ナイキズームライバルフライ徹底レビュー!スピードライバル後継モデル
スポンサーリンク

高額なアイテムを次々ヒットさせているナイキのズームランニングシューズのシリーズですが、今度は定価1万円を切る価格帯(定価9,180円)のシューズが発売されました。

ライバルフライはスピードライバル6の後継モデルとしてフルモデルチェンジしたモデルです。

では、ライバルフライについて、スピードライバル6と比較しながらスペックや特徴を説明いたします。

ライバルフライ 重さ

26.5cmで210gです。

スピードライバル6は見た目の割に軽く、199gだったため重くなりました。

スポンサーリンク

ライバルフライ アッパー

どちらもエンジニアードメッシュですが、編み目の大きさは全く違います。

スピードライバルのような大きさの編み目のメッシュは、破けやすいからか最近のモデルからはなくなってきています。

ズームストリーク6→7も編み目を細かくするマイナーチェンジをしています。

スポンサーリンク

ライバルフライ ミッドソール

横から見るとだいぶ厚さが違います。

ミッドソール素材はどちらもクシュロンLTですが、この素材は柔らかさと軽量さが特徴です。

クシュロンLTはズームストリークLTやズームエリートなどの軽量レーシングモデルに使われるような素材です。

もともとスピードライバルのようなトレーニングモデルに使われることは珍しかったのですが、ライバルフライはクシュロンLTを使ったシューズとしては厚底です。

厚さの割に軽いのはクシュロンLTだからだと言えるでしょう。

また、ライバルフライは前足部にのみズームエアが搭載されました。

後足部にもズームエアが入っていたスピードライバルとは異なり、ライバルフライの後足部は反発よりクッションが重視されたと思われます。

ライバルフライ アウトソール

アウトソールもスピードライバルからだいぶ変わりました。

完全にフラットで前足部から後足部まで同じようなグリップ感だったスピードライバル6と比べ、ライバルフライは前と後ろで溝の形状が異なっています。

また、後足部の真ん中部分は軽量化のためか少し窪んでおり、最近のナイキはこのような形状のシューズが多くなっているように思います。

雨でも特に滑る感じはないですが、特にグリップがいいというわけでもなく、悪くもないという印象です。

ライバルフライ サイズ感

上から見たこの比較でもわかるように、ライバルフライの方がだいぶスリムになりました。

ナイキは日本製のアシックスやミズノに比べて幅が狭めですが、スピードライバルは少しワイドでした。

それがライバルフライになってナイキらしいスリムな形となりました。

他のナイキのランニングシューズに比べてスリムということはありませんが、スピードライバルに慣れている方にはきつく感じるかもしれません。

ライバルフライ 使用レビュー

フラットなソールで前にも後ろにもズームエアが入っていたスピードライバル6は、ミッドフット走法が一番向いているシューズでした。

それに対してライバルフライはどちらかと言うと前寄りの着地の方が向いていると思います。

後足部のクッションは厚くなったため、かかとから着地するとクッションが勝ちますが、フォアフットで着地するとズームエアの反発感が得られます。

とはいえ、そこまで強い反発性はありません。

また、かかとで着地したとしても沈み込むようなリアクトやズームXのクッションとは違うため、体重移動もスムーズにできます。

どんな走りにも対応できますが、特に優れた点もないというのが特徴です。

用途としてはジョグからスピード練習・ロング走まであらゆるトレーニングに使える万能タイプです。

まとめ

まずは基本スペックのまとめです。

ズームライバルフライの基本スペック

重さ:26.5cm 210g
アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:クシュロンLT
ズームエア:前足部

その他の特徴や個人的感想です。

ズームライバルフライの特徴

・ジョグやスピード練習・ロング走など幅広い用途で使用できるオールインワンシューズ
・高価なナイキのランニングシューズの中にあって、定価が1万円を切るコスパの良いシューズ
・特徴が薄いのが特徴

このシューズの一番の魅力は価格でしょうか。価格が高騰していくナイキのランニングシューズの中で、1万円を切って買える(定価9,180円)のは魅力的でしょう。

その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。