バレーボール漫画「ハイキュー!!」はストーリーもさることながら、心に響く名言の多い傑作です。
そんなハイキュー!!の名言を100個に「絞って」お伝えします。
そんなハイキュー!!の名言はマラソンや他のスポーツだけでなく日常生活に置き換えても心に響く言葉がたくさんあります。
登場人物別に名言をご紹介していきますので、是非普段から使ってみてください。
日向翔陽(ひなたしょうよう)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
身長は低く技術は拙いものの、ずば抜けた運動センスを持つハイキュー!!の主人公です。
目の前に立ちはだかる高い高い壁
ハイキュー!!第1巻
その向こうはどんな眺めだろうか
どんな風に見えるのだろうか
頂の景色
おれ独りでは決して見ることのできない景色
でも独りではないのなら
見えるかもしれない景色
チームスポーツでは当然ですが、マラソンなど個人のスポーツでも人の助けは必要ですよね?
苦しい
ハイキュー!! 第1巻
もう止まってしまいたい
そう思った瞬間からの一歩
これが出せるのが強いランナーです。
負けたくないことに理由って要る?
ハイキュー!! 第9巻
なんでそんなに勝ちたいの?と訊かれたら、逆にこう言って返しましょう。
レシーブが無きゃスパイクも無い
ハイキュー!!第35巻
ボールが落ちたらバレーは始まらない
点を獲るのに近道が無いって事だけはしってる
強くなるための簡単な方法を見つけるより、地道な努力を続ける方が強くなる近道だったりします。
強いって自由だ
ハイキュー!!第40巻
スポーツの本質とも言えます。強さこそ正義。強い人は弱い相手に対して手を抜くのも全力で潰すのもやったことのない方法を試すのも自由なのです。
影山飛雄(かげやまとびお)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
天才セッターであり、準主人公と言える登場人物です。スポ根さは日向にも負けません。
諦めないって口で言うほど簡単なことじゃねえよ
ハイキュー!! 第1巻
マラソンでも狙っていた記録が達成できないとわかったら諦めてしまうことはないでしょうか?諦めないと思ってはいても、100%必死に頑張っているでしょうか?口で言うほど簡単じゃないですよね。
おれがいればお前は最強だ
ハイキュー!! 第3巻
後に日向からも言われます。
どんなに難しいボールだろうが
ハイキュー!! 第1巻
追う理由はひとつ
まだコートにボールは落ちていないから
どんな劣勢だろうが
戦い続ける理由はひとつ
まだ負けていないから
どんなにペースが落ちようが走り続ける理由はひとつ。まだゴールしてないから。完全に潰れたフルマラソンで思い浮かべた名言です。
コートの中の緊張をくれ
ハイキュー!! 第7巻
息苦しさをくれ
トラックレースは息苦しさをも伴う緊張感があります。でも、そんな勝負の場に立っていたい。外から見るだけだとこんな思いになります。トラックの中の緊張感をくれと。
サーブ下手
ハイキュー!! 第19巻
レシーブ下手
セットアップ・ブロック諸々中の下
何のためにコートに居る?
点獲るためだろ!
フルマラソンは苦手、ペース走も苦手。でも競り合ったら負けないスピードはある。ゴール前の叩き合いには負けない!自分に例えるとそんな感じです。
澤村大地(さわむらだいち)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
烏野高校のキャプテンです。個性派揃いの1・2年生をまとめる精神的な支柱です。
壁にブチ当たった時は
ハイキュー!! 第4巻
それを越えるチャンスだ
こんな風に思う、強い精神力が必要ですね。
勝とうとしなきゃ勝てないよ
ハイキュー!! 第5巻
たとえ勝負する相手が格上だろうが勝ちにいかないと勝てません。ただ、フルマラソンの場合は相手が勝手に潰れてしまうこともありますが…
才能の限界なんてわからない
ハイキュー!! 第10巻
もしそれを感じることがあったとしたって
それでも上を目指さずにはいられない
理由も理屈もわかんないけどさ
何故速くなりたいのか?もうこれ以上は速くならないか?年齢的に厳しいか?例えそれらを感じたって上を目指さずにはいられません。
勝ちを譲れないのはお互い様で
ハイキュー!! 第15巻
そのための鍛錬をしてきたのもお互い様
至極当然のこと
当然のことで
こんなにも恐ろしい事実
いつの世も勝負の世界は厳しいものです。
今こそがチャンスが訪れている瞬間
ハイキュー!! 第17巻
いつかチャンスが来たら、なんて漫然と思っていると、いざチャンスが来た瞬間を逃してしまうことがありませんか?
当たって砕ける気なんて微塵もない
ハイキュー!! 第19巻
今が最高の好機
行くぞ 行けるぞ
格上の相手にいつまでも「胸を借ります」なんて言っていたら、いつまでも勝てません。捨て身でなく勝ちに行く姿勢と気持ちが重要です。
ここで根性見せずにいつ見せんだよ
ハイキュー!! 第20巻
自分に言い聞かせる一言です。レース終盤で見せましょう。
苦手意識は宮城へ置いてきた
ハイキュー!!第33巻
「宮城」の部分は自分の出身地に変えて、どこかへ遠征する時にこの言葉を使いましょう。
田中龍之介(たなかりゅうのすけ)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
ぶっきらぼうなようで繊細かつ仲間思いな2年生です。
反省も後悔もほっといたってどうせする
ハイキュー!! 第16巻
今は良い方の感覚をガッチリ掴んで
忘れねえようにすんだよ
反省するのは良いことですが、反省ばかりする人はむしろこんな前向きな気持ちになることも必要です。
できるまでやればできる
ハイキュー!!第28巻
確かにその通りです。
ダセェのは勝負に負けるより勝負にビビること
ハイキュー!!第30巻
たとえ負けたとしても、逃げずに勝負することはかっこいいことです。
俺は普通の人間だと思う
体格とか能力とかガキの頃は自分を「天才に違いない」と思っていた
・・・いや中坊くらいまで思ってたかも
・・・いや今でもちょいちょい思ってるなでも多分身長は180に届かないだろうし運動能力に自信はあるけどバレー部の中で現時点で俺が一番である部分は無い
それが何かを諦める理由にはならないし言い訳にもならない
つーかそもそも普段そんな事考えない
でも半年に一回くらい限りなくメンタルがマイナス寄りになった時に思う自分は平凡なんだと
ところで平凡な俺よ
ハイキュー!!第30巻
下を向いている暇はあるのか
ちょっとスポーツができる人間にあるあるでしょうか?自分はすごいと思っているともっとすごい他人がいることを知る。そこで挫折を味わう感じ。
それを受け入れて前を向いていけるメンタルは、一流選手になるために必須と言えます。
落ちた後は上る以外に道は無し
ハイキュー!!30巻
スランプに陥った時に思い出したい言葉です。
月島蛍(つきしまけい)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
熱血的な日向・影山と違って冷静かつクレバーな1年生です。
相手セッターに
ハイキュー!! 第18巻
ブロックを欺いてやったという快感も
達成感も与えてはならない
執拗に執念深くかつ敏捷に
絶対にタダでは通さない
マラソンの例えには向いた表現ではないかもしれませんが、勝負の相手に例え負けたとしても、気持ちよく勝たせてはならない、プレッシャーをかけ続けることが重要であり、それがいつか勝ちにつながるということです。
たかがブロック1本
ハイキュー!! 第19巻
たかが25点中の1点
たかが部活
セットポイントとなるブロックを決めた月島。たかが1点、たかが部活と冷めたことを言いながらガッツポーズを決めます。冷めていた月島が熱くなった瞬間。10巻で木兎の言っていた「その瞬間」が訪れたシーンです。駅伝で逆転劇を演じたアンカーの気分みたいなものでしょうか。
「はやさ」はとてもとても強い武器で魅力的で格好良くて
それでも無敵なんかじゃないと他人より少しだけ知っているから
ハイキュー!!第33巻
変人速攻を武器とする日向・影山コンビのことを言っています。それを武器にしていたからこそ、それだけではやっていけないことを自分たち自身がわかっているのです。
マラソンも速さだけでなく、身体的な強さ・精神的な強さも必要ですね。
西谷夕(にしのやゆう)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
烏野高校の守護神「リベロ」です。熱く男前な性格です。
前のめりで行くぜ
ハイキュー!!第8巻
マッチポイントをとられ、ビビりそうな場面で西谷が仲間を鼓舞するために叫ぶ言葉です。
なかなかこういう時に使わない「前のめり」という言葉がしびれます。
選択肢が増えるってわかっててやんないなんてつまんねえよ
ハイキュー!!第26巻
やる理由よりやらない理由があるかを考える前向きな西谷らしい言葉です。
研ぎ澄まされていく空気
ハイキュー!!第36巻
取り残されるな
置いていかれるなんてもったいない
音駒高校のリベロである夜久のプレーに感化される西谷。良いプレーは周りの調子も引き上げます。マラソンに例えるなら、仲間たちが好結果を出す流れに自分も乗っかっていきたい感じでしょうか。
東峰旭(あずまねあさひ)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
烏野高校のエース。恐そうな見た目に反してガラスのハートの持ち主。
俺は仲間のおかげでここにいる
ハイキュー!!第40巻
強い仲間
信頼できる仲間
こいつらと一秒でも長くバレーをしていたいとおもう
でもただ一人信頼してこなかった奴が居る
・・・さあ相手は強敵だ
「自分」と戦ってる余裕は無いぞ
罪悪感も恐怖心も在って当然
ぜんぶ背負って俺は今日
俺を味方にする
実力はありながらもプレッシャーに弱いタイプの人間には滲みる言葉かもしれません。仲間のことは信頼しているという前提が個人的に好きなところです。
山口忠(やまぐちただし)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
控えのピンチサーバーです。小心者だった彼が少しずつ成長していく様が見られます。
そんなもん
ハイキュー!! 第10巻
プライド以外に何が要るんだ
ハイキュー!!における名言中の名言です。非ランナーから「なんでそんなに頑張ってんの?」って言われることがよくありますが、そんなときはこう言い返してやりましょう。
縁下力(えんのしたちから)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
控えのウイングスパイカーです。キャプテン澤村の脳震盪により急遽出場することに。
でも、ここに立った以上
ハイキュー!! 第14巻
そんな逃げるための言い訳は何の意味もない
それに逃げる方が絶対後からしんどいってことはもう知ってる
現実から逃げたくなることもあるでしょう。でも、逃げてみて思うこと。一度逃げたことでしんどい思いをしたことのある縁下ならではの言葉です。
これを拾えなければ
ハイキュー!! 第14巻
このコートでおれに価値はない
タスキをつながなければ自分に価値はない。そんな強い思いで箱根駅伝の選手も走っているのでしょう。
武田一鉄(たけだいってつ)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
烏野高校の顧問です。バレーボールは未経験ながら、鵜飼元監督の孫である鵜飼繋心にコーチを頼んだり、部のために奔走します。
負けは弱さの証明ですか?
ハイキュー!! 第8巻
君達にとって負けは試練なんじゃないですか?
地に這いつくばった後
また立って歩けるのかという
君達がそこに這いつくばったままならば
それこそが弱さの証明です
先生はバレーボールをよく知らないけどいいことを言います。負けたことのない人は逆境に立たされた時に精神的にもろかったりします。
明日勝ってから
ハイキュー!! 第17巻
改めて存分に褒めてくださいよ
練習ではなく、レースで結果を出してから改めて褒めてください。結果を出す自信があるからこそのセリフですね。
相手は”最強の挑戦者”
ハイキュー!!第28巻
でも僕らは等しくバレーボールへの挑戦者だ
前回のインターハイでは準優勝、前年の春高・インターハイではともに全国3位ということで「最強の挑戦者」と謳われる稲荷崎高校との対戦する時のセリフです。
負けは今の力の認識であっても弱さの証明ではない
ハイキュー!!第42巻
君たちの何もここで終わらない
これからも何だってできる
春高全国大会敗退後に生徒達にかける言葉です。インターハイ敗退後にかけられる言葉に似ていますが、より前向きなこの言葉の方が個人的には好きです。
鵜飼繋心(うかいけいしん)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
鵜飼元監督の孫で、バレーボールの経験のない武田先生に代わって烏野高校のコーチをやっています。
油断はするな
ハイキュー!! 第20巻
調子には乗れ
調子の良い時、それは大事ですね。
こういう場面は初めてじゃねえな
ハイキュー!! 第20巻
今までも越えた
今回も越える
キツい時は今まで越えてきたシーンを思い浮かべて強い気持ちで乗り切りましょう。
下を向くんじゃねええええ
ハイキュー!! 第21巻
バレーは常に上を向くスポーツだ
マラソンは常に前を向くスポーツですね。
鵜飼一繋(うかいいっけい)
烏野高校の元監督です。彼が監督をやっていた頃は全国大会に出場する強豪だったものの、辞めてから烏野高校は落ちた強豪と呼ばれるように。
勝負事で本当に楽しむためには強さが要る。
ハイキュー!! 第8巻
「楽しんで走ります」などというセリフをよく聞きます。でも、マラソンが順位をつけるものである以上、それは競技であり勝負事です。ただ景色を楽しんで走るより、苦しくても一番でゴールしたほうが楽しいに決まっています。
新しいことがすべて
ハイキュー!! 第12巻
正しいこととは限らないし
それが正しいかなんて
ずっと先にならんとわからんかもしらん
それでも考えることには
必ず価値があると思ってるよ
上手くいかない時は新しいことを試してみることも必要。でもそれも正しいかはわからない。ただ、考えることは重要ってことです。さらに言えば、実際に試してみて自分に合うかを実感するのも重要です。
清水潔子(しみずきよこ)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
烏野高校3年マネージャーにしてアイドル的な存在。マネージャーとしても優秀なようです。
何かを始めるのに
ハイキュー!!第9巻
”揺るぎない意志”とか
”崇高な動機”なんて無くていい
成り行きで始めたものが
少しずつ大事なものになっていったりする
谷地さんをマネージャーに誘う時の言葉です。多くの人の大事なものはこんな風に始まるのかもしれませんね。
神様にお願いしても試合に勝たせて貰えるワケじゃない
ハイキュー!!第26巻
大丈夫
神様の助けがなくても大丈夫よ
その通りですが、そこまで自信を持って練習をしてきたと言えるかが重要ですね。
転んだ先に見えたのは、それでも青い空だった。
ハイキュー!! 第26巻
いつもと 何が違ったのか。
空を切ったと思った脚に触れた堅い感触に
心臓がギュッとなった。
転倒
きれいに一回転
痛みは 無い
ただ
雲がゆっくりだったから
ああ転んだんだって 思った。
練習して 練習して 練習して 積んで来たものは想像以上にあっけなく終わる
その事実を私は 自分で思っている以上に
恐れていたのかも知れない
バレー部にはしばらくマネージャーは居なくて自己流で色んな事を知った
バレーのルール 審判のハンド シグナルスコアの付け方
何かに打ち込んでいる時の心地良さ
でもどこか他人事
自分は最前線で戦っているわけではないという安堵
でも チームメイトは
徐々に“他人”ではなくなった
なんとなくで始めたマネージャーの仕事
もともとそのポジションには誰も居なかったワケだし
私が居なくなっても ただ「元通り」になるだけだと思っていた でも
繋がなくてはならない
託さなければならない
練習して 練習して 練習して 積んで来たものは想像以上にあっけなく終わる
それが どうした
敗北を確信しているわけじゃない
勝利を確信しているわけじゃない
挑まずには いられない
私はコートに立たないし
ユニフォームを着るわけでもない
でも 今
ここが私の 最前線
たくさん練習しても結果が出せずに一瞬で崩れることがフルマラソンでもよくあります。
かといって攻めないで安全策をとったら練習を積んできた意味もない。
攻めるのは自信があるからではなく、挑戦するための練習を積んできたから。
「自分が」挑戦するのでなく、挑戦する誰かをサポートする側になってもそれは変わらないということです。
谷地仁花(やちひとか)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
おっちょこちょいであがり症ながら、だんだん成長していくさまが見られる烏野高校1年マネージャー。
今までの自分に無かった思想を思い知るのは痛気持ちいいです
ハイキュー!!第35巻
「痛気持ちいい」の使い方が良いと思いませんか?いろんなことに応用できる名言です。
月島明光(つきしまあきてる)
月島蛍の兄。弟思いでよく応援に駆けつけます。
今思い出してもクソ悔しいし
ハイキュー!! 第11巻
「良い経験した」って消化もできない
でももう知っちゃったんだ
バレーが面白いってことも
スパイク決める気持ち良さも
歓声の誇らしさも
学生時代の部活では悔しい思いをして、今思い出しても良い経験だったなんて思えない。でも、大人になってから趣味としてやってみると、まるで自分はすごいレベルの選手なんじゃないかって思えるような楽しさがあるんです。
気が済むまで
ハイキュー!! 第11巻
本気でやれる場所にいたい
たかが趣味、されど趣味。でも本気でやるから楽しいんです。
田中冴子(たなかさえこ)
田中龍之介の姉。サバサバした性格で姉御肌です。
回り道には回り道にしか咲いてない花があんだからさ
ハイキュー!! 第9巻
若くして人生悟ったかのこの名言。故障やモチベーションダウンで走れない・走らない期間があったとしてもそれは無駄じゃないんです。そういう期間があってこそ走れる喜びがわかったりもしますもんね。
アタシ達の役目は相手の応援に勝つ事じゃない
ハイキュー!!29巻
坊主共の背中を押す事もできないかもしれない
だって奴らは勝手に進む
だからアタシ達はちょっとだけ空気を整えられれば良い
稲荷崎高校の応援にのまれそうだった烏野高校サイドを救ったのは田中の姉さんの率いる和太鼓集団の応援でした。
黒尾鉄朗(くろおてつろう)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
音駒高校のキャプテン。挑発がうまく策略家。
俺たちは血液だ
ハイキュー!! 第4巻
滞りなく流れろ
酸素を回せ
脳が正常に働くために
陸上競技に例えるならエースに繋ぐ駅伝選手の心境でしょうか?
俺達の全力を次の瞬間越えてくる
ハイキュー!!第34巻
これだからこいつらがきらいだ
ライバルへの最大の賛辞ですね。
しんどい時間は越えてきた
ハイキュー!!第36巻
ごほうびタイムだ
マラソンも後が長いと考える分、終盤より中盤の方がきついと思うことがあります。レース終盤でこの言葉を思い出しましょう。
孤爪 研磨(こづめけんま)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
内向的な性格で特に優れた運動神経があるわけでも体力があるわけでもない。しかし、鋭い観察眼を持ち、キャプテン黒尾に「音駒の背骨で脳で心臓」だと言わしめる頭脳派プレイヤー。
根性
漠然と嫌っていた言葉
近頃世間でも煙たがられがちであろうその言葉はまるでキモチ次第でいつでも発揮できるものの言われ方だ
でも最近思う
「根性」って響きを好む人も嫌う人も両方が思ってる以上に「根性見せる」って難易度高い事なんじゃないかなって
根性って多分最終奥義
精神と体力を鍛えてきた者が満を持して発動できるものおれには使えない必殺技
ハイキュー!!第31巻
寒いから・雨だからなんて理由で練習休んだ自分にも見せられない必殺技です。
あんな頑張ってる奴と一緒にしたら失礼
でも凄い物を見ると自分の中の「できそう」のラインが少し更新されるよね
ハイキュー!!第34巻
テレビでマラソンとか駅伝見ると私もそう思います。
確かにおれはできるなら汗かきたくないし
ハイキュー!!第36巻
練習よりゲームしたい時もあるし
バレーはやるより見る方が好きかなって思う
でも「さてとやらなくちゃ」って思うのは悪くないよ
なんとなくわかります。
苦しい
ハイキュー!!第37巻
しんどい
終わらないでほしい
レース終盤でこう思えたらドMですね。
犬岡走(いぬおかそう)
音駒高校1年。日向・影山の速攻を完全に止めた最初のプレイヤー。日向に匹敵するスピードの持ち主。
”怖い”と気付いてしまった
ハイキュー!!第36巻
気付いてしまったから
もう立ち向かう以外無い
逃げる選択肢はないのです。
及川徹(おいかわとおる)
青葉城西高校キャプテン。中学の後輩でもある影山を強烈にライバル視する。チャラそうに見えて実は努力家。
急速に進化するお前に
ハイキュー!! 第8巻
俺は負けるのかもしれないね
でも
それは今日じゃない
マラソンを始めて間もない彼。才能のある彼にそのうち抜かれてしまうかもしれないね。でも、今日は負けない!そんなところでしょうか?
才能開花のチャンスを掴むのは
ハイキュー!! 第17巻
今日かもしれない
もしくは明日か明後日か来年か
30歳になってからかも?
体格ばかりは何とも言えないけど
無いと思ってたら
たぶん一生ないんだ
信じて努力し続けることこそが重要ですね。天才だと思われている及川が、実は努力で這い上がってきたことがわかる名言です。
才能は開花させるもの
ハイキュー!! 第17巻
センスは磨くもの
センスや才能は、ないと言って諦めるものではないということです。「座右の銘」に使える言葉です。
来い、お前の最強の武器で来い
ハイキュー!! 第17巻
全力で来た相手を全力をもって制すこと。マッチポイントを握られたタイミングでこの強い気持ちはしびれます。
おれは自分の選択が間違いだと
ハイキュー!! 第17巻
思ったことは一度もないし
おれのバレーは何ひとつ終わっていない
取るに足らないこのプライド
絶対に覚えておけよ
プライドと闘争心の塊のような彼の発言が好きです。自分の選んだ道を絶対に曲げないという意思が見てとれます。
”上”を目指す以上苦しい事の方が多い
ハイキュー!!第42巻
苦しくなくちゃがんばった事にならないって思い込んでるみたいなとこもある
でもそんなことはお構い無しに時々楽しいは来てしまう
楽しいが俺を引っ張ってしまう
バレーボールは楽しいと忘れては思い出す
マラソンも同じです。
岩泉一(いわいずみはじめ)
青葉城西高校のエース。及川とは幼なじみ。
目の前の相手さえ見えてない奴が
ハイキュー!!第8巻
その先に居る相手を倒せるもんかよ
烏野より白鳥沢を意識している及川に岩泉が言った言葉です。
大きな目標を持つのはいいですが、まずは目の前の課題をクリアすることを意識しましょう。
木兎光太郎(ぼくとこうたろう)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
梟谷学園のキャプテンにして全国5本指に入るスパイカー。お調子者で、敵味方関係なく士気を高めてしまう不思議なキャラクター。
その瞬間があるか、ないかだ
ハイキュー!! 第10巻
たかが部活、たかが趣味にそこまで夢中になれること。それはあたかも自分が中心の存在であり、スポットライトを浴びるような感覚があるかないかによるところが大きいんですかね。
もしもその瞬間が来たら
ハイキュー!! 第10巻
それがお前がバレーにハマる瞬間だ
ハマるのは徐々にというより、瞬間なんですね。
エースの心得
ハイキュー!! 第22巻
背中で味方を鼓舞するべし
どんな壁でも打ち砕くべし
すべてのボールを打ち切るべし
木兎の着るTシャツの文言です。駅伝などチーム戦ではこういったエースの姿勢で指揮が上がることがありますよね。
「負けたら」
ハイキュー!!第35巻
そんな事考えて水差しちゃだめだよ
後の事じゃなく今見て
俺達がどのくらい強くなったか見て
応援する側もポジティブに応援しましょう。
お前「絶対に負けられない戦い」とか思ってない?
ハイキュー!!38巻
じゃあさ
今まで負けてもいい戦いはあった?
いつもの力が出せなくプレッシャーに沈みそうな赤葦に言ったセリフです。野暮なことを言えば練習試合だったら負けてもいい戦いかもしれませんが。
世界が!!!
ハイキュー!!第38巻
俺に加勢している!!!
プレッシャーには無縁。応援を100%自分の味方にできる木兎の強さが表れた言葉です。
”ムリ”ではなく”ムズカシイ”である!!
ハイキュー!!第38巻
「明日こそ全部拾って全部決める」と宣言した木兎が、「無理」と言いかける赤葦に待ったをかけ言った言葉です。
確かに限りなく無理に近いことですが、100%無理とは言えません。超ポジティブ思考な木兎ならではの言葉です。
赤葦京治(あかあしけいじ)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
梟谷学園のセッターを務める2年生。木兎のボケによくツッコミを入れる冷静なキャラクター。
”タスクフォーカス”
ハイキュー!!第38巻
試合の最終的な結果や審判のジャッジ
対戦相手の行動
それらは自分がコントロールできないもの
自分がコントロールできるのは
自分の思考と行動だけ
重要なのは常に
「次自分にできる事とすべき事」
影山なら上げるだろうか?そんな嫉妬や憧れは試合中には不要だと自分に言い聞かせるシーンです。
牛島若利(うしじまわかとし)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
白鳥沢学園のキャプテンにして、全国3本指に入るスパイカー。その絶対的自信とプライドから醸し出される風格は超高校級。
お前達の実力がどうであっても
ハイキュー!!第9巻
見られることで
俺たちが弱くなることはない
白鳥沢の偵察をしたいと言う影山に対して放った言葉です。
王者としてのプライドを感じるセリフです。
お前のその実力で何を焦る必要があるんだ
ハイキュー!! 第21巻
調子落ちなどで自信をなくした仲間に言ってあげましょう。
秋宮昇(あきみやのぼる)
扇南高校元キャプテン。後輩思い。
本気も必死も一生懸命も
ハイキュー!! 第12巻
格好悪くない
いますよね、本気でやる人や必死でやる人を笑う人って。むしろ格好いいと思うんですけど。
悔しいって感情は誰だってホンモノだと思う
ハイキュー!! 第12巻
でもその悔しさ
3日で忘れる奴は弱いままだからな
悔しいと思う気持ちをモチベーションにし続けることが重要ですね。
大将優(たいしょうすぐる)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
戸美学園キャプテン。性格悪いと思われているが、実は…?
勝ちたかったって言うなら
ハイキュー!! 23巻
どうして手を尽くさないんだろうな
後悔先に立たず。結果は出したいけど練習はしたくない…では結果が出るわけないですよね。
試合の中に確実なものなんて一つもない
ハイキュー!! 第23巻
全てはどこかで吹く追い風のため
特にフルマラソンではゴールまで何があるかはわかりません。準備しておいて無駄になることも多いですが、可能性がゼロではないのなら手を尽くしましょう。
実際に優勝できるかできないかなんて関係無い
ハイキュー!!第37巻
負けるからやらないなんて事は無いし
勝てるからやるわけじゃない
わからないからむしろ面白いんですよね?
入畑伸照(いりはたのぶてる)
青葉城西高校の監督です。及川に任せているのか、試合運びに関してあまり口は出さないようです。
どんな時でも最善手を探して足掻け
ハイキュー!! 第8巻
考えるのを止めるな
諦めないってこういうことですね。辛くなると脳が思考を停止して楽な方を選んじゃったりしますよね?
何を言おうとも
ハイキュー!! 第17巻
結果は結果のまま
悔しさが薄まることもない
後悔の残るプレーもあるだろう
それでもまずは言わせてもらいたい
よく戦った
全力で戦って負けた仲間にこれ以上ない労いの言葉です。
ホセ・ブランコ
及川の回想シーンに登場します。及川がセッターを目指すきっかけとなったアルゼンチンの元セッターにしてVリーグチーム「立花レッドファルコンズ」の元監督。今の及川があるのはこの人の言葉があったからといっても過言はありません。
自分の力の上限をもう悟ったって言うのか?
ハイキュー!! 第17巻
技も身体も精神も何ひとつ
出来上がっていないのに?
自分より優れた何かを持っている人間は
生まれた時点で自分とは違い
それを覆すことなど
どんな努力・工夫・仲間を持ってしても
不可能だと嘆くのは
全ての正しい努力をしてからで遅くない
ただ、自分の力はこんなものではないと
信じてひたすらまっすぐに進んでいくことは
自分は天才とは違うからと嘆き
諦めることより
辛く苦しい道であるかもしれないけれど
確かに諦めたほうが楽かもしれません。可能性を信じて努力をし続けることは歳を重ねるほど難しくなりますね。
「正しい努力」という言葉がなんか好きです。
灰羽アリサ(はいばありさ)
音駒高校1年灰羽リエーフの姉。バレーボールについてはルールはわかっている程度。
“希望”も”可能性”も
ハイキュー!! 第22巻
いつだってあるものよ
守備の要である夜久が捻挫で途中退場してしまって意気消沈する山本あかね(音駒のエース山本の妹)にかけた言葉です。
陸上に例えるなら、駅伝チームを応援する時の心境でしょうか。故障や不調でベストメンバーが組めなくても代わりのメンバーが結果を出す可能性があります。応援する側が勝手に絶望視しては、走る側に失礼ですよね。
田代秀水(たしろひでみ)
澤村の2つ前の主将です。
チャンスは準備された心に降り立つ
ハイキュー!!第27巻
元は細菌学者パスツールの言葉であるようです。
「いつかチャンスが来たら」なんて考えていて、目の前のチャンスを逃したりチャンスが訪れている瞬間に気づかないなんてことありますよね?
宮侑(みやあつむ)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
高校ナンバー1セッターとも言われるスタープレイヤー。稲荷崎高校の中心人物。
全国2位がなんやねん
ハイキュー!!第32巻
2位?3位やったっけ?
どっちでもええわ
昨日の事や
”昨日”はもう消化した
”たくさんの昨日”はもう筋肉になっとる
今日何をする?
「昨日を守って明日何になれる?」
常に前と上しか見ない超前向きな言葉です。
バレーボールの「思い出」なんか1個もない
ハイキュー!!第44巻
ぜんぶここにあんねん
全部!!!
過去の思い出ばかり話すようになると人は進化はしないなと自分も思います。彼ほど極端ではないですが。
賞賛か罵声か
ハイキュー!!第45巻
どっちかでええねん
どっちかの中に居りたいねん
求めるのは「成功」か「失敗」か。「頑張ったで賞」はいらないという信念が伺えます。
北信介(きたしんすけ)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
強豪稲荷崎高校の主将。守備力は高いが技術的・身体的に特筆すべき能力があるわけではない。特筆すべき精神性の持ち主。
「他の連中より強い」という自信ではなく
ハイキュー!!第31巻
自分はしくじらないという自信
ほとんどの市民ランナーにとっては誰かとの戦いではなく自分との戦いです。
この考え最強ですね。
喝采は要らん
ハイキュー!!第31巻
ちゃんとやんねん
褒められるからやるのではなく、決められたことをただきっちりやるだけという彼の考えがよくわかる言葉です。
神さんはどこにでも居るからな
ばあちゃんはいつも言うとったけどそのうち俺はどっちでもええなって思うようになった
「反復・継続・丁寧」は心地ええんや
ハイキュー!!第31巻
休まず毎日走る人の感覚ってこんな感じでしょうか?
「結果より過程が大事」と大人が言うて子供はイマイチ納得せん
でも俺は大人に大賛成や
俺を構築すんのは毎日の行動であって”結果”は副産物にすぎん
将来バレーボールで飯食ってくわけでもないしな俺は
でもこれも”結果”のうちかなあ
ハイキュー!!第31巻
ここで言う”結果”とは高校3年にして初めてユニフォームをもらったことを指しています。
結果にこだわらない彼が得た結果には重みがあります。
今までちゃんとやってきたし俺には後悔なんか無いって言い切れる
俺にとって「勝敗」は単なる副産物なのも変わらんのに・・・なんやろなあ
どや俺の仲間すごいやろってもっと言いたかったわ
ハイキュー!!第33巻
烏野高校に負けた後の言葉です。仲間愛に溢れた言葉ですが、数年後、これが現実のものになります。
桐生八(きりゅうわかつ)
全国3本指の一人と言われる狢坂高校のエース。
強い奴らの非常さが心地良い
ハイキュー!!第38巻
ミスをした時、負けた時、うまくいかなかった時、どんな優しい言葉をかけられても許せないのは自分自身。
ならば「今回はダメだったね」とはっきり言われる方が優しくされるよりむしろ心地良かったりしませんか?
星海光来(ほしうみこうらい)
出典:ハイキュー!! OFFICIAL WEB SITE
身長は低いが身体能力は非常に高く、サーブ・レシーブ・トス・スパイク・ブロックとあらゆるプレーで全国トップクラスの能力を持つ小さな巨人。
小さいことはバレーボールに不利な要因であっても不能の要因では無い!!
ハイキュー!!第28巻
星海の代名詞的なセリフです。
俺は俺が弱い事をとうの昔に知っている
ハイキュー!!第39巻
このレベルでこう思える人は、どこまで強くなってももっと強くなりたいと貪欲に練習できるのでしょうね。
鷲匠鍛治(わしじょうたんじ)
白鳥沢学園の監督です。身長に恵まれず重用されなかった現役時代の自分を否定するかのように大きい選手を重用するシンプルな指導法をとり、日向を否定するが、しかし、、、
この長い40年よりあの頃の刹那の10年が叫びだす
高さこそ正義
大きいことこそ至高
高いところから全部見渡すいちばん格好良いバレー俺にもできると叫びだす
ハイキュー!!第41巻
40年の自分の指導人生を否定する現役時代の自分の思い。いつの間にか日向のファンになってしまった鷲匠監督の思いが弾けた瞬間でした。
雀田かおり(すずめだかおり)
梟谷学園のマネージャー。
・・・決まると思った
ハイキュー!!第38巻
「決めてほしい」じゃなく「決まる」と
狢坂戦で木兎が打つ前に心の中で思った言葉です。
自分もレースで自己ベストが出ると思ったことがあります。「出したい」じゃなく「出る」と。
雲雀田 吹(ひばりだふき)
全日本男子代表の監督。
・・・ここに居る選手達の中に誰一人として”負け”を経験しない者など居ない
たとえこの大会の結果が優勝であったとしても強者ほどより上の強者に打ちのめされる
挑む者だけに勝敗という導とその莫大な経験値を得る権利がある
今日敗者の君たちよ
ハイキュー!!第42巻
明日は何者になる?
登場人物を漏れなく負けさせるハイキュー!!
負けを知らない王者より負けを知っている王者の方が強いと私は思います。
ナレーション
・・・練習・試合
ハイキュー!!第32巻
長く・そして多分苦しい事の方が多い時間の中でごく稀にこういう1本がある
思い出すだけで心が奮い立つような
自信が蘇るような
大きく険しい山を登る途中に足掛かりとなってくれるような1本
それは奇蹟などではなく
100本に1本
1000本に1本であれ
掴みに行って掴む1本
稀に掴むそういう1本を紡いで
上へ上へと登って行く
誰のセリフというものでもなく、ナレーションとして語られる言葉です。
レシーブ下手くそと言われていた日向が稲荷崎で見せた完璧なレシーブ。
それはたまたまそこにいたわけではなく、完璧に読んだ上で決めた見事なレシーブ。
影山に初めて「ナイスレシーブ」と言わしめる最高のレシーブでした。
[補足]横断幕
セリフだけでなく横断幕もかっこいいのがハイキュー!!です。
飛べ
烏野高校 横断幕
以前は強豪だった烏野も近年は低迷していることで「墜ちた強豪、飛べない烏」と揶揄されるようになっていました。
「飛べ」という横断幕はそれに呼応するように復活を告げる言葉です。
コートを制す
青葉城西高校 横断幕
個人としての能力の高い主将の及川ですが、セッターとして周りの選手を生かすことに非常に長けています。
日向には大王様と言われていますが、大王様としてコートに君臨する及川のイメージに近い横断幕です。
獅子奮迅
白鳥沢学園 横断幕
強者であれ
白鳥沢学園 横断幕
白鳥沢には2種類の横断幕があります。いずれも王者の風格を表す言葉です。
思い出なんかいらん
稲荷崎高校 横断幕
横断幕としてはなかなか類を見ない言葉ですが、最もかっこいい言葉ではないでしょうか?
監督や宮侑の思想も全く同じです。
繋げ
音駒高校 横断幕
守備力の高い音駒らしい横断幕です。
最強
梟谷学園 横断幕
一球入魂
梟谷学園 横断幕
梟谷学園の横断幕は2つあります。一球入魂は赤葦が監督から「脳筋ワード」だと思ってるだろ?と言われるシーンがありますが、もっと深い言葉です。
習慣は第二の天性なり
鴎台高校 横断幕
「習慣の力は大きなもので、生まれつきの性質と変わらないほど日常の行動に影響を及ぼす」という意味の慣用句です。
「飯食うみたいにバレーしよる」と稲荷崎高校の宮治に言われた日向もバレーが習慣化していると言えます。
伊達の鉄壁
伊達工業高校 横断幕
「鉄壁」と呼ばれるブロックを誇る伊達工業ならではの横断幕です。
ハイキュー!!第6巻の巻末番外編で描かれた「来年の”鉄壁”は絶対崩れねえよ」と引退する3年生が語るシーンは泣けました。
質実剛健
条善寺高校 横断幕
自由奔放なプレースタイルを好む条善寺高校にはそぐわないような横断幕です。
彼らは自由を求めますが、本当に自由になるためには強さが必要です。
日向が星海のプレースタイルを見て「強いって自由だ」と言ったのは本質で、強さのない自由さには意味がありません。
粘りを見せろ
和久南高校 横断幕
守備よりの和久南に向いた横断幕です。マラソンにも使えそうなキャッチコピーです。
正々堂々
戸美学園 横断幕
言動で審判を味方にしようとする戸美学園らしくない横断幕です。
ただ言動は狡猾ではあるものの、プレー自体は正々堂々と言えるかもしれません。
細き流れも大河となる
椿原学園
前の年に全国大会初出場したものの、緊張のためガチガチになって敗北した椿原学園ですが、本年も1回戦で烏野高校に敗れます。
その経験が数年後には強豪という大河になる可能性も秘めているということですね。
頑張れ常波高校
常波高校 横断幕
インターハイ宮城予選の初戦で烏野高校に敗れます。
ひねりのないというか普通の横断幕です。
何度でも立て
早流川工業高校 横断幕
音駒高校と春高全国大会で対戦した早流川工業高校の横断幕です。
音駒高校と同じく守備力・粘り重視のチームカラーが表れた言葉です。
必勝
北川第一中学
及川や影山が所属していた中学の横断幕です。
まさに「必勝」と言うにふさわしい強豪校だったようです。
まとめ
以上、漫画「ハイキュー!!」の名言を登場人物ごとにまとめてみましたが、非アスリートはもちろんランナーの心にも響く名言を残しています。
あなたはどれが好みでしょうか?
また、現実の偉大なランナーたちの名言は以下のリンクを参照してください。
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