ナイキ エアズームストラクチャー24レビュー!前作との違いは?

ナイキのエアズームストラクチャー24はナイキのズームランニングシューズの中でペガサスに続くロングセラーモデルです。

シリーズの特徴としてはサポートやクッションを重視した初心者向けタイプですが、リアクトインフィニティランやズームXインヴィンシブルランなどの同系統のシューズが近年発売されたこともあって目立たなくなってしまいました。

また、前々作まではオーバープロネーション対策を施したダイナミックサポートシステムが搭載されていましたが、前作からダイナミックフィットシステムに変更され、サポート性は低くなったとともにフィット性が上がりました。

ここでは前作との違いを中心に、前々作やリアクトインフィニティランやズームXインヴィンシブルランとの走行感の違いなども併せて解説いたします。

エアズームストラクチャー24 重さ

26.5cmで268gです。

前作は287gだったため、かなり軽くなりました。


エアズームストラクチャー24 アッパー

アッパーはエンジニアードメッシュです。

前作とは編み目は変わりましたが、通気性はむしろ落ちたと思える変更です。

また、前作からの変更点はほぼこのアッパーくらいなので、軽量化されたポイントもここだと思われます。

しかし、むしろ重くなっても不思議はないような変更です。

エアズームストラクチャー24 ミッドソール

厚さだけならアルファフライ並みです。

前作から厚さ・素材とも変更なさそうです。

ミッドソールの素材の名称は、後足部に刻まれた「CMP010」だと思われます。

CMP010については、他のシューズには使われてなさそうで、ナイキの説明もありません。

私の感覚としては、非常にクッション性が高く、それでいてリアクトやズームXのように沈み込む感覚はなく、反発性もない素材です。

クシュロンの柔らかさにも似ていますが、おそらくクシュロンの方が軽量で反発性が高いと思われます。

なお、ズームエアは前作と同じく前足部です。

エアズームストラクチャー24 アウトソール

アウトソールはフラットで、ラバー面積も広く溝も多い安定感のあるタイプです。

前作と変わりありません。

エアズームストラクチャー24 使用レビュー

前作同様、「DYNAMIC FIT SYSTEM」を謳っているようにフィット感は良いです。

サイズ感は他のナイキや前々作のズームストラクチャー22と比べてやや幅広です。

かかと部分も肉厚でアッパーも柔らかいため、足回り全体を包み込んでくれるような柔らかさがあります。

前々作のズームストラクチャー22までは「DYNAMIC SUPPORT」と書かれていたように、フィットよりサポートを重視したシューズでした。

オーバープロネーション対策のため、内側の側面に硬い樹脂があり、過度に内側に倒れ込まないような設計になっていました。

それが前作から撤廃されてしまったこともあって内側も柔らかくなりました。

そのため、オーバープロネーションの方は心配な面もあるかもしれませんが、沈み込むようなクッションではないため、ヴェイパーフライやアルファフライほどには内側に倒れる心配は少なそうです。

完全なかかと着地をすると沈み込みはありますが、安定感は高く、横ブレはしないという感じです。

もともとオーバープロネーションではない自分にとっては前作からのこの変更はプラスで、足当たりが非常に柔らかくジョグ用には良いシューズとなりました。

前作から20g近く軽くなったとはいえ、スピードを出せるシューズではありませんが、履いていて気持ちの良いシューズです。

ズームXインヴィンシブルラン・リアクトインフィニティラン2との比較

ジョグ用に人気のズームXインヴィンシブルラン・リアクトインフィニティラン2との比較です。

走行感の特徴はそれぞれ以下の通りです。

ズームXインヴィンシブルラン

・いったん沈み込む、ズームX特有のクッションと反発がある
・ふかふかクッションでとにかく柔らかい
・地面に吸いつく感じがあり、地面からの足離れは良くない

リアクトインフィニティラン2

・リアクト特有の柔らかさと沈み込む感覚はあるが、ズームXほどはその感覚がない
・自然と前に進むライド感がある
・土踏まずのあたりを押し上げるような感覚がある

ズームストラクチャー24

・足当たりは非常に柔らかく、足全体を包み込む感触がある
・クッション性は高いが、沈み込みは少なく安定感が高い
・前足部はズームエアのおかげもあって反発性がある

3つの中で最も反発性があるのはズームストラクチャー24です。

ミッドソールの素材ではズームXが一番反発性がありそうですが、インヴィンシブルランでは完全にクッション性に使われている感じがします。

ズームストラクチャー24はこの中で唯一ズームエアが前足部に入っており、その反発感があるため地面からの足離れが良いです。

逆にインヴィンシブルランは地面にピタッと吸いつくような感覚があり、しっかり足を上げないでダラダラ走ろうとすると、つまづきそうになったりします。

また、リアクトインフィニティランにはロッカー機能があり、自然と前に進むライド感があるシューズですが、そのような機能はズームストラクチャー24にはありません。

ズームストラクチャー24はこの中で最もオーソドックスなシューズです。

そのため、クッション性の高さは欲しいものの、最新のテクノロジーより安定感の高いジョグ用シューズを探している人におすすめです。

まとめ

まずは基本スペックのまとめです。

ズームストラクチャー24の基本スペック

重さ:26.5cm 268g
アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:CMP010
ズームエア:前足部

その他の特徴や個人的感想です。

ズームストラクチャー24の特徴

・足を包んでくれる柔らかさ
・クッション性はありながら、沈み込みは少ない
・サイズ感はやや幅広

なお、前作エアズームストラクチャー23については「ナイキ エアズームストラクチャー23徹底レビュー!」の記事を、その他のナイキのズームランニングシューズについてのレビューは「ナイキズームランニングシューズ徹底レビュー!最新モデルを随時更新」の記事を参照してください。

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