カツサプとは、最大で時速100kmのスピードで移動し、一日中泳ぎ続けられるスタミナがあるというカツオの回復力に着目し、そのエキスを使ったサプリです。
フルマラソンレース終盤での失速防止に非常に効果のあるサプリだと思っていますので、その効果とおすすめの摂取方法についてお伝えいたします。
カツサプの効果とは?
カツサプには乳酸を分解し、再エネルギー化する効果があるとされます。
そもそも乳酸とは疲労物質と考えている人も多いと思いますが、実はそうではありません。
未だに乳酸を除去して疲労を回復させようという健康食品も見かけますが、これはおかしな話です。
乳酸はいつまでも身体の中にとどまるわけではなく、30分もすれば消えてしまいます。
つまり、疲労を感じさせる要因が乳酸にあるわけではないということです。
それどころか乳酸はエネルギーとして再利用することが可能です。
その再利用する力を高めるのがカツサプというサプリなのです。
カツサプの摂取方法
カツサプには、水に溶かして飲むパウダータイプと、水と一緒に飲みやすい粒タイプがあります。
パウダータイプは60〜150mlの水に溶かして飲みます。
ハーフマラソンなら1袋、フルマラソンなら2袋をレース30分前に飲むのが目安です。
粒タイプは1袋3粒入りです。
パウダータイプと同じくハーフマラソンなら1袋、フルマラソンなら2袋をレース30分前に飲むのが目安です。
効果のところでも書きましたが、乳酸を再利用する力があるのがカツサプのメリットなので、レース後や休足日の疲労回復効果は期待できません。
カツサプの使用レビュー
私は粒タイプの方を基本的に使用しています。
レース30分前にはスタート地点に並んでいるので、水分なしで摂取できる粒タイプの方がおすすめです。
カツサプを摂る前は30kmの壁を常に感じていましたが、カツサプを摂るようになってからは、壁が35kmくらいになった感じです。
全く壁がなくなるほどの効果があるとまでは言えませんが、レース終盤の5kmはかなり重要です。
また、カツサプを使うようになる前はジェルを持って走っていました。
しかし、あまり走りながらジェルを飲むのは得意ではなかったため、最近ではジェルを持たずに走るようになりましたが、それでも壁を遠ざけることができたのです。
もちろん通常からジェルを使っている人はレース30分前にカツサプを飲むだけで、レース中には普段通りジェルを摂取すれば良いと思います。
デメリットなのは高額という点だけです。
そのためレース以外では使いづらいですが、確実に効果は見込めると思いますので勝負レースではおすすめです。
Amazon、楽天、Yahooショッピングなどでも購入できますが、下↓の公式サイトで買った方が安そうです。
公式サイトはこちらまた、カツサプと並んで非常に効果があると思うのがモルテンです。
モルテンについて詳しくは「モルテンドリンク320は効果ある?その特徴と飲み方とは?」の記事を参照してください。