ニューバランス フューエルセルRCエリートV2 スペック・特徴

2021年5月28日にニューバランスからフューエルセルRCエリートV2が発売されました。

前作のRCエリートは2020年10月9日発売だったため、わずか7ヶ月で新モデルの登場となりました。

前作のRCエリートからはかなりスペックも変わったため、前作との違いや用途のかぶるナイキのヴェイパーフライやアルファフライとの違いを中心にスペックや特徴を解説いたします。

フューエルセルRCエリートV2 価格

定価は税込28,600円(税抜26,000円)で前作と同じです。

しかし、ナイキのヴェイパーフライネクスト%は初代が税込30,250円(税抜27,500円)のところ、2では税込26,900円(税抜24,500円)に値下げしたため、RCエリートの方が高くなってしまいました。


フューエルセルRCエリートV2 重さ

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27cmで約215gです。

前作より18gほど重くなっています。

重くなったのはミッドソールが前作より厚くなっているためです。

ナイキのヴェイパーフライと比べると重いと感じるかもしれませんが、ミッドソールの厚みを考えるとアルファフライと比べるのが妥当です。(厚みはミッドソールの章を参照してください)

そう考えると十分軽量なモデルです。

フューエルセルRCエリートV2 アッパー

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アッパーはニットです。

前作はメッシュでしたが、ニットに変更されました。

フューエルセル5280もニットですが、5280に使われているニットより締め付けは弱めに思えます。

フューエルセルRCエリートV2 ミッドソール

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ミッドソールはかかとが39mm、つま先が31mmとナイキのヴェイパーフライ(かかと32mm、つま先25mm)を超え、アルファフライ並(かかと39.5mm、つま先31.5mm)の厚底となりました。

前作はかかとが34mm、つま先が24mmだったため、前作と比べてもかなり厚みを増しました。

また、カーボンプレートはスプーン状に曲がって入るようになりました。

これはナイキのヴェイパーフライやアルファフライと同じで、スプーン状に入ることで前への推進力を増しています。

なお、ドロップ差は前作の10mmから今作は8mmと、2mm少なくなっています。

フューエルセルRCエリートV2 アウトソール

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前作は、フューエルセル5280にも使われているチップタイプのアウトソール「ダイナライド」が前足部に搭載されていましたが、通常のラバータイプに変更されました。

中足部はフューエルセルが剥き出しで、かかと部にはラバーがついている点は前作と同じです。

フューエルセルRCエリートV2 ワイズ

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サイズはDと2Eが選べます。(レディースはBのみ)

前作はDしかなかったため、幅の広い人には履けませんでした。

Dは細身、2Eは普通というのが一般的な認識かもしれません。

私はナイキでは通常サイズを履いています。

しかし、フューエルセルではDサイズの方が合います。

ナイキの通常サイズよりフューエルセルのDの方が若干きつめ感はありますが、2Eにすると幅広すぎる気がします。

これは自分がやや細めの足幅であることもあるので、気になる人は実際に足を入れて見ることをおすすめします。

フューエルセルRCエリートV2 走行感

ミッドソールのフューエルセルの特徴は、ナイキのズームXをしのぐ柔らかさです。

ミッドソールの厚みもアルファフライとほぼ同じというだけあって、接地感はかなり柔らかめです。

しかし、ズームXほどの沈み込みはなく、反発性もアルファフライはもちろん、ヴェイパーフライより少なそうです。

柔らかいため、不安定さはありますが、安定感はナイキのアルファフライ・ヴェイパーフライより高めです。

前作と比べると、厚みを増した分、クッション性と反発性は上がっています。

また、カーボンプレートがスプーン状に入ったためか、前への推進力も上がった感じです。

アウトソールはチップ型のダイナライドから普通のラバーになったため、地面を掴んで蹴って走るより、自然と反発をもらいにいく走り方が向いています。

グリップの良いタイプが好きな人には物足りないかもしれませんが、本来厚底シューズは反発に任せて走る方が向いていると思います。

接地する位置は前作と同じく前足部か中足部がおすすめで、かかとで着地すると、フューエルセルの柔らかさに持っていかれる感じがします。

用途としてはフルマラソンもしくはウルトラマラソンのような長距離向けのシューズです。

まとめ

フューエルセルRCエリートV2のスペックをまとめると以下のような感じです。

フューエルセルRCエリートV2のスペック

・重さ:27cm215g
・アッパー:ニット
・ミッドソール:フューエルセル
・アウトソール:ラバー
・カーボンプレート:あり

また、ヴェイパーフライやアルファフライと比べて優位な点、不利な点をまとめると以下のような感じです。

ヴェイパーフライより優位な点

・足当たりの柔らかさ
・フィット感
・クッション性

ヴェイパーフライより不利な点

・価格
・重さ
・反発性

重さ、反発性といった重要項目ではヴェイパーフライに軍配が上がります。

そのため、スピードを出すことに関してヴェイパーフライには敵いません。

ヴェイパーフライより反発性はなくてもいいからクッション性が欲しい人や、アッパーやかかと回りのフィット感がヴェイパーフライより欲しいと思う人におすすめです。

アルファフライより有利な点

・価格
・安定感
・フィット感

アルファフライより不利な点

・反発性

アルファフライより劣るのは反発性ですが、アルファフライは反発性が化け物並みのシューズです。

それに対してRCエリートV2の勝る点は、価格を除けば安定感とフィット感です。

ただ、安定感はあくまでもアルファフライと比べればの話で、RCエリートV2も決して安定感の高いシューズではありません。

フィット感については個人の感覚差はあるでしょうが、軽量さを追求したアルファフライのアトムニットよりフィット感は高く感じる人が多いと思います。

なお、クッション性や重さについては同等レベルではないかと思います。

以上の点をまとめると、フューエルセルRCエリートV2の向いているのはこんな人です。

フューエルセルRCエリートV2の向いている人

・柔らかい接地感が好みの人
・反発性よりクッション性が欲しい人
・脚力に自信はないが、タイムは求めたい人

シューズの名称はエリート向けのレーシングシューズですが、イメージ的にはサブ3.5、サブ4くらいのランナーの方が向いているのではないかと思います。

なお、フューエルセルについては「ニューバランス フューエルセル シリーズ スペック・特徴まとめ」の記事で全シリーズをまとめてますので、よろしければ参照してください。

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