ズームXインヴィンシブルラン フライニット

ナイキのズームXインヴィンシブルラン フライニットは、怪我ゼロを目指すというコンセプトで作られたリアクトインフィニティラン フライニットと対をなすシューズです。

「ズームXインヴィンシブルラン フライニット」も「リアクトインフィニティラン フライニット」も「ズームストラクチャー22」に比べて52%怪我の発生率が減少したとナイキが発表しています。

リアクトインフィニティラン フライニットは先日「2」が発売されましたが、「リアクトインフィニティラン フライニット2」と比較しながら「ズームXインヴィンシブルラン フライニット」のスペックや履き心地をお伝えいたします。

ズームXインヴィンシブルラン フライニット 重さ

26.5cmで259gです。

28cmで314gというのがナイキの発表ですが、26.5cm計測ではそれよりだいぶ軽いです。

重さはズームテンポネクスト%とほぼ同じくらいです。

リアクトインフィニティラン フライニット2は同じ26.5cmで274gでした。


ズームXインヴィンシブルラン フライニット アッパー

見た目も触った感じもエンジニアードメッシュのようですが、シューズ名にもあるようにフライニットなのだと思われます。

その点はリアクトインフィニティラン フライニット2(右)にも言えますが、比べてみるとリアクトインフィニティラン フライニット2の方がフライニット感があります。

ズームXインヴィンシブルラン フライニット ミッドソール

ミッドソールはもちろんズームXです。

ズームエアは入っていません。

ズームXと言えばアルファフライやヴェイパーフライに使われているナイキ最上級のクッション素材です。

ズームXのすごいところはクッション性が高いのにエネルギーリターン率(反発性)も高く、それでいて軽量という点です。

それに対してリアクトインフィニティラン フライニット2(右)のミッドソールはリアクトです。

リアクトはそれまでのミッドソール素材に対してクッション性も反発性も高いとされていますが、ポリウレタンであるため重いのが欠点です。

ミッドソールの厚さをざっと計ってみましたが、ズームXインヴィンシブルラン フライニットは4cmくらいはありそうです。

それに対してリアクトインフィニティラン フライニット2は3cm程度と、意外にそこまで厚みがありません。

そのわりに重量がズームXインヴィンシブルランの方が軽いのは、ズームXがリアクトより圧倒的に軽いためと思われます。

なお、ズームX・リアクトの他、ファイロン・クシュロン・ルナロンなどのミッドソールに関して、詳しくは「ナイキミッドソール徹底レビュー!」の記事を参照してください。

ズームXインヴィンシブルラン フライニット アウトソール

アウトソールは完全にラバーで覆われています。

単純にクッション性・反発性・軽量性を追求するのであればズームX剥き出しの方が良いと思いますが、耐久性を重視してフルラバーとしているものと思われます。

リアクトインフィニティラン フライニット2(右)もラバー面積が結構ありました。

耐久性の高いリアクトとはいえ、やはり剥き出しの状態ではかなり摩耗します。

これはリアクトインフィニティランの前身である「エピックリアクトフライニット2」で実際に感じています。

詳しくは「ナイキ リアクトインフィニティ ラン 徹底レビュー!」のアウトソールの章をご覧ください。

ズームXインヴィンシブルラン フライニット シュータン・履き口・サイズ感

足首周りはかなりしっかりした厚めの作りです。

シュータンも最近のナイキには珍しく完全分離型で厚めです。

サイズ感は他のナイキに比べて特に大きいわけではありませんが、ややつま先に余裕がある感じがします。

リアクトインフィニティラン フライニット2(右)も厚めでしたが、ズームXインヴィンシブルラン フライニットの方が厚いです。

ズームXインヴィンシブルラン フライニット 使用レビュー

履く前からクッションが柔らかいのは想像できましたが足首周りも非常に柔らかいです。

シュータンも柔らかく、シューレースを強めに結んでも足の甲が痛くなりません。

かかともすっぽり包んでくれるような柔らかさがあります。

そして実際に走ってみた感覚も非常に柔らかさを感じます。

カーボンプレートもエアもなく、フルレングスでズームXを搭載していたペガサスターボ2とそれらのスペックは似ていますが、ズームXの厚みが全然違う分、フカフカさが全く異なります。

どちらかというと、アルファフライからエアの反発感をとってクッション性と安定感を増したようなイメージです。

アルファフライはかかとで着地すると不安定感がありましたが、インヴィンシブルランはむしろかかと着地が安定するベストな着地です。

かかと部分にははみ出るようにズームXが使われていますが、それがこの安定感の秘密と思われます。

ジョグはもちろんですが普段履きに使用するのもおすすめです。

かつてジョグ用シューズとしてはペガサス36が最高と思っていましたが、はるかにそれを上回るジョグ用ベストシューズです。

とにかく柔らかさが半端じゃありません。

欠点を言うなら22,000円という定価の高さで、ジョグ用にそこまでの金額を出せるかという点です。

ただ、初心者やフルマラソン5時間くらいの走力の方であれば、練習用からレース用まで、あらゆる用途をまかなえると思います。

まとめ

ますは基本スペックのまとめです。

ズームXインヴィンシブルラン フライニットの基本スペック

重さ:26.5cm 259g
アッパー:フライニット
ミッドソール:ズームX
ズームエア:なし

その他の特徴や個人的感想です。

ズームXインヴィンシブルラン フライニットの特徴

・クッション性抜群の超ジョグ向きシューズ
・クッションだけでなく足首周りも柔らかく足に優しい
・かかと着地がベスト

なお、比較対象としたアクトインフィニティラン フライニット2についての詳細は「ナイキ リアクトインフィニティラン フライニット2 徹底レビュー!」の記事を、その他のズームランニングシューズについては最新作の全てを「ナイキズームランニングシューズ徹底レビュー!最新モデルを随時更新」でまとめてますので、よろしければご覧ください。