
アシックスのランニングシューズはTRAIL(トレイル)を除くと大別してPROTECT(プロテクト)・ENERGY(エナジー)・SPEED(スピード)の3種類があります。
さらに以下のようにそれぞれ2系統に分かれるため、合計6系統あります。
・STABILITY(安定した接地感)
・CUSHION(柔らかい接地感)
・SAVING(もっとラクにもっと長く)
・RETURN(いつもの道をはずませよう)
・RACING(スピードの追求)
・FAST(軽快な走りを)
それぞれの系統のシューズについて以下順に説明いたします。
かなりたくさんの種類がありますが、それぞれのシリーズのコンセプトの中で、どれが一番自分が求めるものに近いかを絞って見ていくと欲しいシューズを選びやすいです。
なお、2021年春に発売された「メタスピードスカイ」「マジックスピード」「ハイパースピード」「メタスピードエッジ」についてはこの分類には入らない新シリーズであり、名称がなさそうなため、仮にメタスピードシリーズとして扱います。
METASPEED(メタスピード)
「メタスピードスカイ」「メタスピードエッジ」「マジックスピード」「ハイパースピード」の4モデルに共通する文字は「スピード」ですが、アシックスの分類にはすでにスピードがあるため、ここでは仮にメタスピードシリーズとして紹介します。
メタスピードスカイ
27cmで199gです。
ソールの厚さはかかとで33mm、つま先で28mmです。
このシューズの一番の特徴は新しいミッドソールで、「フライトフォームブラストターボ」です。
このミッドソール素材は反発性が非常に高く、それでいて軽量なのが特徴です。
ナイキのヴェイパーフライ・アルファフライに使われているズームXよりは柔らかさはなく反発性は若干落ちます。
しかし、その分、沈み込みが少ないため、走りが安定します。
ヴェイパーフライやアルファフライは、かかと着地や足首の柔らかいランナーには向かない可能性もありますが、メタスピードスカイはそういうランナーほど履いてほしいシューズです。
ナイキの厚底シューズになくてメタスピードスカイにあるのはライド感とグリップ感です。
中足部あたりで着地するとよくわかるのですが、カクッと自然に前に倒れるように進む感覚がありますが、これがライド感です。
また、アシックスグリップというグリップ性の高いアウトソールが使われていることにより、薄底シューズのようなグリップ感があります。
メタスピードスカイについてより詳しくは「アシックス メタスピードスカイ使用レビュー!」の記事を参照してください。
メタスピードエッジ

27cmで160gです。
メタスピードエッジは、先行して発売されたストライド型シリアスランナー向けのメタスピードスカイに対してピッチ型のシリアスランナー向けのシューズです。
メタスピードエッジに使われている素材はメタスピードスカイと同じですが、ミッドソールを薄くしたことにより軽量化されています。
ミッドソールの厚さは男性用でかかとが29mm、つま先が21mmで、メタスピードスカイよりかかとが4mm、つま先が7mm薄くなっています。
メタスピードスカイと素材は同じとはいえ、走行感は全く異なります。
メタスピードスカイを履いた後に履くと、クッションと反発性には物足りなさを感じられると思います。
また、メタスピードスカイを履いて走った時に感じたライド感(力を入れなくても勝手に足を前に進める感じ)はありません。
その代わり、アシックスグリップのグリップ感はメタスピードエッジの方が有効です。
また、そこそこのミッドソールの厚さのわりに非常に軽量なため、ピッチ走法に向いているのは確かです。
メタスピードエッジは、メタスピードスカイと比べると機能的に劣るように思えてしまいますが、ソーティーマジックやターサーシリーズなどの薄底の進化系と考えた方が良いと思います。
メタスピードエッジについてより詳しくは「アシックス メタスピードエッジ使用レビュー!」の記事を参照してください。
マジックスピード
27cmで224gです。
ミッドソールはフライトフォームブラストです。
また、足の負担を少なくして前に進む「ガイドソールテクノロジー」も有しています。
これは、メタスピードシリーズ全てが持っている機能です。
中足部当たりで着地すると、自然と前に足を出してくれるようなライド感があります。
さらに前足部にはカーボンプレートが搭載されています。
アッパーは外側が「モノフィラメントエンジニアードメッシュ」、内側が「マルチフィラメントメッシュ」の2層です。
「モノフィラメント」とは単繊維の糸を意味していて、水はじきと通気性が良いのが特徴です。
その代わりに耐久性と肌触りは微妙なため、内側にマルチフィラメントメッシュを採用しています。
アウトソールには耐久性アップのためAHAR PLUS(エーハープラス)が使われています。
走行感はメタスピードスカイと共通部分が多いです。
ミッドソールは5mmも薄いため単純比較はできませんが、厚さが同じであればクッション性・反発性はそれ以上とも思えます。
その理由はおそらく反発性・クッション性は普通のブラストの方がターボより高いからなのではないかと思います。
反発力に関しては、厚さもあり軽量なメタスピードスカイには敵いませんが、アシックスのシューズの中では他には負けないレベルです。
マジックスピードについてより詳しくは「アシックス マジックスピード比較レビュー!」の記事を参照してください。
ハイパースピード
27cmで210gです。
シリーズの他のシューズと大きく違うのはミッドソールの素材で、通常のEVA(エチレンビニルアセテート)です。
カーボンプレートも入っていません。
ソール自体も薄く、反発性やクッション性を特に謳うシューズではありません。
トレーニング用として人気の高いライトレーサーシリーズと同様に、軽量で癖がなく安価で耐久性の高いシューズです。
ライトレーサーとの大きな違いは、ハイパースピードにはガイドソールテクノロジーがある点です。
ガイドソールのライド感はメタスピードスカイほどはありませんが、メタスピードスカイをレース用にするのであれば、薄底トレーニングモデルとしておすすめの1足です。
ハイパースピードについてより詳しくは「アシックス ハイパースピード比較レビュー!」の記事を参照してください。
メタスピードシリーズまとめ
メタスピードシリーズの各種モデルと向いている人・用途のまとめです。
ナイキの厚底では柔らかさが微妙だと感じる人のレース用
薄底感覚で走りたい人のレース用
メタスピードスカイをレース用にしたい人のスピードトレーニング用
コスパ系トレーニング用
メタスピードシリーズについて、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ 新スピードシリーズ4部作特徴まとめ」の記事を参照してください。
RACING(レーシング)
SPEED(スピード)は速く走ることに焦点を当てたモデルです。
その中でもRACING(レーシング)はいかに速く走るかということを突き詰めたコンセプトのモデルです。
RACING(レーシング)には「METARACER(メタレーサー)」「SORTIEMAGIC(ソーティーマジック)」「TARTHER(ターサー)」「LYTERACER(ライトレーサー)」の4種類のシリーズがあります。
それぞれのシリーズについての特徴を以下説明いたします。
メタレーサー
アシックスで初めてにして2021年3月現在で唯一のカーボンプレート入りシューズです。
クッション性・反発性でナイキの厚底にはかないませんが、フィット感・グリップ力・扱いやすさはメタレーサーの方が上です。
適度に硬さがあり、沈み込みの少ないミッドソールのため、足を速く回転させやすいシューズです。
上級者用モデルと思われていますが、意外と初級者・中級者レベルのランナーにも扱いやすいモデルです。
メタレーサーは、反発性より安定性を求めるピッチ走法のランナーに向いているシューズです。
ソーティーマジック
ソーティーと言えば薄底の代名詞です。
ソーティーマジックはアシックスで最も薄底でエリートランナー向けのレーシングシューズです。
ソーティーには以前ソーティージャパンという、ソーティーマジックより少しクッションのあるシリーズがありましたが、廃盤となってしまいました。
今はソーティーシリーズはソーティーマジックのみとなりましたが、ソーティーマジックにはより反発の強い「RP」と、より軽い「LT」の2つのシリーズがあります。
ソーティーマジックRP5
27cmで165gです。
ソーティーマジックRP5の「RP」はrepulsion(リパルジョン)の略で反発性を意味します。
これだけの軽量モデルのミッドソールはフライトフォームが使われていることが普通ですが、このシューズには反発性に優れるフライトフォームプロペルも併用されています。
また、シューズを屈曲させないためのシャンク(プレート)がしっかり入っていたり、つま先部分のグリップ力を上げるためにアシックスグリップという高グリップ素材が使われているのがLTシリーズと異なる点です。
ソーティーマジックRP5は反発を使ってしっかり蹴って進みたいエリートランナー向けシューズです。
ソーティーマジックRP6
26.5cmで145gと超軽量です。
しかも、より軽量とされるLTシリーズのLT2より軽量化されました。
今後、これを上回る軽量モデルがLTシリーズから発売される可能性はありますが、軽量さを理由にRP6でなくLT2を買うという選択肢は無くなりました。
軽量化された一番の要因はアッパーで、前作のジャガードメッシュからエンジニアードメッシュに変更になりました。
また、ヒールカップが前作から柔らかくなり、ここも軽量化されたポイントです。
そのため、ホールド感は前作の方が良いですが、内側に補強材が入っているため、全くホールド感がないわけではありません。
ミッドソール・アウトソールの変更はありません。
トラックの公式レースでも使用できる25mm以下の厚さの薄底シューズであるため、かなりの力がないと使いこなせないと思いますが、少なくとも前作RP5やLT2を使えていたランナーにはかなりおすすめです。
ソーティーマジックRP6について、より詳しくは「アシックス ソーティーマジックRP6 レビュー!」の記事を参照してください。
ソーティーマジックLT2
27cmで157gです。
ソーティーマジックLT2の「LT」はlightの略で軽量を意味しています。
薄底で軽量なソーティーマジックの中でも軽量なLTシリーズはアシックスのランニングシューズの中でも最軽量で、27cmで157gほどです。
RP5と違うのはミッドソール素材が全面フライトフォームであること、シャンクの入っている範囲が狭いため、やや屈曲すること、つま先部にアシックスグリップはついていないことです。
ソーティーマジックLT2は、反発をあまり使わず軽いシューズでピッチを速く回したい体重の軽いスピードランナーにおすすめのシューズです。
ターサー
TARTHER(ターサー)シリーズにはターサージールというモデルがあり、ナイキの厚底がブームとなる前は多くのシリアスランナーがレーシングシューズとして着用していました。
ところがターサージール6を最後にターサージールは廃盤となり、後継モデルとしてターサーエッジが発売されました。
しかし、ターサーエッジは以前ターサージールを使っていた人からすると全く違うシューズだという声もあったからなのか、ターサーエッジ2が発売されるタイミングで、ターサーRPという、よりターサージールに近い仕様の新モデルも発売されました。
これにより、ターサーシリーズは「加速力のターサーエッジ」と「反発力のターサーRP」という2つの軸として商品展開していくことになりました。
ターサーエッジ2
27cmで194gです。
ターサーエッジはターサージールの後継モデルという位置付けで発売されましたが、ターサージールのイメージで使いたい人にとってはクッション性が高くスピードを出しづらいシューズになってしまいました。
ターサーエッジ2ではアッパーが改良され、アダプトメッシュ2.0という硬めの素材になりました。
これにより初代ターサーエッジよりスピードは出しやすくなったと思います。
ターサーエッジ2は薄底を使いたいけど少しクッションが欲しいという人や、ソーティーマジックをレース用に履く人の練習用におすすめのシューズです。
ターサーエッジ3
26.5cmで205gです。
前作より10g以上重くなりました。
ミッドソールは2mm厚くなり、フライトフォームに変更されました。(前作はフライトフォームプロペル)
また、アウトソールも大きく変更されました。
前作はチップタイプのアウトソールでグリップが良いのが特徴でしたが、耐久性が低かったため、グリップ性はやや落ちるものの耐久性を上げたようなソールになりました。
ASICS公式
画像のように3種類のラバーソールが使われています。
つま先は強力グリップのアシックスグリップで、外側は耐久性重視のラバーです。
そして最も広範囲に使われているのが「3D TETRA SOLE」という新しい技術です。
これはテトラポッドのような形状のチップタイプで、グリップ性もよく耐久性も高いのが特徴です。
アウトソール全体としては前作の方がグリップ性は良く、今作の方が耐久性が高いという感じで、ミッドソールも厚く、シューズ自体も重くなった点を考慮してもターサーエッジ3はかつてのターサージールとは完全に別物と思った方が良いです。
ターサージールの軽量・薄底レーシングという系譜を受け継いでいるのはターサーRPです。
ターサーエッジ3はどちらかというとライトレーサー寄りのトレーニングモデルとして考えた方が良いと思います。
ターサーRP
27cmで186gです。
ターサーRPの形状はソーティーマジックRP5に似ています。
特にアウトソールの形状やプレートの入り方は一緒で、パワーで蹴って進むタイプのランナーに向いています。
廃盤となったターサージールにより近いのはターサーエッジよりターサーRPです。
ターサーRPは、ターサージールの後継モデルを探していた人やソーティーマジックRPを勝負用として使用する人の練習用に向いています。
ターサーRP2
26.5cmで170gです。
前作より5gほど軽量化されましたが、軽量化された一番の要因はアッパーで、ジャガードメッシュからエンジニアードメッシュに変更になりました。
前作の方がフィット感は良かったと思いますが、生地はより薄く、通気性が良くなったように思います。
ミッドソールとアウトソールは前作から変更はありません。
前作と同じく、中足部のデュオソールのあたりで着地し、つま先部分のアシックスグリップでしっかりと蹴って進むような走り方がおすすめです。
ターサーRP2について、より詳しくは「アシックス ターサーRP2 レビュー!」の記事を参照してください。
ライトレーサー
ライトレーサーは昔からあったシューズですが、以前のモデルは「TS」とか「RS」という記号がついていました。
TSはトレーニングスペック、RSはレーシングスペックの略ですが、2019年春夏モデルから記号がなくなり、新たなライトレーサーとして生まれ変わりました。
実質初代のライトレーサーは、ライトレーサーTS7に続く8代目のライトレーサーTS8のような位置付けのシューズです。
つまりライトレーサーはレーシングモデルに分類されながら、実質トレーニングモデルです。
前述のソーティーマジックやターサーシリーズをレース用として使用するのであれば、練習用にクッション性と耐久性を加えたライトレーサーはおすすめです。
2021年3月現在は生まれ変わってから3代目のライトレーサー3が発売されていますが、1代前のライトレーサー2から解説いたします。
ライトレーサー2
27cmで232gです。
ソーティーマジックやターサーシリーズと比較すると重量はあります。
ライトレーサー2に特筆すべき機能性はありません。
しかし、部活生のトレーニングを想定して作られたというだけあって耐久性は抜群です。
アッパーはパフプリントという樹脂コーティングになっています。
このハフプリントは通気性はそれほど良くはありませんが、サイドの安定感・ホールド感が増し、耐久性を高めています。
ミッドソールは反発性に優れるフライトフォームプロペルです。
アウトソールは、デュオソールに着想を得た新しい意匠のラバー製です。
デュオソールほどではありませんが、しっかりしたグリップ感があります。
ライトレーサー2は練習でそこそこの薄底を履きたい人の中で、機能性よりコスパを求める中・上級者向けです。
ライトレーサー3
27cmで228gです。
ライトレーサー2からはマイナーチェンジで、アッパーはより耐久性を重視した物に変わりましたが、それ以外は違いが良くわかりません。
ライトレーサー3が発売されたことでライトレーサー2がより安く買えるケースが多いため、セールのライトレーサー2を狙った方が良いのではないかと思います。
ライトレーサー3は前作と同じく、練習でそこそこの薄底を履きたい人の中で、機能性よりコスパを求める中・上級者向けです。
レーシングシリーズまとめ
レーシングシリーズの各種モデルと向いている人・用途のまとめです。
反発性より安定性を求めるピッチ走法のランナー
反発を使ってしっかり蹴って進みたいエリートランナー
RP5とLT2のいいとこ取り
反発をあまり使わず軽いシューズでピッチを速く回したい体重の軽いスピードランナー
薄底を使いたいけど少しクッションが欲しいという人や、ソーティーマジックをレース用に履くランナー
練習でそこそこの薄底を履きたい人の中で、ライトレーサーより機能性を求める人
ターサージールの後継モデルを探していた人やソーティーマジックRP5を勝負用として使用する人の練習用
ターサージールの後継モデルを探していた人やソーティーマジックRP6を勝負用として使用する人の練習用
練習でそこそこの薄底を履きたい人の中で、機能性よりコスパを求める人
レーシングシリーズについて、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ レーシングシリーズ4部作特徴まとめ」の記事を参照してください。
FAST(ファスト)
SPEED(スピード)は速く走ることに焦点を当てたモデルです。
その中でFAST(ファスト)シリーズは、RACING(レーシング)シリーズよりは劣るもののスピードを出すことに長けたシューズのシリーズです。
FAST(ファスト)シリーズには「GEL-DS TRAINER(ゲルDSトレーナー)」「GEL-FEATHER GLIDE(ゲルフェザーグライド)」「DYNAFLYTE(ダイナフライト)」「GEL-NOOSA(ゲルヌーサ)」「HEATRACER(ヒートレーサー)」の5種類があります。
それぞれのシリーズについての特徴を以下説明いたします。
ゲルDSトレーナー26
27cmで225gです。
ミッドソールはフライトフォームで軽量化していますが、かかとにはGEL(ゲル)が入っているため、かかと部のクッション性は高いです。
また、ミッドソールの内側にはオーバープロネーション防止のためのDUOMAXテクノロジーが使われています。
ファストシリーズというサブ3〜4向けのスピードタイプながら、オーバープロネーション対策を施しているのは珍しいシューズです。
ゲルDSトレーナー26は、オーバープロネーション気味ながらスピードは出して走りたいランナー向けシューズです。
ゲルフェザーグライド5
26.5gで245gです。
シューズの名前にもあるフェザー(羽根)のような柔らかさを感じるシューズです。
アッパーはダブルラッセルメッシュという徹底的にソフトフィールを追求した素材です。
ミッドソールは弾力に富んだフライトフォームプロペルで、かかと部外側にはfuze GEL(フューズゲル)という通常のGELより大幅に軽量化されたクッション材が使われています。
ゲルフェザーグライド5は、ある程度スピードは出して走りたいもののシューズに柔らかさを求めるランナーにおすすめです。
ダイナフライト4
27cmで241gです。
ミッドソールはフライトフォームでかかと部にはGELが内蔵されています。
アッパーはアダプトメッシュが使われ、フィット感を高めています。
特にこれといった特徴もないシューズですが、ファストシリーズの中では最もサポート性が高くバランスのいい、癖のないシューズです。
ダイナフライト4は、スピードを出して走りたいもののフィット感・サポート性も求めるランナーにおすすめのシューズです。
ゲルヌーサTRI12
27cmで249gです。
商品名に「TRI(トライ)」がつくように、ゲルヌーサトライ12はトライアスロン用のシューズです。
シューズを簡単に履くことができるよう、かかとにはプルタグ、シューレースは結ぶ必要のないクイックトランジットシューレースが使われています。
また、通気性や水抜けの良さを追求した仕様になっていて、通常のランニングに使用もできますが、基本的にトライアスロン専用シューズと思って良いでしょう。
ゲルヌーサTRI13
ASICS公式
シューズの重量は27cmで223gです。
一言でいうとエボライド2のトライアスロン版です。
ミッドソールは軽量なフライトフォームで、その形状などもエボライド2とほぼ同じです。
主にエボライド2と違う点は、①かかとにプルタグがついている点、②トライアスロン用のクイックシューレースがついている点(普通のシューレースもあり)、③素足で履けるアッパーの柔らかさがあるという3つです。
価格はエボライド2より高めですが、重量はゲルヌーサ13の方が軽いため、エボライド2よりむしろスピード練習向けです。
つまり前作まではトライアスロン専用といったイメージでしたが、ゲルヌーサ13は普通にランニング用、しかもスピード練習にも使えるモデルとなりました。
ASICS公式
ヒートレーサー2
26cmで218gです。
ヒートレーサーはファストシリーズの中で最も速く走ることに適したモデルです。
位置付けは廃盤となったライトレーサーRSの後継版です。
ライトレーサーにはTS(トレーニングスペック)とRS(レーシングスペック)が以前はありましたが、それぞれライトレーサーTS7・ライトレーサーRS7を最後に廃盤となりました。
ライトレーサーTS7の方は、TSもRSもつかない新しい「ライトレーサー」に引き継がれましたが、ライトレーサーRS7はヒートレーサーに引き継がれました。
ヒートレーサー2はかつてのライトレーサーRSシリーズを好んで使用していたスピードランナーにおすすめです。
ファストシリーズまとめ
ファストシリーズの各種モデルと向いている人・用途のまとめです。
スピードは出したいが、オーバープロネーション気味の中級ランナー
スピードは出したいが、シューズに柔らかさを求めたい中級ランナー
スピードは出したいが、サポート性もほしい中級ランナー
トライアスロン用
トライアスロン用・スピード練習用
ライトレーサーRSシリーズの後継モデルを探しているランナー・薄底を履きたいけどレーシングモデルよりはクッションが欲しいランナー
ファストシリーズについて、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ ファストシリーズ5部作特徴まとめ」の記事を参照してください。
SAVING(セービング)
ENERGY(エナジー)は、走る時のエネルギーに焦点を当てたシリーズです。
その中でSAVING(セービング)シリーズは、エネルギーをなるべく使わず楽に走るという走行効率を追求するモデルです。
ENERGY SAVING SERIES(エナジーセービングシリーズ)に分類されるのは「METARIDE(メタライド)」「GLIDERIDE(グライドライド)」「EVORIDE(エボライド)」の3種類があり、通称ライドシリーズと言われています。
それぞれのシリーズについての特徴を、以下説明いたします。
メタライド
27cmで289gです。
シリーズで最初に発売されたモデルにして当時アシックス最高額のモデルです。
ただ、最高額ではあるものの速く走れるシューズではありません。
対象者はフルマラソン5時間から完走レベルです。
ライドシリーズには共通して、足の負担を少なくして前に進むガイドソールテクノロジーがあります。
これは弓形のソールデザインにより、着地した足が前に転がるように足を進ませてくれる仕組みです。
このガイドソールテクノロジーが最も強いモデルがメタライドです。
弓形になっているためシューズを水平に置いた時の接地部分が少ないことと、つま先とかかとのドロップ差がないというのが大きな特徴です。
これらのコンセプトや構造から、メタライドはかかと着地の初心者ランナーがなるべく楽に長く走ることにのみ特化した用途と言えます。
グライドライド2
27cm285gです。
グライドライド2の対象者はフルマラソン4時間〜5時間レベルで、メタライドより少し上です。
重量はメタライドと同じくらいですが、違うのは、ドロップ差が5mmある点です。
5mmのドロップ差は決して大きくはありませんが、全くないメタライドとはやはり感覚が異なります。
勝手に転がされるような感覚のあるメタライドに対し、グライドライドは転がるような感覚です。
わかりにくい例えかもしれませんが、「転がされる」と「転がる」という違いです。
メタライドは初心者にのみおすすめでしたが、グライドライドは中上級者にとっても長く走るのには有効です。
エボライド2
27cmで232gです。
エボライド2の対象者はフルマラソン3時間〜4時間レベルです。
メタライドやグライドライド2と比べるとかなり重量は軽く、ゲルは入っていません。
ドロップ差はグライドライド2と同じく5mmです。
ライドシリーズの中では重量がかなり軽い分、中上級者にも使えるモデルですが、定価が税抜1万円という安さもシリーズ3作の中で圧倒的です。
また、「メタレーサー」をレース用に用いるのであれば、作りも似ているため、練習用に相性が良いモデルです。
セービングシリーズまとめ
セービングシリーズの各種モデルと向いている人・用途のまとめです。
なるべく楽に長く走りたいかかと着地の初心者ランナー
なるべく楽に長く走りたい中級者ランナー
メタレーサーをレース用に使うランナーの練習用
セービング(ライド)シリーズについて、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ ライドシリーズ3部作特徴まとめ」の記事を参照してください。
RETURN(リターン)
ENERGY(エナジー)は、走る時のエネルギーに焦点を当てたシリーズです。
その中でRETURN(リターン)シリーズは、着地時や蹴り出し時のエネルギーに着目し、地面から受けるエネルギーを最大化させることに焦点をあてて開発されたモデルです。
「NOVABLAST(ノヴァブラスト)」「DYNABLAST(ダイナブラスト)」「ROADBLAST(ロードブラスト)」「VERSABLAST(ヴァーサブラスト)」の4つのモデルがありますが、シューズ名の最後にブラストとつくようにブラストビヨンドシリーズとも呼ばれています。
以下、このエナジーリターン(ブラストビヨンド)シリーズ4モデルについての特徴を説明いたします。
ノヴァブラスト
27cmで261gです。
ノヴァブラストのアウトソールはこのように特徴的な形状をしています。
これはブラストビヨンドシリーズ全てに共通している形状ですが、これがミッドソールの「FLYTEFOAM BLAST(フライトフォームブラスト)」と並ぶ、このシリーズの反発性の秘密です。
中央部のくぼみが弾む感覚を与えてくれます。
踏み込んだ瞬間に変形し、復元しようとする力で反発を与えてくれるイメージです。
カーボンプレートの強い反発とは違って、足に優しい「弾む」反発といった感じです。
最後に使用シーンですが、反発性はあるとは言え、速く走るためのシューズではなく、ラクに長く走るための反発性のため、ジョグが最適です。
ノヴァブラスト2
27cmで280gと前作から重くなりましたが、納得のアップグレードです。
まず、アッパーはエンジニアードメッシュに変更になりました。
ミッドソールの素材はフライトフォームブラストで変更はありませんが、厚みは2mm増し、前足部は22mm・後足部は30mmとなりました。
フライトフォームブラストは反発性とクッション性に富んだ柔らかいミッドソールですが、その柔らかさから前作は不安定さも指摘されたりしました。
今作では2mm厚くなったことにより、前作より不安定になりそうなイメージですが、かかとがせり出し気味になり、むしろ安定感を増しました。
当然クッション性も反発性も前作より上がっており、重くはなったものの前作より楽にスピードを出しやすく維持しやすいシューズです。
もう少しスピードを出したいのであればダイナブラスト2が、もっと安定感が欲しいのであればゲルカヤノ28がおすすめです。
ノヴァブラスト2について、より詳しくは「アシックス ノヴァブラスト2レビュー!」の記事を参照してください。
ダイナブラスト
27cmで249gです。
ダイナブラストはノヴァブラストよりトレーニングに適したモデルです。
アウトソールの形状はノヴァブラストと全く同じです。
また、ミッドソールにフライトフォームブラストという素材が使われている点も同じですが、ダイナブラストの方がノヴァブラストより薄いです。
履き心地はノヴァブラストに近いですが、ダイナブラストの方が軽量かつミッドソールが薄く沈み込みが少ないため、スピードを出しやすいタイプです。
とは言え、がっつりしたスピード練習に履くようなシューズではなく、やや速めのジョグとかテンポ走に向いているようなシューズです。
ダイナブラスト2
27cmで252gです。
前作とは3g差ですので、ほぼ誤差の範囲です。
前作から変更されたのは点はアッパーとミッドソールのドロップ差です。
前作もアッパーはニットでしたが、補強が減って軽量化された感があります。
ミッドソールの厚さはかかとが24mm、前足部が16mmでドロップ差は8mmになりました。
前作は12mmだったため、大きな変更点です。
前作はドロップ差しかわからないため推測ですが、前足部が厚くなり、かかと部が薄くなることでドロップ差が縮まったように思います。
ミッドソールの素材自体はフライトフォームブラストで変更はありません。
ドロップ差8mmというのはノヴァブラスト2と同じで、ノヴァブラスト2より前足部も後足部も6mm薄い設計です。
そのため、クッション性や反発性はいずれもノヴァブラスト2に劣りますが、ダイナブラスト2の方が軽量なためにスピードは出しやすいです。
とはいえ、インターバルのようなスピードを出しやすいシューズではなく、前作と同じく速めのジョグやテンポ走向けです。
ロードブラスト
27cmで247gです。
ロードブラストはランニングだけでなく、ジムやフィットネスでも使え、カジュアルユースもできるというコンセプトのシューズです。
ミッドソールにはアンプリフォームが基本に使われ、フライトフォームブラストはかかと部分のみ使用されています。
アンプリフォームは軽量感はありますが、特に反発性・クッション性に優れるわけではなく、おそらくコスト削減のために使われています。
そのためランニング「にも」使えるモデルではありますが、ジムやフィットネスに使うレベルのシューズです。
ブラストビヨンドシリーズの入門編として使うのはありですが、本格的なランニングに向いたシューズではありません。
ヴァーサブラスト
27cmで207gです。
ヴァーサブラストもロードブラストと同じく、ジムやフィットネス、カジュアルユースもできるというコンセプトのシューズです。
シリーズ最軽量のモデルですが、ミッドソールにはおそらくランニング用ではないスポンジソールが使われており、ランニング用にはおすすめできません。
価格は安いのとアウトソールは他のブラストビヨンドシリーズと同じため、カジュアルユースでトランポリン感覚を味わいたい人にならおすすめできるシューズです。
リターンシリーズまとめ
リターン(ブラストビヨンド)シリーズの各種モデルと向いている人・用途のまとめです。
ロングジョグ
速めのジョグや軽いテンポ走
ランニングよりジムやフィットネス
カジュアルユース
リターン(ブラストビヨンド)シリーズについて重さやスペックなど、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ ブラストビヨンドシリーズ4部作特徴まとめ」の記事を参照してください。
STABILITY(スタビリティー)
PROTECT(プロテクト)は初心者・初級者に向けたシリーズですが、その中でSTABILITY(スタビリティー)は安定した接地感に着目したシリーズです。
以下、このSTABILITY(スタビリティー)シリーズに該当する「GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)」「GT-2000」「GT-1000」についての特徴を説明いたします。
ゲルカヤノ27
27cmで309gです。
ゲルカヤノシリーズと言えばアシックスの中でも最も有名なランニングシューズと言っても過言ではありません。
これからランニングを始めるという初心者が最初に買うシューズとしてナイキのズームストラクチャー・ペガサスシリーズとともにおすすめされるシューズです。
特にかかと部のゲルの量とクッション性はアシックスのランニングシューズの中でも抜群です。
さらにオーバープロネーション対策としてダイナミックデュオマックスも搭載されています。
これは外側より内側のクッションを硬くすることでかかとが内側に倒れ込むのを防ぐ仕組みです。
ヒールカウンターもかなりしっかりしており、かかとのホールド感が欲しい人にも向いています。
ゲルカヤノは決して柔らかいクッションではありませんがクッション性は抜群で、安定性はアシックス最高レベルのシューズです。
ゲルカヤノ28
シューズの重量は27cmで310gです。
ゲルカヤノ27から28の最大の変更点はミッドソールに新しく搭載されたフライトフォームブラストです。
前作では上層部分にフライトフォームプロペル、下層部分にフライトフォームが搭載されていましたが、ゲルカヤノ28では上層部分がフライトフォームブラストに変更されました。(下層部分はフライトフォームのまま)
フライトフォームブラストは、ノヴァブラストを代表とするブラストビヨンドシリーズやマジックスピードなどにも搭載されていて、フライトフォームプロペルより反発性に富んでいます。
ゲルカヤノ28では、フライトフォームブラストが搭載されることによって反発性が増し、スピードは以前より出しやすくなったと言えますが、そこまで反発性が高くスピードが出せるようになったわけではありません。
しかし、足当たりはかなり柔らかくなりました。
ゲルカヤノはサポート性も高いのが特徴ですが、そのために硬さもあるシューズでした。
それが今作ではサポート性は変わらずに、足当たりはかなり柔らかくなった感じです。
オーバープロネーション防止のダイナミックデュオマックスの機能はそのままあります。
前作では外付だったヒールカウンターやトラスティックは、内蔵されて今作でも搭載されています。
ゲルカヤノ28について、より詳しくは「アシックス ゲルカヤノ28レビュー!」の記事を参照してください。
GT-2000 9
27cmで281gです。
GT-2000のクッション性はゲルカヤノほどありませんが、ゲルカヤノより軽量でスピードは出しやすいです。
ゲルカヤノと同じくオーバープロネーション対策のダイナミックデュオマックスが搭載されています。
シューズのねじれ対策のトラスティックも入ってますが、ゲルカヤノほどは大きくありません。
また、アウトソールはスムーズに体重移動できるようなガイダンスラインがあり、スムーズな足運びをサポートします。
GT-2000はゲルカヤノのサポート性を弱めてスピードを出しやすくしたようなシューズです。
GT-2000 10
シューズの重量は27cmで280gと、前作とほぼ同じです。
ミッドソールはフライトフォームとフライトフォームプロペルの2層に変更になりました。
ゲルは前足部とかかと部の両方に入っています。
その点はゲルカヤノと同じですが、かかとのゲルの量はGT-2000の方が少ないです。
そのためクッション性はゲルカヤノほどありませんがGT-2000の方が軽量でスピードは出しやすいシューズです。
前作はオーバープロネーション対策のDYNAMIC DUOMAX(ダイナミックデュオマックス)とシューズのねじれ対策のトラスティックも搭載されていましたが、今作はそれがなくなり、両方の機能を持つ「ライトトラス」という新機能が搭載されました。
GT-2000はゲルカヤノのサポート性を弱めてスピードを出しやすくしたようなシューズです。
前作と比べても、重さは変わらずフライトフォームプロペルが搭載されたことによりスピードを出しやすくなりました。(とは言え、基本的にサポート>スピードです)
GT-2000 10について、より詳しくは「アシックス GT-2000 10 レビュー!」の記事を参照してください。
GT-1000 10
GT-2000はゲルカヤノよりサポートが弱めでスピードを出しやすいタイプですが、GT-1000はGT-2000よりサポート性が弱めです。
オーバープロネーション対策としてデュオマックス機能はありますが、ゲルカヤノやGT-2000のダイナミックデュオマックスほどサポート機能はありません。
かかとにゲルが入っている点はGT-2000と一緒ですが、前足部にも内蔵されているGT-2000と違ってGT-1000は入っていません。
さらにGT-2000にあったアウトソールのトラスティックはなく、同じようなガイダンスラインはありますが全体的にフラットです。
GT-1000はサポート性の機能はスタビリティーシリーズの中では最も少ないですが、その分だけスピードは出しやすく価格も安いシューズです。
スタビリティーシリーズまとめ
スタビリティーシリーズの各種モデルと向いている人・用途のまとめです。
オーバープロネーション気味の初級者、またはこれからランニングを始める初心者用
オーバープロネーション気味であるが、ゲルカヤノよりもう一段上のスピードを出したい初級者・中級者用
ややオーバープロネーションではあるものの、そこそこのスピードで走りたい中級者用
スタビリティーシリーズについて、より詳しくは「アシックス ランニングシューズ スタビリティーシリーズ3部作特徴まとめ」の記事を参照してください。
CUSHION(クッション)
PROTECT(プロテクト)は初心者・初級者に向けたシリーズですが、その中でCUSHION(クッション)は柔らかい接地感をコンセプトにしたシリーズです。
以下、このCUSHION(クッション)シリーズの「GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)」「GEL-CUMULUS(ゲルキュムラス)」の特徴を説明いたします。
ゲルニンバス23
27cmで310gです。
アシックスの初心用シューズとしてはゲルカヤノが圧倒的に有名ですが、ゲルニンバスも入門シューズとして双璧をなすシューズです。
ゲルカヤノがオーバープロネーションのランナー向けなら、ゲルニンバスはニュートラルかアンダープロネーション向けです。
ニンバスは「雲」を意味していますが、雲のようなフワフワ感を感じられるシューズです。
クッションだけでなくアッパーも柔らかさにこだわって作られています。
ゲルカヤノはオーバープロネーション対策もあって硬さがありますが、より柔らかい方が良い初心者にはゲルニンバスの方がおすすめです。
ゲルニンバス24
27cmで290gです。
前作より20gも軽量化されました。
アシックスでは、このシューズで初めてフライトフォームブラストプラスというミッドソールが搭載されました。
前作のゲルニンバス23にはフライトフォームプロペルというミッドソールが使われていましたが、このプロペルよりも反発性があり、なおかつ軽いのが特徴です。
前作も雲を思わせるふかふかのクッションでしたが、ゲルニンバス24はそれを上回るクッションがありながら軽量です。
とは言え、それほど速いスピードを出せるようなシューズではなく、ゲルカヤノやGT-2000のようなオーバープロネーション対策機能があるわけではないため、シリアスランナーならジョグ用、初心者・初級者ランナーならオーバープロネーションではなく柔らかいクッションが好きな方向けです。
ゲルニンバス24についてより詳しくは「アシックス ゲルニンバス24 レビュー!」の記事を参照してください。
ゲルキュムラス21
キュムラスもニンバスと同じく「雲」を表すように、コンセプトも似ています。
雲のような柔らかいクッション性のあるシューズで、ゲルニンバスと同じくニュートラルかアンダープロネーション向けです。
ゲルニンバスに比べるとゲルキュムラスの方がライトかつクッション感はやや弱めです。
クッションシリーズまとめ
クッションシリーズの各種モデルと向いている人・用途のまとめです。
オーバープロネーションではなく、より柔らかいクッション性を求める初心者
オーバープロネーションではなく、柔らかいクッション性とある程度の軽量さを求める初心者
まとめ
以上、アシックスのランニングシューズをシリーズごとに紹介しましたが、人気のナイキにはない良さもたくさんあります。
それぞれの特徴をシューズ選びの参考にしていただけたらと思います。
また、他メーカーのランニングシューズについてもまとめてますのでよろしければ下記の記事も参照してください。
ホカオネオネ ランニングシューズ一覧!おすすめと選び方まとめ