ナイキズームストラクチャー22レビュー!前作との違いとは?
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ナイキズームストラクチャーシリーズは、初心者用ランニングシューズとしてよくおすすめされています。

そのシリーズは2019年4月現在で22が発売されており、ナイキのズームランニングシューズでは、ズームペガサスに継ぐロングセラーシリーズです。

「DYNAMIC SUPPORT」とシューズに書かれた文字の通り、かかとを中心にダイナミックなサポート力が特徴のシューズです。

以下、前作ズームストラクチャー21と比較しながらズームストラクチャー22のスペックや特徴を解説します。

ズームストラクチャー22 重さ

重さは26.5cmで278gです。

こちらは前作ズームストラクチャー21ですが、7g重くなってます。

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ズームストラクチャー22 アッパー

左が22、右が21ですが、上から見ると見た目は結構変更点があります。

どちらも素材はエンジニアードメッシュですが、網目の形が異なります。

ナイキのランニングシューズは、マイナーチェンジの場合、こういう感じでアッパーのメッシュの網目だけが異なることがよくあります。

この変更でおそらく通気性が良くなっていると思われますが、はっきりわかるレベルではありません。

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ズームストラクチャー22 ミッドソール

横から見たデザインは結構変わりました。

ズームストラクチャー22の足の甲が当たるあたりには硬い合成樹脂が使われています。

これは「DYNAMIC SUPPORT」に関わるもので、初心者に多いオーバープロネーション(着地時に過度に足首が内側に倒れこんでしまう動作)防止のためと思われます。

ミッドソールの厚みや機能には変更がなさそうです。

ミッドソールには反発性に優れるファイロンと弾力性に富むクシュロンSTの2種類の素材が使われています。

最近流行りの厚底シューズ並みの厚さですが、ズームXやリアクトが使われているわけでもカーボンプレートが内蔵されているわけでもないので、反発力はあまりありません。

2種類のミッドソール素材を使っているズームランニングシューズはズームストラクチャーだけですが、クッション性のみを重視するならクシュロンSTやリアクト単独の方がいいのではないかという印象です。

また、ズームエアは前足部にのみ入っています。

ズームストラクチャー22 アウトソール

裏から見た比較です。こちらは全く変更がなさそうです。

そもそも速いスピードで走るためのシューズではありませんが、グリップは良く雨でも滑る感じはありません。

ズームストラクチャー22 サイズ感

ナイキのランニングシューズはよく言われることですが、アシックスやミズノより細身です。

しかし、ズームストラクチャーはその中では幅広です。

ただ、上から見てもわかるようにズームストラクチャー21に比べてズームストラクチャー22の方が若干スリムになっています。

しかし、ナイキの他のランニングシューズに比べてスリムなわけではありません。

ズームストラクチャー22 使用レビュー

初心者向けのシューズということもあってクッション性は高いシューズです。

前足部にズームエアが入っていますが、シューズの重量もあるので反発性はあまりないです。

用途としてはジョグ用の1択です。

しかし、ジョグ用としてもズームペガサスやズームボメロの方が軽さや反発性の面でおすすめです。

ズームストラクチャー22のミッドソールは反発性に優れるファイロンと弾力性に富むクシュロンSTの合わせ技ですが、これが中途半端です。

クシュロンSTをミッドソールに持つズームペガサス36の方が柔らかさがあり、リアクトをミッドソールに持つズームボメロ14の方が耐久性が高いです。

ズームストラクチャーは確かにクッション性は高いのですが、クッション性が落ちるのも早いような気がします。

まとめ

まずは基本スペックのまとめです。

ズームストラクチャー22の基本スペック

重さ:26.5cm 278g
アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:ファイロン・クシュロンST
ズームエア:前足部

その他の特徴や個人的感想です。

ズームストラクチャー22の特徴

・オーバープロネーション防止のダイナミックサポート機能が施されている
・サイズ感は他のナイキより幅広ながら、前作21より狭まっている
・スピードは出しづらくジョグ以外の用途はない

ズームストラクチャー22は決して悪いシューズというわけではないのですが、可もなく不可もないといった感じです。

ジョグ用として使うなら他にも良いシューズはたくさんあるのではないかと思います。

その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。

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