ホカのロケットX2は、2023年3月1日に発売された、エリート向けの厚底レーシングモデルです。
価格は税込35,200円とかなり高めですが、前作のロケットXと比べてどう変わったかを中心に、そのスペックや特徴を説明いたします。
ロケットX2 重さ
「ホカ公式サイト」
27cmで236gです。
数字ほどの重さは感じませんが、他メーカーの厚底レーシングシューズと比較すると重いです。
ロケットX2 アッパー
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テクニカルシンセティックアッパーです。
初代のナイキ ヴェイパーフライネクスト%のアッパーに使われたヴェイパーウィーヴのように撥水性がありそうに見えますが、実際にはほとんどないようです。
ただ、生地自体はかなり薄く、通気性は良さそうです。
ある意味ホカらしくないポイントです。
ロケットX2 ミッドソール
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PEBAミッドソールという、新しいミッドソールでカーボンプレートを挟んでいます。
このミッドソールもホカらしからぬ弾力性と柔らかさのある素材です。
厚さはかかと部で36mm、前足部で31mmです。
また、PROFLY X(TM)という構造が搭載されています。
これは、2層構造のミッドソールが着地時の高いクッション性と前進する推進力を生みだし、柔らかな反発力のある走り心地を提供するフォームに、カーボンプレートを組み合わせたHOKA独自のテクノロジーのことを言います。
ただ、似たような技術は他メーカーでもとっくに搭載されており、特にアシックスやミズノではプレートで挟んで上下で硬さの違うミッドソールを搭載する技術に優れているように思います。
ロケットX2 アウトソール
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ホカのアウトソールはしばしば耐久性のなさが指摘されていましたが、今回はしっかり耐久性の高いラバーになりました。
クリフトン9にも搭載されたDurabrasion Rubber™という新しいラバーが広範囲に貼られています。
ロケットX2 走行感
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ある意味ホカらしからぬ柔らかさと反発性のある厚底レーシングシューズです。
これまでのホカのシューズはレーシングモデルでもしっかりヒールカウンターが入ってる感がありましたが、ヒールまで薄く柔らかくなりました。
そのため、ホカのホールド感やフィット感を期待している方にはその点がマイナスかもしれません。
かかと周りとアッパーを薄く軽量化して、柔らかく反発性のあるミッドソールを搭載することで他メーカーの厚底レーシングと比較しても遜色のない履き心地になりました。
それはホカの進化ではあるものの、他メーカーと比較して優れている点はあまり感じられません。
逆に劣っているのは軽量性で、公表されている重さほどの重さは感じないものの、他メーカーの厚底に慣れていると重く感じると思います。
履き心地が非常に良いのは確かですが、35,200円の高価格を考えると、よほどホカが好きな人以外にはおすすめできません。
なお、ホカではロケットXシリーズの他にカーボンXシリーズも販売されていますが、カーボンXシリーズの方がソールが硬めで安定感とライド感があり、より長距離向けです。
フルマラソンくらいの距離だとロケットX2かカーボンX3のどちらがいいかは好みによりますが、ウルトラマラソンならカーボンX3の方が向いています。
まとめ
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ロケットX2のスペックや特徴をまとめると以下の通りです。
・27cm:236g
・テクニカルシンセティックアッパー
・PEBAミッドソール+カーボンプレート
・Durabrasion Rubber™
・他メーカー並みの柔らかさと反発性のあるミッドソール
・ホカ特有のライド感(メタロッカーテクノロジー)は弱め
・重量面と価格面で他メーカーに及ばない
その他のホカのシューズについては「ホカ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。
出来たらナイキインヴィンブル3
のレビューをお願いします。
他のレビューを見るとクッションも
通気性も良いと聞きましがが、
ホールドがTwitterで良くないと
言っていたので少し気になりました。
すいませんもうレビューされて
いたんですね♂️
まぁせいぜい私は値段が下がった時に
レビューします。