ホカ リンコン4 スペック・特徴レビュー!
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ホカのリンコン4は、2024年7月に発売された軽量トレーニングシューズです。

価格は本体が15,000円、税込みで16,500円で、前作より本体価格が1,000円安くなりました。

価格高騰するランニングシューズの中、かつ他メーカーより高めの価格設定がされているホカとしては異例の価格改訂で、同タイプのマッハ6が20,000円(本体価格)であることからも割安と言えます。

スペックは前作から大きく変わりましたが、前作や同タイプのマッハとの違いを中心に説明いたします。

リンコン4 重さ

HOKA ONE ONE公式サイト

28cmで228gです。

軽量ですが、前作からは10g以上重くなりました。

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リンコン4 アッパー

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エンジニアードダブルジャガードメッシュです。

前作は薄くペラっとしたアッパーでしたが、柔らかく包んでくれるような素材になりました。

中足部のあたりは、やや前作よりきつくなった感じがあります。

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リンコン4 ミッドソール

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フルコンプレッションのEVA、いわゆる普通のEVA(エチレンビニルアセテート)ソールです。

ミッドソールは柔らかい素材が主流になってきていますが、この素材は硬めです。

ただし厚さは前作より3mm増したため、クッション性は高くなりました。

リンコン4 アウトソール

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アウトソールはラバライズドEVAです。

これはラバーとEVAの中間のような素材です。

ラバーより軽量ですが、ラバーほどのグリップ性や耐久性がないため、廃止されていくものかと思っていました。

マッハシリーズでは5→6にアップデートする際にラバライズドEVAからラバーに変更されましたが、リンコンでは3→4にアップデートする際に逆の変更が加えられました。

ただし、前作はラバーが貼られていたとはいえ、ラバー部分が少なくミッドソール剥き出し部分の方が多かったため、耐久性はそれほどありませんでした。

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こちらが前作リンコン3のアウトソールで、濃いブルーの部分がラバーです。

ラバライズドEVAはラバーほどの耐久性はないですが、リンコン4では貼られた面積がかなり広いため、前作より耐久性は上がったのではないかと思います。

リンコン4 かかと周り

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前作はペラペラのヒール部分でしたが、リンコン4ではしっかりしたヒールカウンターが入りました。

リンコン4 走行感

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リンコンと言えば、硬めで接地感があり、沈み込みがなくピッチ走法向きのテンポアップシューズ(ジョグより速いスピード練習向き)という印象がこれまでありました。

今回は大幅な変更となりましたが、その印象自体が大きく変わるものではありませんでした。

ただし、接地のフィーリングは大きく変わりました。

アウトソールのラバーがラバライズドEVAになったことによって、地面を感じる硬さは残しながらも優しい接地の感覚も同時にあります。

また、前作はガシガシ地面を蹴るような感覚でピッチを上げるのが向いていたと思いますが、ラバライズドEVAによりグリップ力は落ちたため、自然に転がるようなライド感に任せてピッチを上げるような走り方の方が向いています。

ライド感(ロッカー機能)は前作より上です。

なお、同タイプ(カーボンプレートなしのテンポアップシューズ)のマッハ6と比べると、マッハ6の方が柔らかく沈み込みがあり、ストライド走法向きです。

リンコン4 まとめ

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リンコン4のスペックや特徴をまとめると以下の通りです。

リンコン4 スペック・特徴

・28cm:228g
・エンジニアードダブルジャガードメッシュ
・EVAミッドソール
・ピッチ走法向きでスピードの出しやすいトレーニングシューズ
・前作よりグリップ力はダウンもライド感・クッション感はアップ

その他のホカのシューズについては「ホカ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。