アシックスのノヴァブラスト4は、2024年1月11日（木）より一般発売されました。
定価は税込で15,400円と前作の14,300円から1,100円高くなりましたが、前々作のノヴァブラスト2より2,200円安く、機能性のわりに安価です。
そのノヴァブラスト4について、主に前作のノヴァブラスト3やスーパーブラストと比べてどう違うかを中心に説明いたします。
ノヴァブラスト4 重さ
ASICS公式
27cmで250gと、前作より5gほど重くなりました。
ノヴァブラスト4 アッパー
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アッパーはエンジニアードウーヴンです。
前作のエンジニアードメッシュから素材も変わりました。
今作の方が柔らかく、前作の方が通気性が高いです。
ノヴァブラスト4 ミッドソール
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ミッドソール素材は前作のフライトフォームブラストプラスから、フライトフォームブラストプラスエコに変更されました。
通常のブラストプラスとブラストプラスエコとの違いは、リサイクル素材を約24%配合しているか否かという点です。
↑この白抜きの「FF Blast+」の表記はブラストプラスエコで
↑この黒字表記はブラストプラスです。（画像はノヴァブラスト3）
ノヴァブラスト4 アウトソール
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ノヴァブラストシリーズのアウトソールはみな、独特な形状をしています。
前足部の浮島の部分が沈んで反発するトランポリンのような役目を果たします。
その周りの溝の深さが、今作では前作より深くなりました。
左が前作のノヴァブラスト3、右が今作のノヴァブラスト4です。
ラバーの素材は耐摩耗性に優れたAHAR PLUS（エーハープラス）からAHAR LO（エーハーロー）に変わりました。
AHAR LO（エーハーロー）の方が柔らかく軽量で、AHAR PLUS（エーハープラス）の方が耐摩耗性に優れます。
また、ラバーにも溝が多くなっていますが、前作では雨で滑るという意見が多かったため、より滑りづらくしたようです。
ノヴァブラスト4 走行感
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ミッドソールを外側から触ると前作より柔らかく感じるものの、走ってみると硬くなったと感じます。
前作より沈み込みも少なくなったぶん、返ってくる反発が早くなったようなイメージです。
プレートが入っているわけではないので、強い反発性ではありませんが、トランポリンのように押してくれるようなバウンス感が味わえます。
用途としては、速めのジョグやロング走、ペース走などの一定スピードで走るスピードトレーニングまで幅広くカバーできます。
しかし、ゆっくり走ってもバウンス感とクッション性を感じられた前作と違い、今作では速いペースでないとバウンス感は弱めです。
ミッドソールが硬くなったことから、クッション性は弱くなったように思えるため、ジョグに使用する場合でも、ある程度の速さが必要です。
この感覚はスーパーブラストを初めて履いた時にも感じましたが、スーパーブラストとノヴァブラスト4を比較すると、スーパーブラストの方が硬めかつ反発性強めで、よりスピードを出しやすいタイプです。
硬さとスピードの出しやすさで比較すると、スーパーブラスト＞ノヴァブラスト4＞ノヴァブラスト3の順番です。
個人的には前作ノヴァブラスト3の方が好みのため、今回の変更は少し残念です。
ノヴァブラスト4 まとめ
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ノヴァブラスト4のスペックのまとめです。
・重さ:27cm 250g
・ミッドソール:フライトフォームブラストプラスエコ
・アッパー:エンジニアードウーヴン
・アウトソール:AHAR LO（エーハーロー）
ノヴァブラスト4の特徴のまとめです。
・前作より早く返ってくるトランポリンのようなバウンス感
・スピード対応レンジは広いが、速すぎるペースと遅すぎるペースはどちらも向かない
・スーパーブラストとノヴァブラスト3の中間的特徴
前作ノヴァブラスト3については「アシックス ノヴァブラスト3 スペック・特徴レビュー！」の記事を、その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー！スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。
