運動習慣のある人には少ないですが、冷え性の人も少なからずいます。
特に末端冷え性の人は真冬のレースや練習は手足の指先の感覚がなくなってつらいものです。
末端冷え性の人におすすめの対策は以下の3つです。
・カイロを使う
・薬用入浴剤を使う
・LSDで体質改善
順に説明します。
末端冷え性対策①カイロを使う
根本的な改善策ではありませんがカイロを使うのがおすすめです。
両手袋の中には貼らないミニカイロを持つのはもちろん、足の指先には貼るカイロを貼るのがおすすめです。
使うのはこちらです。
「使用中はランニングや激しい運動を避けてください。」と注意書きがありますが、私はこれを足の指先の上側に貼っています。
こんな感じです。
下に貼ってしまうとさすがに支障があるので試しに上に貼ってみたらあまり気にならずに走れました。
指先の感覚がなくなるほど冷え性の人にはおすすめです。
末端冷え性対策②薬用入浴剤を使う
冷え性におすすめの入浴剤は、炭酸ガス系の入浴剤です。
炭酸ガスは皮膚から浸透し、毛細血管を広げて血行を促進する効果があると言われています。
血行が促進されると冷え改善効果だけでなく、リカバリーやリフレッシュ効果も期待できるので、冷え性ではない方にもおすすめです。
薬用入浴剤にもいろいろ種類がありますが、冷え性改善を目的とするのであれば炭酸ガス系の入浴剤をおすすめいたします。
末端冷え性対策③LSDで体質改善
最後に根本的な体質改善策です。
運動をすることで血流が良くなるため、走ること自体が冷え性に有効ではあります。
しかし、強度の高い練習より、強度は低くても長時間動き続けるLSDの方が冷え対策には多いに有効です。
LSDは毛細血管を発達させるのに有効な練習です。
毛細血管が発達すれば血の巡りが良くなるため、冷え性改善の効果が見込めます。
LSDはマラソンを速く走る上でも重要なトレーニングです。
詳しくは「ゆっくり走れば速くなる?LSDの3つの効果と3つの注意点とは?」の記事を参照してください。
まとめ
冷え性は根本的に治すのが一番良いですが、体質的な問題もあるので継続してLSDをやっても治らない人は治りません。
私自身も冷え性ランナーなのですが、カイロを使うことで真冬のレースや練習をしのいでいます。
これから寒くなる時期ですが、どうしても末端冷え性が治らないランナーは是非この方法を試してみてもらえればと思います。
また、スピード練習の際には使いづらいですが、ジョグの時には防水・防寒の機能が高いウォーターフライというソックスがおすすめです。
詳しくは「完全防水ソックス「WATERFLY」使用レビュー!」の記事をご覧ください。