![ナイキズームスピードレーサー6徹底レビュー!](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2019/03/07C4864A-F42A-4CC8-993B-4954DD81CF20.jpeg)
ナイキの薄底レーシングシューズと言えばズームストリークが有名ですが、私がおすすめするのは日本企画のズームスピードレーサーです。
以下、ズームストリークと比較しながらズームスピードレーサー6のスペックや特徴を解説いたします。(※すでに廃盤となったモデルです)
ズームスピードレーサー6 重さ
![ズームスピードレーサー6](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2018/10/2D8502C6-7D9B-4CE0-9866-C1E2D69FD523-300x261.jpeg)
ズームスピードレーサー6は26.5cmで178gと、軽さが魅力の薄底シューズです。
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こちらが薄底のライバルとも言えるズームストリーク6です。
重量は全く一緒ですが、スピードレーサーの方がミッドソールが薄く、アッパーが厚いというのが特徴です。
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なお、ズームストリークは7も出ており、こちらはアッパーの編み目(通気の穴)が小さくなったため重量が増しています。
つまり、最新モデルの比較ではスピードレーサーの方が軽量です。
ズームスピードレーサー6 アッパー
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アッパーはエンジニアードメッシュです。
スピードレーサーは6以降しばらく新モデルが発売されていませんが、これが発売されたころのナイキはこういう普通のメッシュのアッパーがほとんどでした。
ズームスピードレーサー6 ミッドソール
ミッドソールは伝統的なファイロン です。
ファイロンはクッション性は高くありませんが、反発性の高い素材です。
スピードレーサーはかなり薄底であることもあってクッション性はより低いですが、反発性のあるシューズです。
また、反発を生むズームエアは後足部に入っています。
こういう素軽いタイプは前足部に入っている方がいい気がしますが、前は薄過ぎて入れられないのかもしれません。
なお、ズームストリークもミッドソールはファイロン、後足部にズームエアです。
ズームスピードレーサー6 アウトソール
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アウトソールの特徴は前足部についているデュオソール(ブツブツしたやつ)です。
最近はデュオソール付きのランニングシューズ自体が少なくなっていますが、これがあることでグリップ感が高くなるのは明らかです。
私がズームストリークよりズームスピードレーサーを推す一番のポイントはこの点です。
デュオソールの欠点としては摩耗しやすいところで、300kmが寿命の目安です。
ズームスピードレーサー6 サイズ感
サイズ感としては他のナイキのランニングシューズと同等か気持ち小さめといったところです。
ズームスピードレーサー6 使用レビュー
グリップ感の良さではおそらくナイキ最高レベルのシューズです。
前足部で着地し、地面の反発をフルに使ってぐいぐいストライドを伸ばすような力強い走りをする瞬発系スピードタイプのランナーに向いています。
同じ軽量タイプのズームストリークが中足部・後足部着地で足を置く走りが得意なランナー向けであるのと対照的です。
クッション性はないため、このシューズでフルマラソンを走るにはかなりの熟練度が必要です。
私も以前はスピードレーサーでフルマラソンを走っていましたが、スピードが出る代わりに足へのダメージが大きい諸刃の剣でした。
今考えるとフルマラソンではそこまでのスピードは必要ないため、もう少しクッション性のあるシューズの方が向いていたと思います。
スピードレーサーが一番向いている舞台はトラックのレースや練習です。
ロードでもスピードを要する5kmや10kmには向いていますが、足への負担もかかるため、レース以外で多用するのは避けた方が無難です。
まとめ
まずは基本スペックのまとめです。
重さ:26.5cm 178g
アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:ファイロン
ズームエア:後足部
その他の特徴や個人的意見です。
・クッション性は低いが反発性は高い
・デュオソールのグリップ感が良い
・瞬発系スピードタイプランナー向け
最近は厚底ばかりが注目され、こういった薄底シューズは新作が出てきません。
しかし、少なくともトラックには使いやすいシューズなので、新作が出ることを期待しています。
※残念ながら廃盤となりました。
その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。