通常版36に続いてトレイル版が発売されたナイキズームペガサス。6月13日に発売されながら、品切れが続きなかなか購入できませんでした。
どこのサイトを見ても2週間ほど品切れが続いていましたが、これは大人気であるというより、どの程度売れるかわからなかったナイキ側が生産数を絞っていたためと思われます。
ズームペガサス36トレイル 重さ
まずは重さですが、26.5cmで262gとトレランシューズとしてはかなり軽量です。通常版ペガサス36が252gなので、なんと10gしか変わりません。
ズームペガサス36トレイル アッパー
アッパーは普通のランニングシューズ並みに薄めなので、転倒時にはやや不安があります。
汚れも目立つ色ですし、撥水性もありませんが、通気性は良いです。
ナイキの公式サイトでも通気性の良さを売りにしています。
しかし、そもそもトレランシューズに通気性はそんなに必要ではないのではないかと思います。
ペガサス36と並べてみると、シルエット的にはそっくりです。
ズームペガサス36トレイル ミッドソール
横から見るとこんな感じです。内側と外側でデザインが違います。内側は山をイメージしたデザインで、外側はお馴染みのスウッシュマークです。
36と比べるとミッドソールの厚みは同じくらいで、履いた感触も遜色ないクッション性があります。
トレランシューズなので硬めの感触を想像していましたが、驚きの柔らかさでした。
となると逆に心配なのは石を踏んだりした時の感触です。
痛くはありませんが、ダイレクトに石の硬さを感じます。
ズームペガサス36トレイル アウトソール
アウトソールはこんな感じです。デザインはやはりペガサス36に似ています。
これも36と比べるとデザインは似ていますが、さすがにここはトレイルの方が溝が大きくて深くて硬く、滑りにくい仕様になっています。
まとめ
以上のことをまとめると、ペガサス36トレイルはアウトソールに関してはトレランシューズとしてしっかりしており、不整地でも走れるモデルですが、アッパーやミッドソールはランニングシューズと同等と言えます。
そのため、ぬかるみのあるトレイルや初心者が使うのには不向きです。
上級者がトレイルレース用に使用するか、乾いた浅いトレイルに使用するのには向いています。
なお、通常版のペガサス36については「ナイキ ズームペガサス36徹底レビュー!」の記事で書いてますのでよろしければ参考にしてください。
後に発売されたペガサストレイル2は大きくアップデートされました。
さらにゴアテックス仕様となった「ペガサストレイル2GTX」はかなりおすすめですので、よろしければ「ナイキ ペガサストレイル2GTX(ゴアテックス) 徹底レビュー!」の記事をご覧ください。
その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください