カーボンX3は、ホカオネオネから2022年3月1日に発売された、カーボンプレート入りの長距離向けランニングシューズです。
ここでは前作のカーボンX2と比べてどう変わったか、他のホカオネオネのシューズとどう違うか、ナイキの厚底と比べてどうかなどの観点からスペックや特徴を説明いたします。
カーボンX3 重さ
HOKA ONE ONE公式サイト
27cmで222gです。
前作のカーボンX2の同サイズに比べ、17gも軽量化されました。
カーボンX3 アッパー
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アッパーはエンジニアードニットです。
ホカオネオネではまだ珍しいニット素材ですが、この変更により軽量化が実現され、足当たりも柔らかくなりました。
カーボンX3 ミッドソール
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事前の発表ではアッパーが変更されたとしか言われてなかったため、ミッドソールは前作から変更がないと言っている人が多いですが、実は新しいフォームに変更されています。
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ホカオネオネ公式サイトにこのような記載があります。
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名称については「エンジニアードニューフォーム」と書かれています。
カーボンX2やマッハ4に搭載されていたミッドソールはPROFLY(プロフライ)です。
これはクリフトン8やリンコン3に使われているミッドソールより柔らかいのが特徴ですが、そのPROFLY(プロフライ)をより軽量かつ柔らかくしたミッドソールです。
カーボンX3 アウトソール
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アウトソールは変更ありませんが、ラバライズドEVAというソールです。
これはラバーとEVAの中間のような素材で、ラバーのようなグリップとEVAの軽量さを併せ持ったような素材で耐久性も高いです。
カーボンX3 レビュー
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アッパーがニットになったことに併せ、シュータンも一体型になったことでフィット感が上がり通気性も良くなりました。
ミッドソールの変更もあり、前作よりも接地感は柔らかくなったようにも思いますが、マッハ4と比べると硬いです。
また、柔らかくなったと言ってもナイキの厚底に慣れている方にとっては硬く感じると思います。
そのため、前作と同じく反発感をもらって進むような走り方ではなく、自然と前に進むようなメタロッカー機能を利用して進んで行くような走り方が合っています。
フォアフットやミッドフットの着地より、かかと着地のランナー向けです。
爆発的な瞬発力を生むようなシューズではありませんが、クセが少なくレース後半の落ち込みを自然と抑えてくれるようなシューズです。
距離適正としてはフルからウルトラくらいの長距離向きで、スピードよりスタミナタイプのランナー向きです。
まとめ
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カーボンX3のスペックや特徴をまとめると以下の通りです。
・27cm:222g
・エンジニアードニットアッパー
・反発感より自然と前に進むライド感がある
・爆発的なスピードを出しやすいわけではないが疲れにくい構造
・フルマラソンからウルトラマラソンまでの超長距離向け
前作カーボンX2からの変更点は以下の通りです。
・アッパーがニットになり、シュータンも一体化されフィット感向上
・ミッドソールが柔らかく軽量化
・上記の変更によりシューズの重量が大幅に軽量化(27cmで17g減)
その他のホカのシューズについては「ホカ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。