アディゼロジャパン7は、2022年7月1日にアディオスプロ3とともに発売されたアディゼロシリーズの人気モデルです。
5までの薄底から大きくモデルチェンジしたアディゼロジャパン6からはマイナーチェンジとなりましたが、どう変わったかを中心に説明いたします。
アディゼロジャパン7 重さ
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27cmで215gです。
前作からは15gほど軽くなりました。
アディゼロジャパン7 アッパー
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ライトウェイトモノメッシュという新しいアッパーに変更されました。
前作はライトウェイトメッシュでした。
名称は似ていますが、軽量性と柔らかさがかなり異なります。
アディゼロジャパン6と7の違いはほぼアッパーだけなのですが、それだけでこの軽量化ができたことからも軽さは明らかです。
また、前作は比較的柔らかめのアッパーだったのですが、今作は硬くなりました。
モノメッシュの「モノ」(mono)とは単一を意味する英語です。
複数のメッシュの編み目が織りなす柔らかいライトウェイトメッシュ、単一で硬めのライトウェイトモノメッシュという対比ができそうです。
アディゼロジャパン7 ミッドソール
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ミッドソールは前作と同じくライトストライクとライトストライクプロの2層です。
ライトストライクプロはアディオスプロ3にも使われている反発性の高いミッドソールで、ジャパン7では前足部の上部に使われています。
ライトストライクはライトストライクプロより硬く、軽量で安定感があるミッドソール素材で、下部全体に使われています。
ミッドソールの厚さはかかと部で27mm、前足部で19mmです。
アディゼロジャパン7 アウトソール
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アウトソールは前作と変更ありません。
前後に大きく配置されたコンチネンタルラバーは耐久性もグリップ性も高いラバーです。
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前足部のラバーの向こう側に見える白い部分はライトストライクプロです。
ミッドソールを横から見ると、上部がライトストライクプロで下部がライトストライクという配置に見えますが、地面に近い部分はライトストライクプロが配置されています。
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また、全体に配置されているフォーク型の黄色い部分はトルションシステムです。
トルションシステムは硬いプレートのようなもので、アディゼロシリーズにはおなじみの素材です。
これは反発性の向上という点もあるかと思いますが、ねじれ防止の意味の方が強く、安定性につながります。
アディゼロジャパン7 走行感
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前作と同様、中底くらいの厚さですが、感覚的には薄底寄りのシューズです。
もともとアディゼロジャパンシリーズは万能タイプのシューズです。
前作6からソールは厚くなりましたが用途としては万能タイプのままでした。
今作ではアッパーが硬く軽くなったことで、よりスピードを出しやすいシューズとなりました。
その反面、柔らかいアッパーの方が長時間のランニングには向いていることもあり、距離走やLSDを中心に使っていた人にはマイナスポイントかもしれません。
まとめ
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アディゼロジャパン7のスペックや特徴をまとめると以下の通りです。
・重さ:27cm215g
・ソールの厚さ:27mm(ヒール27mm/前足部19mm)
・ミッドソール:Lightstrike PRO(ライトストライクプロ)+Lightstrike(ライトストライク)
・走行感は薄底寄り
・クセがなく安定感が高い
・オールラウンドに使えるが、長距離よりスピード向き(前作比較)
定価は前作より税抜で1,000円アップの14,000円となり、前々作と同じになりました。
新作の発売で販売価格も下げられそうな前作の方がお買い得かもしれません。
前作のアディゼロジャパン6については「アディゼロ ジャパン6 スペック・特徴レビュー!」の記事にて、その他のアディゼロシリーズに関しては、「アディダス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事でまとめてますのでよろしければ参照してください。