニティの台頭により人気が落ちてきているモデルです。
前々作まではオーバープロネーション対策がされてましたが、23からはそれがなくなり、柔らかさを追求するようなタイプに変更されました。
前作からはマイナーチェンジでほぼ走行感は同じですが、足当たりは非常に柔らかく、足全体を包み込む感触があるシューズです。
エアズームストラクチャー24について、より詳しくは「ナイキ エアズームストラクチャー24レビュー!」の記事を参照してください。
第8位:アシックス ゲルカヤノ28
ゲルカヤノはアシックスで最もロングセラーの初心者向けランニングシューズのシリーズです。
重量はありますが、クッション性・安定性は抜群でオーバープロネーション対策もあります。
ゲルカヤノ28について、より詳しくは「アシックス ゲルカヤノ28レビュー!」の記事を参照してください。
第7位:ニューバランス フューエルセル プロペルV2
ニューバランス フューエルセル プロペルV2はとにかく柔らかさのみ追求したタイプのシューズです。
ミッドソールのフューエルセルの柔らかさと反発性が、フューエルセルシリーズで最も感じられるモデルです。
フューエルセル プロペルV2について、より詳しくは「ニューバランス フューエルセル シリーズ スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。
第6位:ホカオネオネ ボンダイ7
ホカオネオネのボンダイ7はホカオネオネの中で最もクッション性に優れ、柔らかいモデルです。
ホカオネオネはほとんどのモデルが厚底でクッション性が高いのが特徴ですが、その中でも一番です。
ボンダイ7について、より詳しくは「ホカオネオネ ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ」の記事を参照してください。
第5位:ナイキ リアクトインフィニティラン フライニット2
ナイキ リアクトインフィニティラン フライニット2は怪我ゼロを目指すというコンセプトで作られたシリーズの2代目モデルです。
クッション性は高いですが、沈み込むような感覚はなく安定性の高いシューズです。
リアクトインフィニティラン フライニット2について、より詳しくは「ナイキ リアクトインフィニティラン フライニット2 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第4位:ナイキ ズームXインヴィンシブルラン フライニット
ナイキのズームXインヴィンシブルラン フライニットはリアクトインフィニティランと同じく怪我ゼロを目指すというコンセプトで作られたシューズです。
リアクトインフィニティランとは対照的に柔らかさのみ追求したモデルで、全面に使われたズームXのふかふか感が感じられます。
個人的にはこの感覚が好きですが、ジョグ用としてはオーバースペックで価格も高いシューズです。
ズームXインヴィンシブルラン フライニットについて、より詳しくは「ナイキ ズームXインヴィンシブルラン フライニット 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第3位:ホカオネオネ クリフトン8
クリフトン8はホカオネオネの代表的なモデルです。
ジョグに十分なクッション性もありますが、安定性があり、ある程度スピードを上げて走ることもできるため、使い勝手の良いシューズでもあります。
前作のクリフトン7からはマイナーチェンジで、個人的には前作の方が良かったのですが一般的にはクリフトン8の方が評判が良さそうです。
クリフトン8について7との違いは「ホカオネオネ クリフトン8 スペック・特徴!クリフトン7との違いは?」の記事を参照してください。
第2位:ニューバランス フューエルセル プリズムV2
ニューバランス フューエルセル プリズムはフューエルセルシリーズで最も人気のあるシューズです。
フューエルセル プロペルよりはクッション性がありませんが、プリズムの方が軽量かつオーバープロネーション対策として硬さもあり、弾むけど柔らかすぎないちょうど良いクッションがあります。
スピードもそこそこ出しやすく、フルマラソンレース用としても使われるモデルです。
V2より個人的には初代の方が良いと思ってますが、どちらも良いシューズです。
フューエルセル プリズムV2について、より詳しくは「フューエルセル プリズムV2 スペック・特徴!前作との違いは?」の記事を参照してください。
第1位:ナイキ エアズームペガサス38
ナイキのエアズームペガサス38はナイキのランニングシューズの中でも最も歴史が長く人気のあるシリーズです。
前作はスピードを出しやすくなりましたが、その分だけ足あたりの柔らかさがなくなりました。
37から38はマイナーチェンジではあるもののアッパーの変更が大きく、足当たりの柔らかさがよく感じられるようになり、ジョグだけでなく普段履きにも最高のシューズに生まれ変わりました。
スピードを出すなら前作の方が向いていますが、ジョグには38の方がおすすめです。
エアズームペガサス38について、より詳しくは「ナイキ エアズームペガサス38徹底レビュー!」の記事を参照してください。
コスパ系練習用ランニングシューズ10選

コスパ系の定義として「1万円を切って買えること」を絶対条件とし、部活生が毎日のトレーニングに使うようなスピードも出しやすい軽量モデルを中心に選んでいます。
金額については定価ではなく時価で考えるため、発売から時間が経過することで安く購入できる場合は、よりコスパが良いと判断します。
また、コスパを重視したランキングのため、機能性を重視した練習用モデルは「トレーニング用」のランキングを参照してください。
第10位:アシックス ゲルフェザーグライド5
アシックスのゲルフェザーグライド5はFASTシリーズに分類されるスピードタイプのシューズです。
シューズの名前にもあるフェザー(羽根)のような柔らかさを感じるシューズです。
少し重さはありますが、反発性とクッション性をほどよく両立させたようなシューズです。
アシックス ゲルフェザーグライド5について、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ」の記事を参照してください。
※すでに廃盤となっているシリーズのため、購入するならお早めに。
第9位:アシックス ターサーエッジ2
アシックスのターサーエッジ2は、シリアスランナーのレース用に人気のあったターサージールの後継モデルの2代目です。
ターサージールよりミッドソールの厚みとクッションがあり、シリアスランナーにとってはトレーニングモデルに良いシューズとなりました。
ターサーエッジ2について、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ」の記事を参照してください。
※すでに3が発売されているので価格が下がっていますが、そろそろ購入が難しくなると思います。
第8位:アディダス アディゼロRC4
アディダスのアディゼロRC4は、アディゼロジャパン6とミッドソールの厚さは同じながら、接地感はより硬めでクセのないシューズです。
スピード練習からロング走まで、幅広くトレーニングに使えるモデルです。
アディゼロRC4について、より詳しくは「アディダス アディゼロRC4レビュー!」の記事を参照してください。
第7位:ナイキ ライバルフライ3
ナイキのライバルフライ3はコスパの良さを売りにしています。
高価格が多いナイキの中でスペック的には普通ですが、ミッドソールの厚さのわりに軽量で耐久性も良いシューズです。
ナイキを履きたいけど、多くの機能より価格の安いトレーニングモデルを探している人におすすめです。
ライバルフライ3について、より詳しくは「ナイキ ズームライバルフライ3徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第6位:アディダス アディゼロベコジ2
アディダスのアディゼロ ベコジ2は、アディゼロシリーズ最軽量の薄底シューズです。
シューズの機能性自体はあまり高くないためレースには使えませんが、トレーニングで足裏を鍛えるために向いているシューズです。
アディゼロ ベコジ2について、より詳しくは「アディダス アディゼロシリーズ特徴まとめ」の記事を参照してください。
第5位:ニューバランス ハンゾーT V4
ニューバランスのハンゾーTのTはTrainer(トレーナー)の略で、トレーニング用を意識した作りです。
V4では上位モデルと同じREVLITE X(レブライトX)というミッドソールが搭載され、クッション性・反発性はV3より上がりました。
ハンゾーTのV4について、より詳しくは「ニューバランス ハンゾー シリーズ スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。
第4位:アシックス エボライド2
アシックスのエボライド2は、ガイドソールテクノロジーを搭載したモデルです。
反発性は高くないものの、力を使わずに自然と足を前に進ませてくれるライド感があります。
また、そこそこミッドソールに厚みがあるため、クッションもあります。
定価は税抜きで1万円ですが、発売から時間が経ち、今では税込みでも1万円以内で購入可能です。
エボライド2について、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ」の記事を参照してください。
第3位:アディダス アディゼロジャパン6
アディデロ ジャパンと言えば薄底というイメージがある人も多いと思いますが、ジャパン6はかなり厚くなりました。(5は21.5cm、6は27cm)
それでも他のブランドよりも薄く、また走行感も薄底の感覚が残っています。
クセがなく安定感が高くオールラウンドに使え、定価は税込14,300円ですが10,000円以内で買えるようになってきています。
アディゼロ ジャパン6について、より詳しくは「アディゼロ ジャパン6 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第2位:アシックス ライトレーサー3
アシックスのライトレーサーシリーズは、昔から部活生に愛されているトレーニングモデルの代名詞です。
特筆すべき機能性があるわけではありませんが、耐久性が高く、クッション・反発性・軽量性のバランスが良いモデルです。
現行モデルは4ですが、機能性はそこまで変わらないため、3が買えるようであれば、より安く買えるであろう3の方がおすすめです。
ライトレーサー3について、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ」の記事を参照してください。
第1位:アシックス ハイパースピード
アシックスのハイパースピードは最上級モデル「メタスピードスカイ」と同時に発表されたトレーニングモデルです。
スペック自体はそれほど高くはありませんが、足を自然と前に進ませてくれるガイドソールテクノロジーを有しています。
使い勝手も似ているライトレーサーと甲乙つけがたいところですが、最新のテクノロジーを有し、上位モデルのメタスピードスカイやマジックスピードの練習用として使えそうなハイパースピードの方を上位としました。
ハイパースピードについて、より詳しくは「アシックス ハイパースピード比較レビュー!マジックスピードとの違いは?」の記事を参照してください。
トレーニング用ランニングシューズ10選

トレーニング用の定義としては、インターバルやペース走などのスピード練習からロング走、ジョグにいたるまであらゆる練習に対応にできることを想定しています。
中でも重視している点は順番に以下の3つです。
1.スピード練習に対応できる
2.耐久性がある
3.クッション性がある
コスパ系のトレーニング用ではなく、高パフォーマンスが期待できるスペック高めのモデルを想定しています。
第10位:アシックス ノヴァブラスト2
ノヴァブラスト2は、クッション性も反発性も高いシューズです。
インターバルのような速いスピードを出しやすいわけではありませんが、ペース走などのある程度の一定スピードを持続しやすいシューズです。
ノヴァブラスト2について、より詳しくは「アシックス ノヴァブラスト2レビュー!」の記事を参照してください。
第9位:ミズノ ウェーブエアロ19
ミズノのウェーブエアロ19は、「サブ3.5突破性能」を謳うようにサブ3.5〜サブ4くらいのランナー向けシューズです。
しかし、どちらかと言うとウェーブデュエルネオの練習用という位置付けの方がしっくりくるシューズだと私は思います。
中厚底のミッドソールでクッション性・反発性もそこそこにありながら軽量なため、あらゆるトレーニングに使いやすいモデルです。
ウェーブエアロ19について、より詳しくは「ミズノ ランニングシューズ ミズノエナジー搭載モデルまとめ」の記事を参照してください。
第8位:アシックス ターサーエッジ3
アシックスのターサーエッジ3は、前作よりミッドソールの厚みと耐久性を増したトレーニングモデルです。
反発性が高く、レーシングモデルとしても使えるターサーRPシリーズとは一線を画すようになり、ライトレーサー寄りのトレーニングモデルに今作は生まれ変わりました。
ターサーエッジ3について、より詳しくは「アシックス ターサーエッジ3レビュー!」の記事を参照してください。
第7位:アディダス アディゼロ ボストン10
アディダスのアディゼロ ボストン10は、アディオスプロの練習用としておすすめの厚底トレーニングモデルです。
アディオスプロに搭載されている5本指骨状バーでおなじみのエナジーロッドが、グラスファイバー製となって搭載されています。(アディオスプロはカーボン製)
27cmで270gと重さはありますが、ミッドソールの素材やアウトソールの形状などアディオスプロ2.0に非常に似た形状であり、定価も税込15,400円とお手頃のため、アディオスプロ2.0の練習用モデルとしておすすめです。
アディゼロボストン10について、より詳しくは「アディゼロ ボストン10スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第6位:ホカオネオネ マッハ4
マッハ4はリンコン3と並んでホカオネオネの中でスピードを出しやすいモデルです。
ミッドソールは上下に分かれ、上側が柔らかく下側が硬いため、しっかり反発をもらいながら足当たりは柔らかいシューズです。
スピード練習モデルとしては、リンコン3の方が一般的ですが、マッハ4の方が反発性は高いと私は思います。
マッハ4について、より詳しくは「ホカオネオネ ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ」の記事を参照してください。
第5位:ナイキ ズームフライ4
ナイキのズームフライ4はヴェイパーフライネクスト%の練習用に位置付けされるシューズです。
反発性・クッション性・耐久性はどれも高いためトレーニング用に向いていますが、重量があるのが欠点です。
反発性を生かしてスピードを上げられますが、疲れてくると重さが気になり反発性を生かせなくなります。
ズームフライ4について、より詳しくは「ナイキズームフライ4徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第4位:ニューバランス フューエルセル レベルV2
フューエルセル レベルV2はフューエルセルシリーズのカーボンプレートのないモデルとしては最もスピードを出しやすいシューズです。
それでいてフューエルセルの柔らかいクッションもあり軽量なため、万能に使えるトレーニングモデルです。
レベルV2について、より詳しくは「ニューバランス フューエルセル シリーズ スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。
第3位:ホカオネオネ リンコン3
リンコンはホカオネオネの中でカーボンプレートの入っていないシューズとしては一番スピードを出しやすいシューズです。
見た目は重厚感がありますが、27cmで210gと、トレーニング用としては軽量です。
前作リンコン2も良いシューズでしたが、3は2より軽量化され、アウトソールの耐久性も上がったため、より良いトレーニングモデルとなりました。
リンコン3について、より詳しくは「ホカオネオネ リンコン3 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第2位:アシックス マジックスピード
アシックスのマジックスピードはメタスピードスカイの練習用モデルです。
足を自然と前に進ませやすいガイドソールテクノロジーを搭載し、ライド感を感じられます。
また、前足部にはカーボンプレートを内蔵し、フライトフォームブラストをミッドソールに使っているため、かなり高い反発性があります。
フライトフォームブラストはクッション性も高いため、ミッドソールの厚み(メンズでかかと28mm)から想定される以上のクッション性を感じます。
メタスピードスカイをレース用に履くのであれば、ドロップ差も同じでライド感も似ているため、練習用として持っておきたい1足です。
マジックスピードについて、より詳しくは「アシックス マジックスピード比較レビュー!その特徴とスペックとは?」の記事を参照してください。
第1位:ナイキ エアズームテンポ ネクスト%
ナイキのエアズームテンポネクスト%は、アルファフライの練習用として位置付けされるモデルです。
重量があるのがデメリットですが、それを補ってあまりあるほどの反発性があるのが特徴です。
その反発性は前足部についたズームエアポッドと内蔵された合成プレートのおかげですが、特にエアポッドの部分で接地するとかなりの反発力がもらえます。
履きこなすには少々コツがいりますが、うまく使いこなせれば楽にスピードを出しやすいシューズです。
使いこなすコツはアルファフライに似ているので、アルファフライをレース用に使いたい人には特におすすめのシューズです。
エアズームテンポについて、より詳しくは「ナイキ エアズームテンポネクスト%徹底レビュー!」の記事を参照してください。
薄底レース用ランニングシューズ10選

近頃は人気の落ちた薄底レース用シューズのおすすめです。
シューズの位置付けは基本的にレース用ですが、フルマラソンには厚底を使うランナーもトラックレースや短い距離のレース、または練習には薄底も使うのがおすすめです。
厚底に頼るばかりでは脚力が衰えてしまうので、たまにはこういった薄底シューズも履くことをおすすめします。
第10位:ミズノ ウェーブデュエルネオ2エリート
ミズノのウェーブデュエルネオ2エリートは、ミドルカットが特徴だったウェーブデュエルネオをトラックの公式レースでも使える25mm以内の厚さ規定に入れた薄底レーシングシューズです。
前作はトラックの公式レースでも使えるような設計ではあったものの、インソールの厚さまで考えると厚さ規定の25mmを上回ってしまっていました。
そのため、今作では基本設計はそのままに、トラックの公式レースで使える厚さになって、より軽量化を図ったアップデートが施されています。
しかし、スペックはほぼ同じながら、より軽量化されたネオ2(エリートではない方)の方が個人的にはおすすめです。
ミズノのウェーブデュエルネオ2エリートについて、より詳しくは「ミズノ ウェーブデュエルネオ2エリート&ネオ2 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第9位: ミズノ ウェーブデュエルネオ2
ミズノのウェーブデュエルネオ2は、ウェーブデュエルネオローをトラックの公式レースでも使える25mm以内の厚さ規定に入れた薄底レーシングシューズです。
前作はトラックの公式レースでも使えるような設計ではあったものの、インソールの厚さまで考えると厚さ規定の25mmを上回ってしまっていました。
そのため、今作では、基本設計はそのままに、トラックの公式レースで使える厚さになってより軽量化を図ったアップデートが施されています。
ネオ2エリートがミドルカットなのに対してネオ2はローカットです。
前作はローカットの方がヒールカウンターの関係で重かったのですが、今作はこちらの方がエリートより軽く、その他のスペックはほぼ変わらないため、ミドルカットが好みというのでなければネオ2の方がおすすめです。
ウェーブデュエルネオ2について、より詳しくは「ミズノ ウェーブデュエルネオ2エリート&ネオ2 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第8位:ニューバランス ハンゾーR V3
ニューバランス ハンゾーR V3はハンゾーシリーズの中では最上級のWに次ぐ薄底モデルです。
V2のミッドソールはREVLITE (レブライト)でしたが、V3になってより反発性・クッション性の高いREVLITE (レブライト)Xになりました。
そのため、以前のモデルでクッション性が低すぎると思っていた人にも使いやすくなったと思います。
ニューバランス ハンゾーR V3について、より詳しくは「ニューバランス ハンゾー シリーズ スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。
第7位:アシックス ソーティーマジックLT2
ソーティーマジックLT2は軽さが代名詞のソーティーマジックの中でもより軽さを重視したモデルで、LTはLightの略です。
クッション性も少なく反発性もそれほどないので、体重が軽いピッチ走法のランナー向けです。
アシックス ソーティーマジックLT2について、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ」の記事を参照してください。
第6位:アシックス ターサーRP2
アシックスのターサーRPシリーズはターサージール6の後継モデルです。
RPはrepulsion(リパルジョン)の略で反発性を意味します。
中足部から前足部まで入ったプレートにより反発性が生まれ、つま先部のASICS GRIP(アシックスグリップ)で、強い蹴り出しをサポートしてくれます。
シューズの特性としては、ソーティーマジックRP6にクッションを追加したようなタイプです。
アシックスのターサーRP2について、より詳しくは「アシックス ターサーRP2 レビュー!」の記事を参照してください。
第5位:アディダス アディゼロ タクミセン7
アディゼロ タクミセン7は薄底シューズの中でも根強い人気を誇るシリーズです。
Boost(ブースト)は前足部のあたりしか入っていないため、フォアフット着地が求められます。
アディダス アディゼロ タクミセン7について、より詳しくは「アディダス アディゼロシリーズ特徴まとめ」の記事を参照してください。
第4位:ニューバランス ハンゾーW
ハンゾーWはハンゾーSに代わるハンゾーシリーズの最上級モデルです。
ハンゾーRのV3と同じくREVLITE X(レブライトX)のミッドソールとDYNARIDE(ダイナライド)というグリップの良いアウトソールを搭載しています。
走り方としては、ミッドフットで着地し、ソールをしっかり屈曲させて前足部でグリップを効かせて地面を蹴るような感じがシューズの特性を生かせます。
ニューバランス ハンゾーWについて、より詳しくは「ニューバランス ハンゾー シリーズ スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。
第3位:デサント GENTEN-EL+(ゲンテン エリートプラス)
デサントの「GENTEN-EL+(ゲンテン エリートプラス)」は2019年に発売された GENTEN-ELのアップデートモデルです。
薄底でカーボンプレート入りのため、接地感は非常に硬めです。
前作よりはクッション性を増しましたが、ロードで使うにはやや厳しく、トラックの方が向いています。
アウトソールはグラフェンソールという強力グリップを搭載しているため、接地感の硬さが問題なければ蹴り出しの強いトラックランナーにはおすすめです。
GENTEN-EL+(ゲンテン エリートプラス) について、より詳しくは「デサント GENTEN-EL+レビュー!(ゲンテンエリートプラス)」の記事を参照してください。
第2位:ニューバランス フューエルセル5280
ニューバランスのフューエルセル5280は、超軽量なカーボン入りシューズです。
27cmで重さはわずか140gほどで、カーボンプレート入りシューズとしては最軽量です。
1マイルのような短い距離での高速レースを想定した、ハイレベルのランナーがハイスピードで走ることに特化したシューズです。
スパイクのようにロードを走れるというコンセプトから作られただけあって非常に軽くグリップが良いです。
世界選手権の女子1,500m金メダリストのジェニー・シンプソン選手や1,500m・3,000mの現日本記録保持者(2021年10月現在)の田中希実選手がこのシューズを履いていることで知られています。
なお、彼女らのような世界レベルの選手でもフルマラソンに使うのは難しく、1,500mくらいのトラックレースがおすすめです。
走力のあるランナーでないと履きこなすのは難しいかもしれませんが、反発性も高くスピードを出すにはおすすめなので1位としました。
ニューバランス フューエルセル5280について、より詳しくは「フューエルセル5280徹底レビュー!スペック・特徴・履き心地まとめ」の記事を参照してください。
第1位:アシックス ソーティーマジックRP6
ソーティーマジックRP6はソーティーマジックシリーズの中でも反発性を重視したモデルです。
RPはrepulsion(リパルジョン)の略で反発性を意味します。
高剛性トラスティック材PEBAXを中足部から前足部に配置しシューズを屈曲させないことで、シューズに反発性を持たせています。
さらにつま先部分のアウトソールには、ASICS GRIP(アシックスグリップ)と言われる高グリップ素材が使われています。
これらのことから、反発を使ってしっかり地面を蹴って走りたいエリートランナー向けシューズと言えます。
アシックス ソーティーマジックRP6について、より詳しくは「アシックス ソーティーマジックRP6 レビュー!」の記事を参照してください。
厚底レース用ランニングシューズ10選

フルマラソンではエリートランナーの着用も一般的になった厚底のレース用モデルです。
近年は練習でもこれらのシューズを履く人が多くなりましたが、本番で効果を感じるためにも練習では練習用シューズを履くことをおすすめします。
第10位:ミズノ ウェーブリベリオン
ウェーブリベリオンは履き心地の良さで定評のあるウェーブライダーを、レーシングモデルにアップデートしたような厚底シューズです。
他メーカーの厚底シューズと比べると走行感は硬めですが、その分反発が返って来るのが早いです。
さらに反発の返ってくるポイントが広く、どこで着地しても良い感じです。
カーボンプレート入りシューズは屈曲性がないため、着地のスイートスポットが狭い感じがありますが、ウェーブリベリオンはどこで着地してもしっかりしならせることができ、グリップも良いためしっかり蹴って進むことができます。
つまり厚底でありながら薄底的な使い方が有効です。
反発自体は他の厚底シューズより弱めなので、薄底シューズに慣れている人にこそ履いてもらいたいシューズです。
ウェーブリベリオンについて、より詳しくは「ミズノ ウェーブリベリオン スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第9位:アディダス アディゼロ プライムX
アディゼロ プライムXは、規格外のミッドソールの厚さを誇る高スペックシューズです。
ミッドソールは公認レースでの40mmの厚さ制限を大きく上回る50mmの厚さです。
さらに5本のエナジーバー「エナジーロッド」と、より地面に近い位置に「エナジーブレード」というフラットなプレートが入っており、反発性を高めています。
クッション性・反発性ともに高いシューズではありますが、最大の弱点は安定感のなさです。
私はこのシューズを履いてトラックで走っている時に、足を捻って捻挫しかけたことがあります。
硬い路面の方が安定するため、ロードの方が向いています。
私はロードでもうまく使いこなせませんでしたが、ウィーンマラソンで1位入線しながら失格になったデララ・フリサ選手が履いていたように、使える人が使えばそれほどの効果を発揮できるシューズです。
アディダスのアディゼロ プライムXについて、より詳しくは「アディダス アディゼロ プライムXスペック・特徴 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第8位:アシックス メタスピードエッジ
アシックスのメタスピードエッジは、ピッチ走法のランナー向けに作られた超軽量シューズ(27cm160g)です。
ミッドソールの厚さはかかとで29mm、つま先で21mmと、厚底というより中厚底レベルなので、クッション感がもう少し欲しい人にはメタスピードスカイの方が向いています。
しかし、薄底の代名詞「ソーティーマジック」シリーズ並みの軽量さが、このソールの厚みで実現できているので、薄底の進化系として、今まで薄底を履いていた人にこそおすすめしたいシューズです。
アシックスのメタスピードエッジについて、より詳しくは「アシックス メタスピードエッジ使用レビュー!そのスペックと特徴とは?」の記事を参照してください。
第7位:ホカオネオネ カーボンX3
ホカオネオネのカーボンX3はフルマラソンからウルトラマラソンまで想定したレーシングシューズです。
反発性は高くないため、ハーフまでの短い距離にはあまりおすすめしません。
逆にウルトラマラソン向けのシューズとしては1位と言って良いでしょう。
かかと着地の安定感が非常に高い構造となっており、ヒールストライカーにおすすめのシューズです。
ホカオネオネのカーボンX3について、より詳しくは「ホカオネオネ カーボンX3 レビュー!」の記事を参照してください。
第6位:ホカオネオネ ロケットX
ロケットXはスピードモデルである「カーボンロケット」と長距離モデルである「カーボンX」の名前を受け継いだホカオネオネの最上級モデルです。
レーシングモデルとしてはしっかりヒールカウンターが入っており、かかとから着地しても安定感があります。
反発感はカーボンX2より高く、フル以上の距離でより適性を発揮するカーボンX2とは逆に、フルまでの距離が適性です。
エリート向けモデルと思われていますが、むしろ初心者・中級者のレース用におすすめです。
ホカオネオネのロケットXについて、より詳しくは「ホカオネオネ ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ」の記事を参照してください。
第5位:ニューバランス フューエルセルRCエリートV2
ニューバランスのフューエルセルRCエリートV2は、柔らかく反発性の強いフューエルセル素材をミッドソールに持ち、カーボンプレートを内蔵したモデルです。
前作からわずか7ヶ月でV2が発売されましたが、大幅なアップグレードとなりました。
ミッドソールはかかとが39mm、つま先が31mmと、前作よりかかとで5mm、つま先で7mmと厚さを増し、よりクッション性と反発性に優れるモデルとなっています。
ニューバランスのフューエルセルRCエリートV2について、より詳しくは「ニューバランス フューエルセルRCエリートV2 スペック・特徴」の記事を参照してください。
第4位:ナイキ アルファフライネクスト%
アルファフライは個人的にはベストシューズですが、1位にしなかったのは履く人を選ぶシューズだからです。
エアポッドのついている前足部で着地できればすごい反発力を得られますが、かかとから着地してしまうとクッションが柔らかすぎるため、エネルギーが横ブレ・上ブレしてしまいます。
非常に不安定なシューズですが、その不安定さをうまく使えればこれほどのシューズは他にありません。
エアズームポッドのついている前足部でうまく着地できるランナーにはおすすめです。
また、フルマラソンで後半まで前足部着地というのは難しいものの、ハーフくらいまでなら前足部で着地できるランナーも多いのではないかと思います。
そのため、ハーフまでのレースという想定であれば文句なく1位のおすすめシューズです。
ナイキのアルファフライについて、より詳しくは「ナイキ エアズームアルファフライネクスト%徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第3位:アシックス メタスピードスカイ
メタスピードスカイはアシックス最上級のミッドソール「フライトフォームブラストターボ」を初搭載したシューズです。
反発性が非常に高く軽量でクッション性も高いのが特徴です。
ナイキのズームXと比べると反発性はやや劣ると思われますが、沈み込むような柔らかさはなく、それでいてクッション性は高い安定感のあるシューズです。
また、ナイキのシューズにはないライド感があり、中足部あたりで着地すると自然にカクッと前に足が出る感覚が味わえます。
アウトソールにもグリップの良いアシックスグリップが搭載され、地面を掴みやすいシューズです。
メタスピードスカイは、ナイキのズームXクッションが柔らかすぎて合わない方にかなりおすすめのシューズです。
アシックスのメタスピードスカイについて、より詳しくは「アシックス メタスピードスカイ使用レビュー!その特徴とスペックとは?」の記事を参照してください。
第2位:アディダス アディオスプロ2.0
アディオスプロ2.0は、前作も好評でしたが今作は大きく改良され、よりおすすめのモデルとなりました。
主な改良点は軽量化・アウトソールの耐久性UP、かかとのホールド感UPなどです。
大きな特徴は前作と同じく、足の指に沿った5本指カーボン「エナジーロッド」の存在です。
軽量で高反発なミッドソール素材「ライトストライクプロ」と合わさって推進力があります。
ナイキのズームXほどの反発性はないかもしれませんが、ライトストライクプロの方が安定性は高く扱いやすいシューズです。
5,000mレースのラストスパートのような爆発的なスピードを出したり、スピードの上げ下げをしたりといった走りには向いていませんが、安定して速いペースを刻んで走る時におすすめのシューズです。
アディダスのアディオスプロ2.0について、より詳しくは「アディオスプロ2.0 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第1位:ナイキ ヴェイパーフライ ネクスト%2
1位はナイキのヴェイパーフライ ネクスト%2です。
「2」より「初代」の方が軽量で良かったのですが、すでに初代モデルは買いづらくなっているため、「2」をランキングの対象としました。
アルファフライより反発性は劣るものの、軽量性と安定性はヴェイパーフライの方が高く、フルマラソンのレースではヴェイパーフライの方が速く走れる可能性が高いことや、より万人受けすることから上位としました。
ナイキのヴェイパーフライ ネクスト%2について、より詳しくは「ナイキ ズームXヴェイパーフライネクスト%2 徹底レビュー!前作との違いは?」の記事を参照してください。
まとめ
以上、2022年版のおすすめランニングシューズのまとめでしたが、ブランド別にまとめたページもありますのでよろしければ以下のリンクも参照してください。
ナイキズームランニングシューズ徹底レビュー!最新モデルを随時更新
ホカオネオネ ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ
ニューバランス フューエルセル シリーズ スペック・特徴まとめ