ランニングシューズの寿命を延ばす3つのポイントと縮める習慣とは?
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ランニングシューズの寿命は平均的に600kmと言われています。

もちろんシューズによっても寿命は違います。

ヴェイパーフライ4%は160kmと言われる寿命が話題にもなりましたし、ペガサスターボは逆に800km使えるという触れ込みでした。

多くの場合はミッドソールやアウトソールがヘタれることによって寿命を迎えるわけですが、それだけではなく、ちょっとした工夫や習慣だけで寿命を延ばすことが可能です。

そのポイントを簡単にまとめると以下の3つです。

ランニングシューズの寿命を延ばすポイント

・複数のシューズを使い回す
・履いた後のケアと保管方法
・正しい履き方をする

順に解説します。

ランニングシューズの寿命を延ばすポイント①複数のシューズを使い回す

意外と1足のシューズを使い回す人は多いように思います。

1足でなくても練習用で1足、レース用で1足なども同様です。

しかし、シューズも人間と同じで履いたら疲れます。

2日連続で同じシューズを履くと傷みが早くなります。

ランニングシューズは履いて走ることで湿気がどうしても溜まります。

連続して履いてしまうと、湿気が抜ける前の疲れた状態に疲れを上塗りするような状態になってしまいます。

そのため最低でも1日、できれば2日空けて履くことをおすすめいたします。

私は基本的に2日以上空けて履くことにしていますが、そのために同じ用途のシューズを3足は所有しています。

ジョグ用、スピード練習用、ロング走練習用などそれぞれの用途で3足となると数も多くなってしまいますので、最低でも用途別に1足、できれば2足持っておくことがおすすめです。

また、シューズの種類自体はお気に入りの同じシューズでも構いませんが、いろいろなシューズを履き分けた方が新しい発見もあるのでおすすめです。

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ランニングシューズの寿命を延ばすポイント②履いた後のケアと保管方法

1足を使い回さないという理由にも上げましたが、ランニングシューズにとって湿気は敵です。

汗を多くかく夏や雨の日に履いたシューズなどはそのままにせず、洗って陰干しすることが重要です。

それほど汗をかいてない場合でも湿気は溜まっているので、なるべく風通しの良いところに保管しましょう。

シューズ袋に入れたままにするのは良くありません。

また下駄箱にしまってしまうのも良くありません。

しまう場合もまずは湿気をしっかりとってからしまうようにしましょう。

新聞紙をシューズに詰めたりするのは、湿気をとるだけでなく型崩れを防止するのでおすすめです。

なお、ランニングシューズを洗う方法は洗濯機が簡単でおすすめです。

洗い方は「ランニングシューズは洗濯機で洗える?」の記事を参照してください。

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ランニングシューズの寿命を延ばすポイント③正しい履き方をする

シューズの紐を緩めるのが面倒だからとそのまま足を通していないでしょうか?

こういう履き方をすると、履き口が広がってしまったり、アッパーを傷めたり、ヒールを潰してしまったりしますのでNGです。

もしくは紐を緩めたまま履いたりしていないでしょうか?

こういう履き方をすると引きずるような着地になり、アウトソールを傷めることになるのでNGです。

面倒でも紐を緩めてから足を通し、足を通したらしっかり紐を結んで走ることがシューズを長持ちさせるために大切です。

ランニングシューズの寿命を延ばすポイント まとめ

ここで挙げたポイントはちょっとした工夫や意識でできることも多いはずです。

◯km履いたから寿命だということでなく、寿命を延ばす工夫を心がけてください。

最も言いたいのは、「シューズに愛着を持て!」ということです。

なお、160kmが寿命と言われるヴェイパーフライ4%を、大きく寿命を超える距離500km以上履いてみました。

興味のある方は「寿命の終わったヴェイパーフライ4%レビュー!」の記事をご覧ください。