アシックス メタスピードエッジパリ 徹底レビュー!
スポンサーリンク

アシックスのメタスピードエッジパリは、メタスピードスカイパリと同じく2024年3月11日に先行発売され、3月21日に一般発売となりました。

価格は27,500円と、前作にあたるメタスピードエッジプラスから据え置きとなりましたが、スペックは大きくグレードアップしました。

ここではメタスピードエッジプラスやメタスピードスカイパリと比較しながら、メタスピードエッジパリについてのスペックや特徴を説明いたします。

メタスピードエッジパリ 重さ

26cmで174gです。

アシックスのサイトでは27cmで約185gと記載されていましたが、個体差はあれど相当軽いです。

しかし、もっと驚いたのはメタスピードスカイパリで、こちらはなんと26cm166gでした。

アシックスのサイトでは、スカイパリも約185gとのことでしたが、私が購入した個体では8gの差でスカイパリに軽さの軍配が上がりました。

なお、メタスピードエッジ+は26cmで197g

メタスピードスカイ+は26cmで190gだったため、いずれにしろ+シリーズと比べてかなり軽量になってます。

スポンサーリンク

メタスピードエッジパリ アッパー

アッパーはモーションラップアッパー2.0です。

前作(右)はモーションラップアッパーでした。

今作はモーションラップアッパー2.0と、名称は似ているので同じような素材かと思いましたが、かなり違います。

モーションラップアッパーは、エンジニアードメッシュにウーヴン素材を混ぜ込んだもので、+シリーズではウーヴン感がかなりありましたが、モーションラップアッパー2.0ではウーヴン感が薄くなりました。

見た目的にも感触的にも普通のエンジニアードメッシュに思えます。

また、通気穴が肉眼でわかるレベルになりました。

これにより通気性が8%向上したようです。

スポンサーリンク

メタスピードエッジパリ ミッドソール

ミッドソールはフライトフォームブラストターボプラスという新しい素材が使われました。

名称がかなり長いので、FFターボプラスと略されることが多いようです。

これまでのメタスピードシリーズはFFターボでしたが、今回はプラスです。

FFターボプラスはFFターボに比べて8.0%軽量化され、8.2%反発性が増し、6.0%クッション性が増しています。

ASICS公式

また、カーボンプレートはV字形状に入っています。

前足部はより地面に近い位置に入っているため、スカイパリより接地感が硬く、反発が返ってくるのが早いです。

さらに、ソールの厚さは前足部が34.5mm、後足部が39.5mmなのはスカイパリと同じですが、つま先の上がり方が違います。

並べて見ても違いがわかりにくいですが、左がスカイパリ、右がエッジパリです。

ASICS公式

イメージ的にはこんな感じです。

なお、前作エッジプラスの厚さは前足部が31mm、後足部が39mmだったので、前足部が3.5mm、後足部が0.5mm厚くなりました。

メタスピードエッジパリ アウトソール

黒い部分がグリップ性の高いアシックスグリップです。

エッジプラス(右)からややラバー面積が変更されています。

こちらはスカイパリ(右)との比較です。

上から見たらそっくりの見た目ですが、アウトソールのラバーの色が違います。

また、ラバーの貼られてる位置も前足部外側と後足部外側が若干異なります。

メタスピードエッジパリ サイズ感

サイズ感は前作や他のアシックスのシューズと比べて、やや小さめに感じました。

アシックスのシューズはすべて26cm、ナイキぼシューズはすべて26.5cmで持っていますが、ナイキと同じ26.5cmで良かったかなと思います。

メタスピードエッジパリ 走行感

走行感は初代のエッジやエッジ+とは全く異なり、ナイキのヴェイパーフライ2に似ています。

ミッドソールはかなり柔らかくなり、ナイキのズームXに似た感じになりました。

しかし、ズームXほどの沈み込みはありません。

その分、ズームXより反発性はやや落ちる気はしますが、反発のレスポンスはFFターボプラスの方が早いです。

さらに、この見た目でこの軽量さを考えると、ズームXよりFFブラストターボの方が軽いのではないかと思います。

走り方はピッチ走法向けということですが、自然とピッチが上がるため、ピッチを上げたいストライド走法の方にもおすすめです。

中足部から前足部に体重移動しようとすると、「コロン」というより「カクン」と前に速く進ませてくれるようなライド感が強いです。

着地位置はどこでも問題ないですが、ライド感を味わうためにも前足部より中足部・後足部で着地した方がむしろ良さそうです。

足当たりは柔らかいのに前足部に乗り込んだ際はしっかりと地面の硬さが感じられ、力を入れなくても自然と前に足を運んでくれる感じです。

スカイパリと比べると使い方は万人向けで、どちらか迷っているのであればエッジパリの方がおすすめです。

個人的にも、初代メタスピードはスカイ、プラスシリーズもスカイの方が好みでしたが、パリシリーズはエッジの方が好みです。

なお、エッジパリをヴェイパーフライ2に似ていると前述しましたが、スカイパリはヴェイパーフライ3に似ていると思います。

メタスピードエッジパリ まとめ

まずは基本スペックのまとめです。

メタスピードエッジパリのスペック

・重さ:26cm174g
・アッパー:モーションラップ2.0
・ミッドソール:フライトフォームブラストターボプラス+カーボンプレート(V字形状)
・アウトソール:アシックスグリップ
・厚さ:後足部39.5mm、前足部34.5mm

その他の特徴や個人的感想です。

メタスピードエッジパリの特徴

・ヴェイパーフライ2に似た履き心地
・自然に足を運んでくれるライド感がかなり強い
・ピッチを上げたいストライド走法の方にもおすすめ

メタスピードスカイパリについて、詳しくは「アシックス メタスピードスカイパリ 徹底レビュー!」の記事を参照してください。

その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。

スポンサーリンク