ランショットは城西大学の駅伝部と新田ゼラチン株式会社が共同開発した、練習を続けたい人のためのサポートドリンクです。
あまり知られていない商品かとは思いますが、手軽に美味しく飲める上にコラーゲンペプチドの含有量が多いので、レースや練習の疲れが抜けにくいと感じている方におすすめです。
ランショット 成分内容
1本当たり(120g)の栄養成分はエネルギー66kcal、たんぱく質6.1g、脂質0g、炭水化物11.2g、食塩相当量0.8gです。
BCAAは1,000mgと、それほど多いわけではありませんが、たんぱく質の6.1gは120gのドリンクとしてはかなり多めです。(BCAAを手軽にたくさん摂りたいのであれば、シトリックアミノアルティメイトエボリューションがおすすめです)
コラーゲンペプチドは5,000mgで、たんぱく質のほとんどがこのコラーゲンペプチドです。
ペプチドとは、たんぱく質の最小単位であるアミノ酸が2〜49個結合したもので、たんぱく質よりも分解と吸収が早いという特徴があります。
コラーゲンペプチドとは、コラーゲンというたんぱく質の分解物です。
通常のコラーゲンと比較して消化吸収されやすいのが特徴です。
ランショット 風味
シトラス風味です。
爽やかな酸味があり、かといって酸っぱすぎない甘さもあって、きついトレーニングの後に飲むのにちょうど良い風味です。
ランショット 効果
練習後にプロテインでたんぱく質を摂るのは一般的ですが、吸収するまでにはやや時間が必要です。
アミノ酸であれば吸収速度は早いですが、すべての必要成分をアミノ酸で摂るのは難しいです。
ランショットのペプチドは、プロテインとアミノ酸の中間的なもので、それらの欠点を補ってくれます。(プロテイン・ペプチド・アミノ酸の違いについては「アミノ酸とプロテインの違いとは?」の記事を参照してください)
ただ、これ1本だけで充分なたんぱく質量があるわけではないため、プロテインと併用(トレーニング後すぐにランショット、のちにプロテイン)して摂取することでトレーニング効果はより高まります。
トレーニング後、すぐに飲むことで翌日への疲労の残り具合が違う感じがします。
トレーニングの効果を最大限に引き上げるためには、トレーニング直後にランショット、その後30分以内にプロテインをそれぞれ摂取するのが黄金パターンです。
なお、ランショットかプロテインのどちらか一方だけを練習後に摂取したいのであればプロテインの方がおすすめです。
決して安い商品ではないため、レースの後や強度の高いポイント練の後だけランショットも併用するというのが最もおすすめです。
ランショット まとめ
・きつい運動後に飲むのにちょうど良い味と量
・プロテインより吸収が早い
・6.1gのたんぱく質が手軽に摂れる