アシックス ゲルニンバス24 レビュー!前作との違いは?
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アシックスにはPROTECT(プロテクト)という初心者・初級者に向けたランニングシューズのシリーズがありますが、ゲルニンバスはその中でCUSHION(クッション)のカテゴリーに属するシリーズです。

2022年2月10日に発売されたゲルニンバス24は、そのクッションシリーズの代表的モデルですが、前作のゲルニンバス23と比べてどう変わったかを中心に説明いたします。

ゲルニンバス24 重さ

ASICS公式

27cmで290gです。

前作より20gも軽量化されました。

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ゲルニンバス24 アッパー

ASICS公式

前作と同じくエンジニアードメッシュです。

ASICS公式

シュータンは少し変わり、ニットになりました。

前作より厚みはなくなり、長くなり、足に吸い付くようなフィット感になりました。

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ゲルニンバス24 ミッドソール

ASICS公式

最も大きな変更点はミッドソールです。

フライトフォームブラストプラス(FF BLAST PLUS)という新しいミッドソールが搭載されました。

このシューズが発売される前のアシックスのミッドソール「フライトフォーム」は、軽量な普通のフライトフォーム、フライトフォームより反発とクッションはあるが重いフライトフォームプロペル、さらにプロペルより反発とクッションがあるが重いフライトフォームブラスト、最上級のメタスピードスカイ・エッジに搭載されたフライトフォームブラストターボの4種類がありました。

新しいフライトフォームブラストプラスは少なくともフライトフォームプロペルより軽く、反発性があるとHPに記載されています。

では普通のブラストと比べるとどうかという点ですが、これはブラストのミッドソールを売りにしている「ノヴァブラスト2」と比較して反発性は低そうなので、軽い代わりに反発性はそこまでではないのかなという気がします。(ただ、ミッドソールの厚みやゲルなど他の判断材料もあるので半分推測です)

ASICS公式

前作のゲルニンバス23は上図のようにフライトフォームプロペルを基本とし、かかと上部は間にゲルを挟んでフライトフォームでした。

これが今作では、フライトフォーム部分はそのままに基本がフライトフォームブラストプラスになりました。

さらにかかと部分が少しせり出し、安定感が増しています。

また、ミッドソールのクッション感が高くなったからかゲルは減少しています。

これは上の図ではわかりにくいですが、かかと側から見るとわかります。

ASICS公式

まずは今作のゲルニンバス24です。

ASICS公式

こちらは前作のゲルニンバス23です。

ゲルニンバス24 アウトソール

ASICS公式

アウトソールは前作と同じく、屈曲させやすい横の溝が多いタイプです。

見た目は前作と似ていますが、中足部の仕様が異なります。

ASICS公式

前作では外についていたトラスティック(ねじれ防止のための硬いプレート)が内蔵されました。

ゲルニンバス24 レビュー

ASICS公式

ニンバスはラテン語で雲を意味しますが、雲のようなふかふかクッションを売りにしたのがゲルニンバスです。

前作のゲルニンバス23もクッション性はかなり良いシューズでしたが、今作はそれを上回るふかふかさがありながら前作より軽量さを感じます。

中足部の内側にはトラスティックが入っていますが、その硬さは感じられません。

同じく初心者向けのゲルカヤノやGT-2000などのスタビリティーモデルは内側を硬くすることによりオーバープロネーションを防止する効果があります。

しかし、ゲルニンバス24にはそういう機能がないぶん柔らかさを感じます。

柔らかいクッションが好き、かつオーバープロネーションでなければ上級者でもジョグ用におすすめのモデルです。

また、かかと部分にはゲルも入っており、少し後ろにせり出し気味になったこともあって、かかと着地の安定感は抜群です。

まとめ

ゲルニンバス24の基本スペックのまとめです。

ゲルニンバス24 の基本スペック

・重さ:27cm290g
・アッパー:エンジニアードメッシュ
・ミッドソール:フライトフォームブラストプラス+フライトフォーム+ゲル

ゲルニンバス24の特徴のまとめです。

ゲルニンバス24 の特徴

・雲のような柔らかいクッション
・初心者用ながらオーバープロネーション対策はない
・かかと着地がおすすめ

その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。

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