アルファフライが向いてる人の3つの特徴と履きこなす3つのコツとは?

ナイキ最上級のランニングシューズと言っていいズームアルファフライ ネクスト%ですが、履きこなすのは少し難しく、向き不向きがあったり、履きこなすコツが必要だったりするシューズです。

まずは、そもそもアルファフライが向いていないのはこんなタイプのランナーです。

アルファフライが向いていない人

・足首の柔らかい人
・筋力のない人
・ピッチ走法の人

反対に向いているのはこんな人です。

アルファフライが向いている人

・足首の固い人
・筋力のある人
・ストライド走法の人

また、履きこなすコツはこんな感じです。

アルファフライを履きこなすコツ

・前足部で着地する
・速いスピードを維持する
・接地時間を短くする

そして、アルファフライを履きこなすための最もおすすめの方法がこちらです。

アルファフライを履きこなす、最もおすすめの方法

・ズームテンポで練習する

順に解説いたします。

アルファフライの向き・不向きポイント①足首の固さ

足首が固いというと悪いイメージがあるかもしれませんが、実はそうでもありません。

例えば短距離の桐生祥秀選手は足首がかなり固いと言われているように、足首の固い人ほど反発力を上手く使うことができたりします。

アルファフライの特徴の一つに、かかと部分のクッションの柔らかさがあります。

そのため、足首が柔らかい人ほどクッションを感じてエネルギーが横ブレ・上ブレしてしまう可能性があります。

それに対して、足首が固い人はアルファフライの反発力を前への推進力に使用しやすいと言えます。


アルファフライの向き・不向きポイント②筋力の有無

理由としては足首の固さと似ていますが、筋力がない人はアルファフライの反発力が生かしづらく、クッション性の高さばかりを感じてしまうでしょう。

しかし、アルファフライは安定性がないクッションのため、前へ進ませようとしても筋力がないとエネルギーが横ブレしてしまいます。

アルファフライの特徴である不安定さを武器にするのではなく、安定させることに力を使ってしまいかねません。

アルファフライは確かにクッションは良いのですが、筋力のない人が履いてしまうと故障につながるリスクもあります。

しっかり反発を使うことのできる筋力を持った人が履くのがおすすめです。

アルファフライの向き・不向きポイント③走法

走法としてはピッチ走法よりストライド走法が向いています。

アルファフライはかなりの厚底であるが故に薄底のシューズはもちろん、ヴェイパーフライよりもピッチを回しにくいのです。

反発力の強さによりストライドは自然と伸びますので、普段からストライド走法で走る方に向いています。

とはいえ、ピッチが1分間に200を大きく超えるような明らかなピッチ走法でなければそこまで問題はありません。

私は10kmを超えるような長距離での普段のピッチは190くらいですが、2〜3回転ほど落ちる程度です。

なお、短い距離でどこまでのピッチが出せるか確認しました。

こちらは1,000mを2分50秒切るハイペースで走った時のランニングダイナミクスデータです。

平均ピッチ205、最大ピッチ225を出せましたが、薄底シューズに比べるとピッチは回しづらい感じがあります。

しかし、その代わりに得られるのがストライドの長さで、平均1.78mは私の身長の170cmを80cmも超える長さです。

他のシューズでは1.7mを超える数値が出せないため、かなりの反発効果と言えます。

アルファフライを履きこなすコツ①前足部で着地する

ここからは履きこなすコツについてお伝えします。

まず、最も大切なのは前足部で着地することです。

ズームエアポッドのついている部分で着地するのが最も反発力をもらえます。

逆にクッション性の高いかかとから着地してしまうとエネルギーが横ブレしてしまい、ズームエアの反発を最大限に生かすことができません。

もちろん最終的に地面から足離れするのは前足部なので、ズームエアの反発感はもらえますが、初めからここで着地しておくことで、足離れするまでの間の反発のパワーの溜め込み具合が異なります。

アルファフライを履きこなすコツ②速いスピードを維持する

次に速いスピードを維持し続けることです。

遅くともキロ4分30秒くらいで走らないと、反発感が前ではなく上に持っていかれる感じがします。

初速は出しづらいかもしれませんが、一度スピードに乗ってしまうと惰性でスピードを出しやすいので、力をなるべく使わずにスピードを出せるペースを模索するのがおすすめです。

アルファフライを履きこなすコツ③接地時間を短くする

足を置きにいく走りは接地時間が長くなりがちです。

そういう走りが悪いわけではなく、足への負担が少ないのは確かだとは思いますが、アルファフライの履きこなしという点では向いていません。

より反発を使ってバンバン足を回す走りの方が向いています。

接地時間はランニングダイナミクスポッドを使えば調べることができますが、最低でも200msを切るくらいが良いでしょう。(msはミリセカンドの略で200msは0.2秒)

アルファフライを履きこなす最もおすすめの方法

アルファフライを履きこなす最もおすすめの方法が、「ズームテンポ」で練習することです。

ズームテンポのシューズの作りは非常にアルファフライに似ており、耐久性も高いため練習用にぴったりです。

ズームテンポを履き、「前足部着地」「スピード」「接地時間」を意識しつつ練習することでアルファフライを上手く使いこなせるようになると思います。

ただし、ズームテンポを履いた練習は、ある程度のスピードを出さないと意味がありませんので、レペ・インターバル・ペース走・TTなどのスピード練習に使ってください。

なお、ズームテンポの詳細スペックやレビューについては「ナイキ エアズームテンポネクスト%使用レビュー!」の記事を参照してください。

まとめ

アルファフライは誰もが履けば速く走れるようなシューズではありません。

エリートだけの東京マラソンでもヴェイパーフライと着用率が分かれたように、履きこなすには向き・不向きがあり、コツが必要ですので、履きこなす練習をした上でレースで使用することをおすすめいたします。

なお、アルファフライの詳細スペックやレビューについては「ナイキ エアズームアルファフライネクスト%徹底レビュー!」で書いてますのでよろしければ参照してください。

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