アシックスのライトレーサーは、部活生のトレーニング用にも人気の高い、コスパ系ランニングシューズのシリーズです。
ライトレーサー4 重さ
ASICS公式
27cmで225gです。
ほぼ前作と同じです。
ライトレーサー4 アッパー
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3Dプリントで補強されたメッシュアッパーです。
前作ライトレーサー3から最も大きい変更点はこのアッパーです。
前作も3Dプリントのメッシュアッパーでしたが、デザインが変わり耐久性が向上しました。
シューレースホールも画像のようにジグザグになっており、甲にかかる圧迫感を分散化させる構造のようです。
また、シュータンも前作より薄くなりました。
ライトレーサー4 ミッドソール
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ミッドソールはフライトフォームプロペルです。
フライトフォームプロペルは、柔らかく弾力性があるといった表現がよくされますが、さらに柔らかさと弾力性のあるフライトフォームブラストやフライトフォームブラストプラス、フライトフォームブラストターボが一般的に広まってきた今、それほど柔らかくも弾力性もない感じがします。
厚さ・素材とも前作と変更はありません。
ライトレーサー4 アウトソール
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こちらも前作から変更はありません。
硬めで安定性・耐久性に優れ、中足部から前足部に自然に体重移動しやすいようなガイドラインがあります。
また、中足部にねじれ防止のために硬いシャンクがあるのが特徴です。
ライトレーサー4 走行感
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大きな特徴もないシューズですが、クセがないためにあらゆる用途に使いやすいシューズです。
サイズ感は他のアシックスのランニングシューズよりやや小さめです。
レースで使うのに高いパフォーマンスが期待できるシューズではありませんが、トレーニング全般に使える上、耐久性も高いです。
長距離選手だけでなく短距離選手にも使いやすさがあり、部活生に人気が高いのはうなづけます。
以下、他のコスパ系ランニングシューズとの比較です。
ライトレーサー3との比較
ライトレーサー4は、上からアッパーを触った感じは前作よりも3Dプリントの硬さを感じますが、内側は前作よりも柔らかくなったように思います。
そのため、前作の方がカチッとしたホールド感があり、スピードは伝えやすいです。
今作ではアッパーが柔らかくなったこと、シュータンが薄くなったこと、シューホールがジグザグになり甲にかかる負担が分散されるようになったことから、前作より強めにシューレースを結ぶことでホールド感をアップさせる必要がありそうです。
しかし、ミッドソールやアウトソールには変更がないため、走行感にはそれほど差がありません。
そのため、ライトレーサー4の発売によりセールされる3が買えるようなら前作の方がお買い得です。
ハイパースピードとの比較
アシックスのコスパ系トレーニングシューズとして、しばしば比較されるのはハイパースピードです。
ハイパースピードの方がアッパーは柔らかめで、自然と転がるようなライド感があるのが特徴です。
ライバルフライ3との比較
ライバルフライ3はナイキで人気のコスパ系シューズです。
比較するとクッション性はライバルフライの方があり、ホールド感やフィット感はライトレーサーの方があります。
まとめ
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まずは基本スペックのまとめです。
・重さ:27cm225g
・アッパー:3Dプリントメッシュ
・ミッドソール:フライトフォームプロペル
ライトレーサー4の特徴のまとめです。
・クセがなく汎用性の高いトレーニングシューズ
・耐久性が高く価格は安くコスパが高い
・アシックスの他のシューズより小さめ
その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。