ナイキのペガサスプラスは、2024年8月8日から先行販売、8月15日に一般発売となったペガサスシリーズの派生版です。
価格は本体で18,000円、税込19,800円と高騰しているナイキのランニングシューズの中では比較的安いと思える設定です。
見た目的には初代のペガサスターボとそっくりですが、手元にはペガサスターボネクストネイチャーしかないため、それと比較しながらスペックや特徴を説明いたします。
ペガサスプラス 重さ
26.5cmで230gです。
こちらは懐かしの初代ペガサスターボで26.5cmで221gでした。
こちらは最も人気の高かったペガサスターボ2で、26.5cm209gです。
そしてこちらがペガサスターボネクストネイチャーで26.5cmで240gです。
ペガサスプラス アッパー
アッパーはエンジニアードフライニットです。
ターボシリーズと同じく通気性はお世辞にも良くはありません。
ペガサスプラス ミッドソール
ミッドソールは全面的にズームXで、カーボンなどのプレートは入っていません。
ソールの厚さはかかと部で35mm、前足部で25mmの10mmドロップで、ペガサスターボネクストネイチャーより1mmずつ厚くなっています。
ペガサスプラス アウトソール
アウトソールはフラットで、中足部はミッドソールが剥き出しになっており、アウトソールラバーは前後にあります。
ネクストネイチャー(右)も前後にラバーがつけられている点は同じですが、体重の流れを誘導するようなグリップのついているネクストネイチャーと違い、ペガサスプラスは前後も内外もフラットです。
また、前足部はよく見ると「PEGASUS TURBO」という文字が入っており、完全にペガサスターボの後継と言っているようです。
ペガサスプラス 使用レビュー
足入れ感・フィット感は初代のペガサスターボに近い感じです。
ネクストネイチャーは足入れ感からやや硬さを感じ、あまりフィットするような感覚はありませんでした。
ペガサスターボ2はシルクのような柔らかさがありましたが、シュータンは薄く、フィットする感覚も薄かったです。
走行感は従来のペガサスターボ(初代・2)とネクストネイチャーの中間といったところです。
ネクストネイチャーのような硬さはありませんが、初代や2ほどの柔らかさも感じません。
おそらく初代や2の感覚をこのシューズに求める人が多いでしょうが、そう期待しているとがっかりするように思います。
ただし、ペガサスターボ初代・2より安定感はあり、沈み込まないために早く反発が帰ってきます。
レースに使えるようなシューズではありませんが、ノンプレートの中ではかなりスピードを出しやすいシューズで、スピード練習全般に使えると思います。
ペガサスプラス まとめ
まずは基本スペックのまとめです。
重さ:26.5cm230g
アッパー:エンジニアードフライニット
ミッドソール:ズームX
ズームエア:なし
その他の特徴や個人的感想です。
・足入れ感は初代のペガサスターボを思わせる
・走行感の柔らかさはペガサスターボ(初代・2)>ペガサスプラス>ネクストネイチャー
・ノンプレートシューズとしてはかなりスピードを出しやすい
その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。