![ホカオネオネ「EVO カーボンロケット」レビュー!](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2020/02/29B2F2A7-37EF-41D9-921B-BC22D3E351B6.jpeg)
厚底と言えば「ナイキ」というくらいに昨今はナイキの厚底ブームですが、厚底の歴史としてはホカオネオネの方が先輩です。
ホカオネオネは2009年にフランスで誕生したシューズブランドですが、ホカオネオネといえば「厚底」というほど厚底を特徴としたブランドです。
最近は人気も上昇中ですが、その中でもシリアスランナー向けに開発されたカーボンプレート入りの「カーボンロケット」について、同じくカーボンプレート入りの「カーボンX」やナイキの「ヴェイパーフライネクスト%」と比較しながらレビューをいたします。
カーボンロケット 重さ
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26.5cmで209gです。てっきり購入するまではカーボンXより重いのだと思っていました。
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こちらはカーボンXです。
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ちなみにナイキのヴェイパーフライネクスト%は同じ26.5cmで186gです。
カーボンロケット アッパー
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黒く見える部分は内側のメッシュが薄く、黄色く見える部分は厚くなっており、表面(外側)には同じメッシュが使われています。
2層構造のようになっていますが、間が離れているわけではありません。
カーボンロケット ミッドソール
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ミッドソールの下・アウトソールの上の部分(黄色の上)にカーボンプレートが入っています。
ミッドソールは厚底の部類に入りますが、下の2モデル(カーボンX・ネクスト%)よりは薄いです。
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カーボンXとの比較です。
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ナイキのヴェイパーフライネクスト%との比較です。
カーボンロケット アウトソール
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ちょっとゴツゴツした見た目ですが、グリップ力は高そうです。
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この濃いグレーの部分がカーボンプレートです。
カーボンロケット レビュー
厚底でクッション性が高いのがホカオネオネの共通の特徴ですが、このシューズはホカにしては薄めのため、それほどクッション性はないかなと思っていました。
また、ミッドソールとアウトソールの章にも書いたように、カーボンプレートと地面の距離が近いため、もっと硬さを感じさせるシューズだと思っていました。
と、過去形で書いたことでわかるように、意外とクッション性があり、柔らかさを感じさせるシューズです。
それでありながらカーボンの反発性もあるので、トラックでもロードでも使え、5kmからフルマラソンまでのあらゆる距離で使用できそうです。
ただ、フルマラソンで使えるかは正直ギリギリのところかもしれません。
私はこのくらいのクッションでも反発性があるので大丈夫ですが、多くの人はもう少しクッションのあるカーボンXやナイキのヴェイパーフライネクスト%の方が良いかもしれません。
しかし、このシューズはカーボン入りとしては低価格の18,000円(税別 定価)なので、それを考えるとかなりおすすめではないかと思います。
まとめ
カーボンロケットについて、私の感じた特徴や感想のまとめです。
・ホカにしては薄底で軽め
・クッションも反発もあるが、フルを走るにはクッション少なめ
・カーボン入りとしては低価格
なお、カーボンXについては「ホカオネオネ「CARBON X(カーボンエックス)」レビュー!」の記事をご覧ください。
その他のホカのシューズについては「ホカ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。