![ランニングシューズおすすめ・人気ランキング50選[2023年9月版]](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/5937CA2D-DF03-48AC-BB23-E389381D4A85.jpeg)
最新版のランニングシューズのおすすめ50選をご紹介します。
ランキングは5つのカテゴリー(用途)に分け、合計50モデルを選んでます。
カテゴリー分けは以下の5つで、同じシューズは被らないように50足選びました。
1.初心者用&ジョグ用(10選)
2.コスパ系練習用(5選)
3.トレーニング用(10選)
4.薄底レース用(10選)
5.厚底レース用(15選)
なお、同一カテゴリー内の同シリーズの代違いはどちらか一方をランキングの対象としています。(例:初心者用&ジョグ用のペガサス39か40はどちらか一方のみ対象とするなど)
また、ウェブで買おうとした時にそこまで苦労して探さないでも買えるくらい出回っているモデルを対象としています。(例:ヴェイパーフライ4%は除外とするなど)
ランキングは独断と偏見ではありますが、一般的におすすめかどうかという観点も含めて決めています。
初心者用・ジョグ用ランニングシューズ10選

ジョグ用のシューズはクッションが高いのは当然ですが、2通りのタイプがあります。
1つは柔らかさを追求したタイプで、もう1つは安定性を重視したタイプです。
柔らかいシューズは履き心地は良いのですが、不安定なために足首に負担がかかる場合や、着地時にかかとが内側に倒れ込み過ぎてしまうオーバープロネーションを助長してしまう可能性もあります。
安定性重視のシューズの場合はクッション性はありながらも硬さがあり、特にかかとが内側に倒れすぎない設計になっていたりします。
足首が柔らかい人や筋力があまりない人は、柔らかすぎるシューズだと足を痛める可能性があるので注意が必要です。
個人的には柔らかい方が好みですが、どちらのタイプもランキングしていますので、参考にしてください。
第10位:ホカ ボンダイ8
ボンダイ8はホカの中で最もクッション性に優れ、柔らかいモデルです。
ホカはほとんどのモデルが厚底でクッション性が高いのが特徴ですが、その中でも一番です。
ボンダイ8について、より詳しくは「ホカ ボンダイ8スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第9位:ナイキ リアクトXインフィニティラン4
ナイキ リアクトXインフィニティラン4は怪我ゼロを目指すというコンセプトで作られたシリーズの4代目モデルです。
今作は前作までのリアクトから、リアクトXという新しいミッドソールに変更され、反発性とクッション性が大きく上がりました。
リアクトインフィニティラン フライニット4について、より詳しくは「ナイキ リアクトXインフィニティラン4 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第8位:アディダス アディスターCS
アディスターCSはクッション系ランニングシューズであるアディスターの2代目モデルです。
モンスター級のクッション系シューズにありがちな柔らかさはありませんが、硬めの接地感で安定性のかなり高いシューズです。
クッションは欲しいけど柔らかい接地感が苦手な方に特におすすめです。
アディスターCSについて、より詳しくは「アディダス アディスターCS スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第7位:ニューバランス フレッシュフォームモアv4
ニューバランスのFresh Foam X More v4(フレッシュフォームモア)は、フレッシュフォーム史上最も厚く、最も柔らかいミッドソールをもつクッション系モデルです。
フレッシュフォームXは柔らかさとクッション性に振り切ったミッドソール素材ですが、クッション性に定評のあるフレッシュフォームX 1080と比べてもクッション性の高いモデルです。
ニューバランス フレッシュフォームモアv4 について、より詳しくは「ニューバランス フレッシュフォームモアv4 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第6位:アシックス ゲルカヤノ30
ゲルカヤノはアシックスで最もロングセラーの初心者向けランニングシューズのシリーズです。
重量はありますが、クッション性・安定性は抜群でオーバープロネーション対策もあります。
ゲルニンバス25と同じくフライトフォームブラストプラスエコのミッドソールが使われ、かなり柔らかさを感じるモデルとなりました。
ゲルニンバス25と比べると、ゲルカヤノ30の方が硬さと安定感のあるシューズで、より初心者向きです。
ゲルカヤノ30について、より詳しくは「アシックス ゲルカヤノ30 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第5位:ミズノ ウエーブライダー27
ミズノのウエーブライダーシリーズは、ミズノのランニングシューズの中で最も長く続くミズノのフラッグシップモデルです。
シリーズ27代目となるウエーブライダー27は、前作からはアッパーの変更を中心としたマイナーチェンジです。
派手な機能はありませんが、フィット感・ホールド感・安定感が高く初心者にも中上級者にも安心して履けるようなシューズです。
ウエーブライダー27について、より詳しくは「ミズノ ウエーブライダー27 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第4位:ナイキ ズームXインヴィンシブルラン フライニット3
ナイキのズームXインヴィンシブルラン フライニット3はリアクトインフィニティランと同じく怪我ゼロを目指すというコンセプトで作られたシューズの3代目モデルです。
リアクトインフィニティランとは対照的に柔らかさのみ追求したモデルで、全面に使われたズームXのふかふか感が感じられます。
しかし、ふかふか感は2代目よりなくなり、その分スピードを出しやすいモデルになりました。
ズームXインヴィンシブルラン フライニット3について、より詳しくは「ナイキ ズームXインヴィンシブルラン フライニット3徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第3位:ナイキ エアズームペガサス40
ペガサスシリーズはナイキのランニングシューズの中でも最も歴史が長く人気のあるシリーズです。
エアズームペガサス40は、ほぼアッパーのみの変更ですが、かなり足当たりは柔らかくなりました。
シリアスランナーにとってはペースの速めのジョグに向いているシューズです。
エアズームペガサス40について、より詳しくは「ナイキ エアズームペガサス40 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第2位:ホカ クリフトン9
クリフトン9はホカの代表的なモデルです。
ジョグに十分なクッション性もありますが、安定性があり、ある程度スピードを上げて走ることもできるため、使い勝手の良いシューズでもあります。
前作のクリフトン8から3mmミッドソールが厚くなりながら新しいミッドソールが搭載されたことで軽量化されるなど、大幅なアップデートがされました。
クリフトン9について、より詳しくは「ホカ クリフトン9 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第1位:アシックス ゲルニンバス25
「ニンバス」はラテン語で雲の意味で、雲のようなふわふわなイメージのシューズです。
その25代目は大幅なアップデートがされ、過去最高なのはもちろん他メーカー含めても最高レベルのフカフカなシューズとなりました。
ゲルカヤノのような安定感はありませんが、クッション感だけを求めるなら最高のシューズです。
ゲルニンバス25について、より詳しくは「アシックス ゲルニンバス25 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
コスパ系練習用ランニングシューズ5選

コスパ系の定義として「12,000円を切って買えること」を条件とし、部活生が毎日のトレーニングに使うようなスピードも出しやすい軽量モデルを中心に選んでいます。
金額については定価ではなく時価で考えるため、発売から時間が経過することで安く購入できる場合は、よりコスパが良いと判断します。
また、コスパを重視したランキングのため、機能性を重視した練習用モデルは「トレーニング用」のランキングを参照してください。
第5位:アシックス エボライドスピード
アシックスのエボライドスピードは、定価は税込13,200円であるものの、12,000円以内で購入できる程度に実勢価格が下がってきています。
エボライドスピードはエボライド3ほどのコスパ感や軽量さやライド感はありませんが、その分クッション性や反発性があります。
エボライドスピードについて、より詳しくは「アシックス エボライドスピード スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第4位:ナイキ ライバルフライ3
ナイキのライバルフライ3はコスパの良さを売りにしています。
高価格が多いナイキの中でスペック的には普通ですが、ミッドソールの厚さのわりに軽量で耐久性も良いシューズです。
ナイキを履きたいけど、多くの機能より価格の安いトレーニングモデルを探している人におすすめです。
ライバルフライ3について、より詳しくは「ナイキ ズームライバルフライ3徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第3位:アディダス アディゼロRC5
アディダスのアディゼロRC5は、アディゼロジャパン7とミッドソールの厚さは同じながら、接地感はより硬めでクセのないシューズです。
スピード練習からロング走まで、幅広くトレーニングに使えるモデルです。
アディゼロRC5について、より詳しくは「アディダス アディゼロRC5 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第2位:アシックス ライトレーサー4
アシックスのライトレーサーシリーズは、昔から部活生に愛されているトレーニングモデルの代名詞です。
特筆すべき機能性があるわけではありませんが、耐久性が高く、クッション・反発性・軽量性のバランスが良いモデルです。
ライトレーサー4について、より詳しくは「アシックス ライトレーサー4 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第1位:アシックス ハイパースピード3
アシックスのハイパースピード3はコスパ系トレーニングシューズとして人気の高かったハイパースピードの3代目モデルです。
スペックは前作からアッパー程度のマイナーチェンジですが、価格は据え置きとコスパは変わりません。
使い勝手も似ているライトレーサーと甲乙つけがたいところですが、最新のテクノロジーを有し、上位モデルのメタスピードシリーズの練習用として使えそうなハイパースピードの方を上位としました。
ハイパースピード3について、より詳しくは「アシックス ハイパースピード3 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
トレーニング用ランニングシューズ10選

トレーニング用の定義としては、インターバルやペース走などのスピード練習からロング走、ジョグにいたるまであらゆる練習に対応にできることを想定しています。
中でも重視している点は順番に以下の3つです。
1.スピード練習に対応できる
2.耐久性がある
3.クッション性がある
コスパ系のトレーニング用ではなく、高パフォーマンスが期待できるスペック高めのモデルを想定しています。
第10位:アシックス ノヴァブラスト3
ノヴァブラスト3は、クッション性も高くトランポリンのような反発性が感じられるシューズです。
インターバルのような速いスピードを出しやすいわけではありませんが、ペース走などのある程度の一定スピードを持続しやすいシューズで、ジョグ用としても文句なしです。
ノヴァブラスト3について、より詳しくは「アシックス ノヴァブラスト3 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第9位:アシックス スーパーブラスト
アシックスのスーパーブラストは、ノヴァブラスト3を硬めにして沈み込み感を少なくし、反発性を高めたタイプのシューズです。
クッション性はノヴァブラスト3の方が高いですが、スピードはスーパーブラストの方が出しやすいです。
スーパーブラストについて、より詳しくは「アシックス スーパーブラスト スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第8位:アディダス アディゼロ ボストン12
前作と見た目は似ていますが、スペックは大きくアップデートされました。
新しく搭載されたミッドソール「ライトストライク2.0」の影響もあって足当たりはかなり柔らかくなりました。
前作は足裏は柔らかく感じるものの、接地感は硬めでした。
そのため、安定感は前作より落ちます。
しかし、反発性は上がり、軽くなったことによって、前作よりスピードを出しやすくなりました。
アディダスのアディゼロ ボストン12について、より詳しくは「アディダス アディゼロボストン12スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第7位:ホカ マッハ5
マッハ5はリンコン3と並んでホカの中でスピードを出しやすいモデルです。
ミッドソールは上下に分かれ、上側が柔らかく下側が硬いため、しっかり反発をもらいながら足当たりは柔らかいシューズです。
スピード練習モデルとしてはリンコン3の方が一般的ですが、マッハ5の方が反発性は高いです。
マッハ5について、より詳しくは「ホカ マッハ5 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第6位:ニューバランス フューエルセル スーパーコンプトレーナーV2
フューエルセル史上最高の厚さで設計され、最高のテクノロジーを詰め込んだ「ルールブレーカー」です。
40mmの厚さのあるミッドソールを持つスピードトレーニングモデルですが、厚さのわりに安定感があるのが特徴です。
スーパーコンプトレーナーV2について、より詳しくは「フューエルセル スーパーコンプトレーナーV2 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第5位:ホカ リンコン3
リンコンはホカの中でカーボンプレートの入っていないシューズとしては一番スピードを出しやすいシューズです。
見た目は重厚感がありますが、27cmで210gと、トレーニング用としては軽量です。
前作リンコン2も良いシューズでしたが、3は2より軽量化され、アウトソールの耐久性も上がったため、より良いトレーニングモデルとなりました。
リンコン3について、より詳しくは「ホカオネオネ リンコン3 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第4位:ニューバランス フューエルセル レベルV3
フューエルセルレベルV3は、非常に柔らかく、沈みこんで反発するシューズです。
そのぶん、やや不安定感はありますが、うまく使うと前への推進力につながります。
カーボンプレートは入っていないため、カーボンプレート入りシューズと比較すると、そこまでの反発力はありません。
しかし、ノンプレートシューズとしては最上級レベルの反発感があります。
フューエルセル レベルV3について、より詳しくは「ニューバランス フューエルセル レベルV3 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第3位:ナイキ ズームフライ5
ナイキのズームフライ5は、シリーズで初めてズームXが搭載されたカーボンプレート入りシューズです。
重量はありますが、反発性・クッション性・耐久性はどれも高く、トレーニング用として優秀なシューズです。
ズームフライ5について、より詳しくは「ナイキ ズームフライ5徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第2位:アディダス アディゼロ ジャパン8
スペックとしては、前作アディゼロジャパン7から軽量さはそのままに1mmソールが厚くなりました。
前作ではライトストライクだった部分がライトストライク2.0となり、足あたりが柔らかくなりました。
薄底感の残る中底という感じのシューズで、タクミセン9の練習用のような位置付けになったように思えます。
安定感という意味では前作の方がありましたが、スペックは確実にアップしており、かなりオールラウンドに使えるシューズです。
アディダスのアディゼロ ジャパン8について、より詳しくは「アディダス アディゼロジャパン8 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第1位:アシックス マジックスピード3
アシックスのマジックスピード3はメタスピードプラスシリーズの練習用モデルであり、レース用としても充分使えるモデルです。
前作もかなり人気の高いモデルでしたが、今作はさらにアップデートしながらも価格据え置きでおすすめのモデルになりました。
マジックスピード3について、より詳しくは「アシックス マジックスピード3徹底レビュー!」の記事を参照してください。
薄底レース用ランニングシューズ10選

近頃は人気の落ちた薄底レース用シューズのおすすめです。
シューズの位置付けは基本的にレース用ですが、フルマラソンには厚底を使うランナーもトラックレースや短い距離のレース、または練習には薄底も使うのがおすすめです。
厚底に頼るばかりでは脚力が衰えてしまうので、たまにはこういった薄底シューズも履くことをおすすめします。
また、薄底の定義ですが、ミッドソールの厚さ30mmを切るくらいの中底まで含んでいます。
第10位:ミズノ ウエーブデュエル3
ミズノのウエーブデュエル3は、ミッドソール25mm以内の正真正銘の薄底モデルです。
よく屈曲し、よく反発し、グリップ良くスピードを出しやすいモデルです。
その特徴から長距離のランナーより短距離のスプリンターに人気があります。
ミズノのウエーブデュエル3について、より詳しくは「ミズノ ウエーブデュエル3 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第9位:アシックス ターサージャパン
ターサージャパンは、2000年の発売からほとんど変わることなく販売されているメイドインジャパンのモデルです。
伝統的なSpEVA(スピーバ)というミッドソールなどから想像するより硬さを感じさせず、意外とクッション性を感じられるシューズです。
前足部はソールが薄いため、かかと部あたりで着地して自然な体重移動から前足部のデュオソールでしっかり地面を蹴って走る感じがおすすめです。
ターサージャパンについて、より詳しくは「アシックス ターサージャパン スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第8位:ミズノ ウエーブデュエルネオ2エリート
ミズノのウエーブデュエルネオ2エリートは、ミドルカットが特徴だったウエーブデュエルネオをトラックの公式レースでも使える25mm以内の厚さ規定に入れた薄底レーシングシューズです。
前作はトラックの公式レースでも使えるような設計ではあったものの、インソールの厚さまで考えると厚さ規定の25mmを上回ってしまっていました。
そのため、今作では基本設計はそのままに、トラックの公式レースで使える厚さになって、より軽量化を図ったアップデートが施されています。
しかし、スペックはほぼ同じながら、より軽量化されたネオ2(エリートではない方)の方が個人的にはおすすめです。
ミズノのウエーブデュエルネオ2エリートについて、より詳しくは「ミズノ ウエーブデュエルネオ2エリート&ネオ2 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第7位: ミズノ ウエーブデュエルネオ2
ミズノのウエーブデュエルネオ2は、ウエーブデュエルネオローをトラックの公式レースでも使える25mm以内の厚さ規定に入れた薄底レーシングシューズです。
前作はトラックの公式レースでも使えるような設計ではあったものの、インソールの厚さまで考えると厚さ規定の25mmを上回ってしまっていました。
そのため、今作では、基本設計はそのままに、トラックの公式レースで使える厚さになってより軽量化を図ったアップデートが施されています。
ネオ2エリートがミドルカットなのに対してネオ2はローカットです。
前作はローカットの方がヒールカウンターの関係で重かったのですが、今作はこちらの方がエリートより軽く、その他のスペックはほぼ変わらないため、ミドルカットが好みというのでなければネオ2の方がおすすめです。
ウエーブデュエルネオ2について、より詳しくは「ミズノ ウエーブデュエルネオ2エリート&ネオ2 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第6位:ニューバランス フューエルセル スーパーコンプペーサー
フューエルセルのスーパーコンプペーサーは薄底というより中底のレーシングモデルです。
フューエルセルというとモチモチした柔らかさが特徴ですが、このシューズはやや硬めです。
カーボンプレートが入っていることもあり、屈曲性があまりないため、厚底のようにシューズの反発を使って走る方法がおすすめです。
スーパーコンプペーサーについて、より詳しくは「フューエルセル スーパーコンプペーサー スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第5位:ナイキ ズームXストリークフライ
ストリークフライは薄底と言っていいかわからない中底の厚さのレーシングモデルです。
2023年の箱根駅伝でも3人ほど使用者もいたため、レース用として使えるのは確かです。
ただ、弾力性は強いながらも反発性は高くなく、自分にとってはトラックの練習用という位置づけのシューズです。
ストリークフライについて、より詳しくは「ナイキ ズームXストリークフライ徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第4位:アシックス ターサーRP3
アシックスのターサーRPシリーズはターサージール6の後継モデルです。
RPはrepulsion(リパルジョン)の略で反発性を意味します。
今作から導入されたフライトフォームブラストのミッドソールと立体的なシャンク「プロパルションプレート」により前作より反発性が高くなりました。
前作より2mmソールは厚くなりましたが走行感は薄底です。
ターサーRP3について、より詳しくは「アシックス ターサーRP3 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第3位:ミズノ ウエーブデュエルプロQTR
ミズノのウエーブデュエルプロQTRはかかとの着かない不思議な形状のシューズです。
最も厚い中足部は25mm以上ありそうですが、前足部24.5mm・かかと部23.5mmとトラックの800m以上の公認レースでも使える厚さです。
見た感じはかなり不安定そうですが、走る分には不安定さは感じられず、むしろ推進力は高いです。
ただし、かかとを着いてしまうとその推進力は得られないため、長くても10kmくらいまでが限界かと思います。
ミズノのウエーブデュエルプロQTRについて、より詳しくは「ミズノ ウエーブデュエルプロ&ウエーブデュエルプロ QTR スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第2位:ニューバランス フューエルセル5280 V2
ニューバランスのフューエルセル5280 V2は、超軽量なカーボン入りシューズです。
27cmで重さはわずか142gで、カーボンプレート入りシューズとしては最軽量です。
1マイルのような短い距離での高速レースを想定した、ハイレベルのランナーがハイスピードで走ることに特化したシューズです。
スパイクのようにロードを走れるというコンセプトから作られただけあって非常に軽くグリップが良いです。
田中希実選手がこのシューズの初代モデルを履いていることで知られています。(初代モデルとはアッパーが異なる程度です)
走力のあるランナーでないと履きこなすのは難しいかもしれませんが、反発性も高く短い距離でスピードを出すにはおすすめです。
ニューバランス フューエルセル5280 V2について、より詳しくは「ニューバランス フューエルセル5280 V2 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
ニューバランス公式オンラインストア
第1位:アシックス ソーティーマジックRP6
ソーティーマジックRP6はソーティーマジックシリーズの中でも反発性を重視したモデルです。
RPはrepulsion(リパルジョン)の略で反発性を意味します。
高剛性トラスティック材PEBAXを中足部から前足部に配置しシューズを屈曲させないことで、シューズに反発性を持たせています。
さらにつま先部分のアウトソールには、ASICS GRIP(アシックスグリップ)と言われる高グリップ素材が使われています。
これらのことから、反発を使ってしっかり地面を蹴って走りたいエリートランナー向けシューズと言えます。
アシックス ソーティーマジックRP6について、より詳しくは「アシックス ソーティーマジックRP6 レビュー!」の記事を参照してください。
厚底レース用ランニングシューズ15選

フルマラソンではエリートランナーの着用も一般的になった厚底のレース用モデルです。
近年は練習でもこれらのシューズを履く人が多くなりましたが、本番で効果を感じるためにも練習では練習用シューズを履くことをおすすめします。
第15位:ホカ カーボンX3
ホカのカーボンX3はフルマラソンからウルトラマラソンまで想定したレーシングシューズです。
反発性は高くないため、ハーフまでの短い距離にはあまりおすすめしません。
逆にウルトラマラソン向けのシューズとしては1位と言って良いでしょう。
かかと着地の安定感が非常に高い構造となっており、ヒールストライカーにおすすめのシューズです。
カーボンX3について、より詳しくは「ホカオネオネ カーボンX3 レビュー!」の記事を参照してください。
第14位:ホカ ロケットX2
ロケットX2は前作のロケットXから大幅な進化を遂げたホカの最上級モデルです。
このシューズ以前のホカのシューズは他のメーカーの厚底レーシングに比べて硬めで反発性も低めでした。
ロケットX2はそのイメージを一新するような、ある意味ホカらしくない柔らかさと反発性を持ったシューズです。
ようやく厚底レーシングらしいシューズがホカにも出て来たという感じですが、他メーカーに比べて優位な点が特にあるというほどではありません。
ロケットX2について、より詳しくは「ホカ ロケットX2 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第13位:アディダス アディゼロ タクミセン9
タクミ「セン」シリーズは薄底というイメージがあるかもしれませんが、タクミセン9は33mmの厚さのある中厚底シューズです。
位置づけ的にはフルマラソン向けのアディオスプロ3に対し、5〜10kmのロードレース向けです。
しかし、決してフルマラソンを走れないようなスペックではなく、スピードタイプのランナーならタクミセン9の方が速く走れるのではないかと思うほどです。
タクミセン9について、より詳しくは「アディダス アディゼロ タクミセン9 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第12位:プーマ ファストアールニトロ エリート
ファストアールニトロエリートは、ものすごく不安定そうな見た目とは反対に、かなり安定感の高いシューズです。
かかと部の接地感は硬いため、ヒールストライクでも全く不安定さはありません。
逆に前足部に使われているニトロエリートは柔らかいフォームです。
しかし、カーボンプレート(パワープレート)が地面に近い位置に入っているため、沈み込む感覚はありません。
シューズがほどよく屈曲すること、沈み込みすぎないミッドソール、グリップの良いアウトソールなどを考慮すると、押すよりも蹴る走りが向いているシューズです。
ファストアールニトロエリートについて、より詳しくは「プーマ ファストアールニトロ エリート スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第11位:プーマ ディヴィエイトニトロ エリート2
ディヴィエイトニトロエリート2はプーマで最上級モデルとされるファストアールニトロと双璧をなす厚底レーシングです。
シューズの反発性もファストアールニトロよりむしろ高く、足裏全体の面で押すような走り方であればファストアールニトロより速く走れます。
ファストアールニトロは推進力とライド感を生かして蹴って走るような走り方が向いており、どちらが良いとか悪いとかではなく、走り方によって合う方を選べば良いと思います。
ディヴィエイトニトロエリート2について、より詳しくは「プーマ ディヴィエイトニトロ エリート2 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第10位:ミズノ ウエーブリベリオンフラッシュ
ウエーブリベリオンフラッシュは、その上位モデルであるウエーブリベリオンプロと下位モデルであるウエーブリベリオンソニックとの中間モデルとして2023年1月20日に発売されたレーシングモデルです。
また、ウエーブリベリオンの実質的な2代目モデルです。
前作のウエーブリベリオンもそうでしたが、厚底レーシングシューズにしては接地感が硬めです。
前作と違ってミッドソールの下部が通常のミズノエナジーになったので、その点はなおさらです。
しかし、1mm厚くなったことが良いのか上部は変わらずミズノエナジーライトだからか、クッション性が落ちた感じはありません。
上位モデルのウエーブリベリオンプロも安定感はありますが、ウエーブリベリオンフラッシュは、さらに安定感が高いです。
一般的な厚底シューズと違って反発をもらって走るのではなく、薄底シューズのようにしっかりグリップさせて蹴って走ることで推進力を生むタイプです。
ウエーブリベリオンフラッシュについて、より詳しくは「ミズノ ウエーブリベリオンフラッシュ スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
第9位:サッカニー エンドルフィンプロ3
エンドルフィンプロ3は前作よりミッドソールが4mm増し、39.5mmとなりました。
それだけの厚さがありながら26.5cmで196gしか重さもありません。
そのクッション「PWRRUN PB(パワーランピービー)」の軽量さや柔らかさはナイキのズームXに似ています。
反発弾性はズームXより低く、クッション性にその柔らかさを使っていると思われます。
反発性もライド感もあるシューズですが、どちらも他メーカーの厚底レーシングに対して優位性は感じません。
そのため、短い距離でスピードを出すことに関しては勝てません。
しかし、クッション性に関しては一番と言っても過言ではありません。
ジョグシューズ並みのクッション性がありながら、これだけ軽量であるため、距離は長くなるほど威力を発揮しそうなシューズです。
エンドルフィンプロ3について、より詳しくは「サッカニー エンドルフィンプロ3 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第8位:アシックス メタスピードスカイ
メタスピードスカイはメタスピードスカイ+が発売された後も変わらず販売し続けている人気モデルです。
ピッチ型ランナー向けのメタスピードエッジに対し、ストライド型ランナー向けとされるシューズです。
メタスピードスカイについて、より詳しくは「アシックス メタスピードスカイ 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第7位:ニューバランス フューエルセルSCエリートV3
ニューバランスのフューエルセルSCエリートV3は、柔らかく反発性の強いフューエルセル素材をミッドソールに持ち、エナジーアークと呼ばれるカーボンプレートを内蔵したモデルです。
前作に当たるモデルはRCエリートV2ですが、大きく変わったのはカーボンプレートがエナジーアークになった点です。
これにより安定感がかなり上がり、もともと良かったクッション性はさらに良くなったようにも思います。
上位のシューズに比べ反発性は負けるかもしれませんが、クッション性は一番だと思います。
ニューバランスのフューエルセルSCエリートV3について、より詳しくは「ニューバランス フューエルセル スーパーコンプエリートV3 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第6位:ナイキ アルファフライネクスト%2
個人的には初代モデルよりだいぶ使えなくなってしまったと思えるシューズです。
エアポッドのある前足部で着地した時の反発感が前作より圧倒的に落ちました。
前足部自体が薄くなったこともありますが、エアポッドの下に入ったズームXが余計で、地面から直接来る反発感が薄くなった感じがします。
最後に後足部で着地した場合は前作より圧倒的に安定感が増しました。
前作では後足部で着地すると横ブレする感じがありましたが、今作は幅が広がったため安定感があります。
さらにドロップ差がついたことによりスムーズに体重移動させやすくもなりました。
デメリットは改善されたものの最大のメリットである圧倒的な反発感がなくなったシューズです。
フルマラソンを走る上では前足部で走り続けるのは難しいため、前作より走りやすくなったかもしれません。
しかし、安定感が欲しかったのでれば、ヴェイパーフライの方が35gほども軽量なためおすすめです。
ナイキのアルファフライネクスト%2について、より詳しくは「ナイキエアズーム アルファフライ ネクスト%2プロトタイプ 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第5位:アシックス メタスピードエッジ+
アシックスのメタスピードエッジ+は、ピッチ走法のランナー向けに作られたシューズです。
ミッドソールの厚さはかかとで33mm、つま先で25mmと、前作より4mmずつ厚くなりました。
そのぶん重くはなりましたが、間違いなく大きな進化を遂げたと思えるモデルです。
アシックスのメタスピードエッジ+について、より詳しくは「アシックス メタスピードエッジ+ 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第4位:アシックス メタスピードスカイ+
メタスピードスカイ+は反発性が非常に高くクッション性も高いのが特徴です。
ナイキのズームXと比べると反発性はやや劣ると思われますが、沈み込むような柔らかさはなく、それでいてクッション性は高い安定感のあるシューズです。
また、ナイキのシューズにはないライド感があり、中足部あたりで着地すると自然にカクッと前に足が出る感覚が味わえます。
オリジナルのメタスピードスカイより扱いは難しくなりましたが、使いこなせば速く走れるスペックを持ったシューズです。
アシックスのメタスピードスカイ+について、より詳しくは「アシックス メタスピードスカイ+徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第3位:ミズノ ウエーブリベリオンプロ
ウエーブリベリオンプロはミズノからようやく発売された本格的な厚底レーシングモデルです。
このシューズで初搭載されたミッドソールの「ミズノエナジーライトプラス」とスムーズスピードアシスト機能が合わさって、クッション性と推進性に非常に優れたモデルです。
フルマラソンを走るならば、中足部着地で走り、後半バテてきたところで後足部着地になったとしてもしっかり前へ進ませてくれそうです。
あまり遅いペースだと後ろに押し戻されてしまう感覚や上に跳ねてしまう感覚があるため、レースで使用するにはある程度のスピードが必要です。
ただ、しっかり前へ踏み込めるのであれば(後ろ重心にならなければ)キロ5分でも充分に使えるのではないかと私は思います。
他メーカーのエース級シューズと比べ、反発性は落ちますが、推進力やクッション性の総合力では一番ではないかと感じるため、むしろサブ4くらいまでカバーできると感じています。
ウエーブリベリオンプロについて、より詳しくは「ミズノ ウエーブリベリオンプロ 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第2位:ナイキ ヴェイパーフライ ネクスト%3
前作の2は文句なく1位と言えましたが、3はやや玄人向けのシューズになったため順位を下げました。
まだこのシューズでフルマラソンを走った人は少ないと思いますが、2の方がフルを速く走れる人は多いのではないかと思います。
ナイキのヴェイパーフライ ネクスト%3について、より詳しくは「ナイキ ズームX ヴェイパーフライネクスト%3 徹底レビュー!」の記事を参照してください。
第1位:アディダス アディオスプロ3
アディオスプロ3は、反発性・クッション性をともに高いレベルで併せ持つレーシングモデルです。
近年の世界のビッグレースではナイキより高い実績を残している上、個人的にも評価を上げているシューズのため、1位にジャンプアップしました。
大きな特徴は、足の指に沿った5本指カーボン「エナジーロッド」の存在で、前作では前足部だけでしたが今作ではフルレングスに搭載されました。
軽量で高反発なミッドソール素材「ライトストライクプロ」と合わさって推進力があります。
ナイキのズームXほどの反発性はないかもしれませんが、ライトストライクプロの方がクッション性や安定性は高く扱いやすいシューズです。
5,000mレースのラストスパートのような爆発的なスピードを出したり、スピードの上げ下げをしたりといった走りには向いていませんが、安定して速いペースを刻んで走る時におすすめのシューズです。
アディダスのアディオスプロ3について、より詳しくは「アディダス アディゼロ アディオスプロ3 スペック・特徴レビュー!」の記事を参照してください。
まとめ
以上、おすすめランニングシューズのまとめでしたが、ブランド別のまとめページは以下のリンクを参照してください。
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