走っているわりに足が速くならない人の特徴3選!

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走っているわりに足が速くならない人っていませんでしょうか?

例えば継続して月間300kmを走り続けているのにフルマラソン3時間半〜4時間くらいの男性などです。

単純に量だけで言えばサブスリーを達成してもおかしくないレベルなのに、それ以上速くならない人には以下のような特徴があったりします。

走っているのに速くならない人の特徴

・距離至上主義
・自分の理論しか認めない
・速い人と絡もうとしない

あくまでもこれは過去に私が関わった人の例かもしれませんが、順に説明します。

目次

足が速くならないパターン①距離至上主義

最も多いのがこのケースではないでしょうか?

とにかく距離や量を追うパターンです。

月間走行距離にこだわる方も多いですが、そういう人はインターバルを行う時も本数を多くする傾向があります。

インターバルはスピード練習であり、vo2maxを上げるための練習です。

しかし、それをスピードが出ないからと設定タイムを落としてしまうと、いくら本数を増やしたところでvo2maxの向上にはなかなかつながりません。

スピードのないタイプのランナーにこういった方は多いですが、本数をこなすとやり切った感があるように思えます。

しかし、実際には苦しいスピードから量に逃げているだけです。

距離や量をこなすだけでも確かに速くはなります。

しかし、もう一段階上がるためには絶対にスピードの向上が不可欠です。

足が速くならないパターン②自分の理論しか認めない

自分の経験でそこまで速くなったからなのか、自分の練習理論が正しく、他人の理論を受け入れられない人がいます。

こういうタイプの人は他人のアドバイスも聞き入れられません。

また、自分を客観視できないため、できていないことをできていると勘違いしたり、自分の動画を見て悪いところを直そうとしたりということを思いつきません。

そればかりか、こういうタイプの人は自分の理論を人に押しつけたりします。

中途半端に速い人野中に稀に存在する厄介者です。

足が速くならないパターン③速い人と絡もうとしない

最後に、自分より速い人と絡もうとしない人です。

自分より速い人や同じくらいの走力の仲間と切磋琢磨することで、普通は練習のモチベーションが上がり、速くなっていきます。

しかし、自分が上に立ちたいからなのか、自分より遅い人たちとしか絡もうとしない人がいます。

自分より遅い人が自分のことを褒めてくれればいい気持ちになるかもしれませんし、遅くても仲の良い人と走っていれば楽しいかもしれませんが、それでは自分のレベルアップにはなりません。

速い人と絡んで一緒に練習できたり話を聞けたりすれば、良い刺激やヒントがもらえます。

かといってあまりレベルが違いすぎると参考にならないので、自分が目標とするレベルの速さのランナーと仲良くなるのが自分が速くなる近道です。

まとめ

今回は足が速くならない人の特徴をまとめましたが、逆に言えば速くなる人の特徴はこのようなタイプです。

速くなる人の特徴

・距離より内容にこだわり、スピードとスタミナをバランスよく鍛えられる人
・過去の成功理論に固執せず、いろいろな練習理論を試したり、自分の練習やレース内容を理論的かつ客観的に考えることができる人
・自分より速い人をリスペクトし、その中に入って練習ができる人

その他、「ダニエルズ理論」に詳しい人が多いようにも思います。

その理論が絶対に正しいわけではありませんが、速くなる人は理論的に練習できる人が多いです。

また、精神論ではありますが、実際に速いランナーの考えを知ることで練習のモチベーション向上にもなります。

偉大なランナーたちが残した名言を「マラソンランナーの名言・格言集10選!」の記事でまとめてますので、よろしければご覧ください。

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この記事を書いた人

ランニングシューズマニアの40代サブスリーランナーです。ナイキのズームランニングシューズは基本すべて保有しています。その他、アディダス・アシックス・ミズノ・ニューバランスなど人気ブランドの厚底レーシングシューズも多く所有し、比較レビューしています。また、一般社団法人日本ランニング協会認定「ランニング食学」スペシャリストの資格を持ち、ランナーのための栄養学の観点から、強く速くなるための「食」の理論についてもお伝えしています。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 記事を見て、完全に当てはまってしまっていると思いました。
    1年半月間300kmを継続していますが、タイムがどんどん落ちていっている30代ランナーです。
    コロナで10km以上の大会には長いこと出ておらず、5km走で定点観測していますが、
    タイムが落ちたっきり戻ってこない。
    サブ3を目標にしてるのに、19分がやっと。
    キロ4も最近は10kmでヒイヒイ、最高でも13kmまで。

    1.については、そんなつもりはないのですが、単独でインターバルをするときは本数や距離を増やしがちです。そこそこ速めのペースで長く押していくためにやってるつもりだったのですが。CV〜LTインターバル的な感じで。

    2.は特に理論を持ってないので省略。

    3.がやっぱり悪いのかな。速いチーム(センバルをキロ3のレベル)も知っていますが、レベルが天と地ほど違いますので、同じ練習は絶対にできません。ペーサー依頼もその人の練習時間を奪うことになるので躊躇します。

    こういう状況で、大会もなくて、練習もjog、インターバル、ペース走、ロング走、閾値走まで全部やっても、落ちていく。何が間違っているかもわからない。もうダメなのでしょう。

    愚痴投稿、大変失礼いたしました。

    • コメントありがとうございます。
      30代でもうダメなんてこと絶対ありませんよ!

      なかなか1人で練習しているとスピード出しているつもりでも追い込み切れないので、誰かと練習したりトラックレースや練習会を利用するのがおすすめです。

      もしくは一度思い切って休んでみてもいいかもしれませんよ。勤続疲労が溜まっているのかもしれませんから。

      300kmという走行距離にはこだわらず、普段やってないことを試してみるのが良いと思います。

      諦めないで頑張ってください!

      • あれから1年頑張ってみました。

        ダメでした。
        タイムはさらに落ちました。
        5kmは19分半、10kmも39分まで落ち込みました。
        地方田舎では一緒に走ってくれる人を探すのも困難ですね。
        クラブにも所属していますが、練習はいつも3、4人。
        メニューは1000と400のインターバルか5kmTTでほぼ固定なので、
        あとは自分でやりくりするしかありません。

        ロング走も継続し、一応2時間以上走っても疲れにくくはなりましたが・・・
        1.の距離にこだわる姿勢もやめたつもりでしたが・・・

        やっぱり、ダメみたいです。限界みたいです。
        サブ3は夢のまま終わる、か。。。
        失礼いたしました。

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