ナイキ ズームXインヴィンシブルラン フライニット3徹底レビュー!
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ナイキのズームXインヴィンシブルラン フライニット3は、2023年1月26日からナイキメンバーで先行発売(一般発売は2月2日)されたインヴィンシブルランの3代目モデルです。

正式名称は「ズームXインヴィンシブルラン フライニット3」ですが、ナイキの公式サイトでさえ「インヴィンシブル3」と、その長過ぎる名称を略しています。

価格は前作から変わらず税込22,000円と高めですが、スペックや履き心地などがどう変わったかについて以下、説明いたします。

インヴィンシブルラン フライニット3 重さ

26.5cmで283gです。

こちらは前作の2ですが、3g重くなっています。

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インヴィンシブルラン フライニット3 アッパー

商品名にもある通り、アッパー素材は当然フライニットです。

とはいえ、前作もそうでしたが伸縮性のあるタイプではありません。

また、拡大してみるとわかりやすいですが、フライワイヤーと呼ばれるクリップ型のワイヤーがしっかり入っています。

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インヴィンシブルラン フライニット3 ミッドソール

ミッドソールはもちろんズームXです。

ズームエアやプレートはなく、全面的にズームXです。

厚さは見た目にはよくわかりませんが、1mm厚くなったようです。(39mm→40mm)

また、デザインは大きく変わり、前作まであった凹凸がなくなりました。

今作のほうが見た目はズームXらしい感じがします。(前作は見た目がリアクトっぽい)

インヴィンシブルラン フライニット3 アウトソール

ほぼ全体にラバーが貼られています。

完全にフラットで全面にラバーが貼られていた前作(右)と違い、溝が一ヶ所できました。

ソールのデザインも異なります。

グリップ感もだいぶ変わったように思います。(詳しくは走行感の章参照)

インヴィンシブルラン フライニット3 かかと周り

ここも大きく変わっています。

かかと周りもシュータンも前作より薄くなっています。

かかと周りをすっぽり包んでくれていた前作と異なり、シュッとした分だけ抜け感が気になるようになりました。

履き口自体は狭くはないため、シューレースをキツめに結んでも抜け感があります。

抜け感が気になる方は、最も甲に近い側のシューホールにまでシューレースを通した方が良いでしょう。

インヴィンシブルラン フライニット3 走行感

かかと周りが大きく変わったことによって、足入れ感はかなり変わりました。

前作は肉厚な足首周りが足首をしっかりホールドしてくれる感じがしましたが、今作にはそれがなく、かかとが浮いてしまう感じがします。

アウトソールのグリップ感は前作も今作も非常に高いです。

ただ、前作はしっかりグリップはするものの吸着感が強く、地面からの足離れが悪い感じがしましたが、今作ではそこまでの感じはなくなりました。

ミッドソールは1mm厚くなったこともあり、クッション性が増したかと思いきや、逆に前作よりなくなったように感じます。

前作とはズームXの密度を変更しているようで、前作よりも硬さを感じます。

そのぶん、前へ進む推進力は上がったように思います。

以上はほぼ前作との比較ですが、クッション性に関しては前作より落ちたとはいえナイキの中で一番のクッション性です。

また、硬くなったと言っても同タイプのリアクトインフィニティ3と比べるとかなり柔らかめです。

前作がかなりのクッションタイプだっただけに初心者にはかえって柔らかすぎて使いにくかったのかもしれません。

前作は上級者ランナー向けのプレミアクッションシューズだったのに対し、今作は初心者がレースにも使えるようなシューズです。

個人的にはプレミアクッションがこのシューズの好きだった点なので、残念なアップデートに思います。

ただ、見た目的にはボテっとした前作よりシュッとした今作の方が好きです。

まとめ

まずは基本スペックのまとめです。

ズームXインヴィンシブルランフライニット3の基本スペック

重さ:26.5cm 283g
アッパー:フライニット
ミッドソール:ズームX
ズームエア:なし

その他の特徴や個人的感想です。

ズームXインヴィンシブルランフライニット3の特徴

・ナイキ随一のふかふかクッションながら、前作よりは硬め
・足首周りが広めで、かかとの抜け感がある
・前作より推進力高めでスピードは出しやすい

その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。

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