![ヴァイパーフライネクスト%2](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/8A6ECF4D-9627-4DD9-9B95-B72A32FAB5AB.jpeg)
ナイキのズームXヴェイパーフライネクスト%2が2021年4月15日に発売されました。
定価は税別で24,500円と前作より定価ベースで3,000円安くなりました。
前作からはアッパーのみの変更と言われていましたが、細かい部分で他にも変更がありました。
そこで今回は変更された点を中心に説明いたします。
ヴェイパーフライネクスト%2 重さ
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/76745A7C-A473-4355-A80F-B6F27B873456.jpeg)
26.5cmで191gです。
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/6EB9942D-DD46-480F-ACD6-D5B25C7787AA.jpeg)
未使用の前作があったので改めて計ってみましたが、同じ26.5cmで181gです。
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2020/02/109AB8DD-4EB2-4079-8399-A1B86B87BDD5.jpeg)
こちらは最初に発売された前作のカラーで、個体差かもしれませんが186gでした。
いずれにしろ2になって少し重くなりました。
ヴェイパーフライネクスト%2 アッパー
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/623BC0AA-B4DA-48A8-AEFE-2E72243A8EEE.jpeg)
アッパーは前作のヴェイパーウィーヴからエンジニアードメッシュに変更されました。
ヴェイパーウィーヴは水はじきが良く超軽量なのがメリットでしたが、伸縮性がないため、甲が幅広だったり外反母趾の人にはきつく感じたりもするようでした。
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/DD3FAF22-E0E0-4788-A242-19E4C9C82A12.jpeg)
ヴェイパーフライネクスト%2はエンジニアードメッシュになることで伸縮性と柔らかさは前作よりアップしました。
ヴェイパーフライネクスト%2 ミッドソール
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/CB1DC799-F05C-414B-BA4F-7CE59B8F0E17.jpeg)
ミッドソールはもちろんズームXにフルレングスのカーボンプレート入りです。
ズームXは他メーカーの追随を許さない「反発性」「クッション性」「軽量性」を併せ持つ素材です。
この設計は前作から全く変更ありません。
ヴェイパーフライネクスト%2 アウトソール
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/A44EA00A-EBB4-434D-94C1-C9C663DB7CA6.jpeg)
アウトソールも前作から全く変更ありません。
ヴェイパーフライネクスト%2 シュータン
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/BF0D591E-4D4D-4E4D-8AAE-35E439C30410.jpeg)
シュータンは実は変更されています。
基本素材自体はアッパーと同じくヴェイパーウィーヴからエンジニアードメッシュに変更されています。
微妙な変更点としては画像の赤で囲った部分で、薄いクッションができています。
ヴェイパーフライネクスト%2 履き口
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/F5DF7E53-8DAF-4803-AAC0-3E5466AC7A3C.jpeg)
まずはかかとの上の部分ですが、少々高さが違います。
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/43D8E872-E81F-4421-97AC-670ADA28557A.jpeg)
横から見た方がわかりやすいかもしれません。
しかし、この変更はデザインの違い程度でほぼ影響はありません。
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/8E9D92DD-4280-40B6-8F7A-8A21EC1DEA53.jpeg)
そしてかかと部分のクッションですが、若干薄くなっています。
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/76175663-E4F0-42EF-A8BF-EF53C5EA5E92.jpeg)
しかし、前作のネオングリーンカラーのモデルと比較すると同じでした。
そのため初代と2の違いではなく、初代の中のカラー別の違いなのか、もしくは個体差なのでしょう。
ヴェイパーフライネクスト%2 サイズ感
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/2221D781-E1F3-4CEF-AF99-88D9EAEB9AEF.jpeg)
サイズ感は実際は同じなのかもしれませんが、アッパーの違いなのかネクスト%2の方が前足の甲の部分に余裕があるように感じます。
しかし、足幅や足長は変わらないので前作とサイズは変えない方が良いでしょう。
ヴェイパーフライネクスト%2 レビュー
![](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2021/04/A65D011F-A1B9-413B-AB54-1DB1BAE8053C.jpeg)
大きな違いはアッパーだけですが、意外と前作とは履き心地が違います。
前作の方がフィット感が高く、足についてくる感じがします。
ネクスト%2は若干甲に余裕ができてしまったからか、ワンテンポ遅れるような感じがします。
しかし、シュータンのクッションがついたことでキツめに紐を結びやすくなりました。
前作はキツめに結ぶと圧迫される感じがありましたが、圧迫感が和らいだ点はプラスです。
その他の履き心地は前作と同じです。
ヴェイパーフライネクスト%は、一般的にフォアフットが良いようなことも言われていますが、私はかかと着地でも力を発揮できるシューズだと思っています。
フォアフットかミッドフットで着地した方が推進力は生まれやすいかもしれませんが、かかと部分も硬さがあるため、わりとスムーズに体重移動ができると思います。
かかと着地だと不安定なヴェイパーフライ4%やアルファフライより扱いやすいシューズです。
まとめ
まずは基本スペックのまとめです。
重さ:26.5cm 191g
アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:ズームX+カーボンファイバープレート
ズームエア:なし
その他の特徴や個人的感想です。
・前作よりフィット感は落ちるも紐は強く結びやすい
・前作より幅広の人向け
・フォアフットからリアフットまで対応できる万人向けレーシング用
個人的には前作の方が好きでしたが、幅広の人にはネクスト%2の方が合うかもしれません。
スペックの違いが気にならないのであれば、少しでも軽い前作の方がおすすめです。
前作より定価ベースでは安くなったものの、前作がセールで買えるようであれば、2を選ぶメリットはあまりないかもしれません。
その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。