![サッカニー エンドルフィンプロ3 徹底レビュー!](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2023/02/215F49AC-62BC-468C-91B2-B295034B3BCB.jpeg)
サッカニーのエンドルフィンプロ3は、2022年8月2日に発売された厚底レーシングモデルです。
前作のエンドルフィンプロ2から大幅なアップデートとなりましたが、その変更点や履き心地などを説明いたします。
なお、価格は26,400円(税込)と、前作まで2万円以内で買えた(エンドルフィンプロ1も2も19,800円)コスパ感はなくなりました。
エンドルフィンプロ3 重さ
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26.5cmで196gです。
前作は同サイズで203gでした。
ミッドソールの厚さが4mm増したことを考慮すると、驚きの軽量化です。
他メーカーと比較しても、39.5mmの厚さのシューズの中では最軽量です。
エンドルフィンプロ3 アッパー
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アッパーは非常に通気性の良いエンジニアードメッシュです。
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シュータンまでペラペラで、大きな穴が3つ開いており、通気性が抜群過ぎて冬に履くのはためらわれるレベルです。
エンドルフィンプロ3 ミッドソール
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ミッドソールの素材はPWRRUN PB(パワーランピービー)で、カーボンプレートが入っています。
PWRRUN PBはサッカニー最上位のミッドソールで、軽量で柔らかく反発性が強いのが特徴です。
厚みは前作より4mm増し、39.5mmとなりました。
これは公認レースで使える40mm以内の厚さギリギリで、アルファフライ2やアディオスプロ3と同じです。
エンドルフィンプロ3 アウトソール
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ここも軽量化されたポイントですが、2mm薄くなり1mmソールとなりました。
それでいてラバー面積は広いため、耐久性はある程度ありそうです。
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また、中足部は軽量化のために大きく三角に空いていて、向こう側に見えるのがカーボンプレートです。
前足部にも縦に空洞部分がありますが、「speed roll tecnology」(スピードロールテクノロジー)という文字が見えます。
これは着地から蹴り出しまでの動きを効率よく推進力にするテクノロジーで、いわゆるロッカー機能とかライド感の良さを謳ったものです。
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つま先の上がった形が自然なライド感を与えてくれます。
エンドルフィンプロ3 かかと周り
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前作のエンドルフィンプロ2はヒールカウンターかなく、かかとがふにゃふにゃしてましたが、今作はやや硬くなりました。
ただ、前作もホールド感は決して悪くなく、今作は高さもあることから、レーシングモデルとしてはむしろホールド感は高く感じます。
エンドルフィンプロ3 走行感
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前作のクッションはヴェイパーフライのズームXに似ていると評しましたが、今作もまたそう感じます。
アディダスのライトストライクプロやアシックスのFFブラストターボと比べて柔らかめです。
そうなると不安定感が気になるところですが、意外に安定感があります。
軽量さや柔らかさはズームXに似ているものの、反発弾性はズームXより低く、クッション性にその柔らかさを使っているためと思われます。
スピードロールテクノロジーについては正直そこまで強くないです。
アシックスのメタスピードスカイやミズノのウエーブリベリオンプロのライド感より弱いです。
反発性もライド感もあるシューズですが、どちらも他メーカーの厚底レーシングに対して優位性は感じません。
そのため、短い距離でスピードを出すことに関しては勝てません。
しかし、クッション性に関しては一番と言っても過言ではありません。
ジョグシューズ並みのクッション性がありながら、これだけ軽量であるため、距離は長くなるほど威力を発揮しそうなシューズです。
まとめ
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エンドルフィンプロ3のスペックや特徴をまとめると以下の通りです。
・重さ:26.5cm196g
・ミッドソール:PWRRUN PB(パワーランピービー)+カーボンプレート
・39.5mmの厚さのシューズの中で最軽量
・厚さのわりに安定感があり、クッション性抜群
・フルマラソンなどの長距離向き
なお、前作エンドルフィンプロ2や他メーカーのシューズレビューについては以下の記事を参照してください。
ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ
アディダス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ
アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ
ミズノ ランニングシューズ徹底レビュー! スペック・特徴まとめ
ニューバランス ランニングシューズ徹底レビュー! スペック・特徴まとめ
プーマ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ