ランニングシューズは良い状態で長く使うためにも汗をかいたり汚れたりしたら、洗って乾燥させることが重要です。
夏場であれば使うたびに汗まみれになるので毎回のように洗いたいところですが、なかなか面倒で洗わない人も多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめの方法が、洗濯機で洗ってしまう方法です。
もちろん革靴などは洗えませんが、ランニングシューズなら問題ありません。
シューズを傷めないためにもネットに入れる必要はありますが、乾燥まで含めて非常におすすめなのがこちらの洗濯ネットです。
以下、この洗濯ネットを洗濯機で使用する際の注意点や使用方法をお伝えします。
ランニングシューズを洗濯機で洗う際の事前の注意点①:サイズの確認
シューズによっては洗濯ネットに入らない可能性があります。
27cm以内が推奨のようですが、シューズの種類によっても異なります。
特にナイキは厚底でかかともとんがったタイプが多いため、かかとを押し込めないと入らない可能性があります。
無理に入れるとシューズが傷むため気をつけましょう。
ちなみにこちらは26.5cmのアルファフライですが、かかとを少し潰さないとネットに入らないため、NGです。
こちらは26.5cmのヴェイパーフライネクスト%ですが、ぎりぎり入ります。
ランニングシューズを洗濯機で洗う際の事前の注意点②:泥を落とす
ランニングシューズを洗った後に洋服を洗濯するわけですから、当然ながら最低限の泥やアウトソールに挟まった石は落としておきましょう。
ランニングシューズを洗濯機で洗う際の事前の注意点③:紐はほどいておく
シューズの紐はほどいておきましょう。
これは洗う前から言えることですが、脱ぐ際にほどいておくのがベターです。
ちょっと余談になりますが、紐を結んだままシューズを履く人も多いと思います。
しかし、その履き方は履き口が広がってしまったり、アッパーを傷める要因となります。
また、紐を結んだままだと結び目に湿気が溜まる可能性もあります。
これらの理由から、シューズを脱ぐ時には必ず紐をほどくことをおすすめします。
さらに、本来なら紐ははずして洗った方が良いでしょう。
インソールもはずせるタイプのシューズならはずして洗った方がベターです。
そこまでは面倒という方であれば、紐をほどくだけは最低限やっておきましょう。
ランニングシューズを洗濯機で洗う手順
まずはネットの中にランニングシューズを入れます。
洗濯機で洗う際にシューズを傷めないよう、クッションがついています。
私はだいたい2足まとめて洗っています。
水量は最も多くするのがおすすめです。
これは水量をMAXに入れた状態ですが、軽いシューズはこんな風に浮いてしまったりします。
右はペガサス36トレイルなので少々重く沈んでくれますが、左はヴェイパーフライネクスト%です。
ヴェイパーフライネクスト%はミッドソールが超軽量なためか浮かんでしまいます。
そこで私はこんな感じにバスマットを上に置いて洗ったりしています。
実際に洗っている間も、ランニングシューズが洗濯槽にぶつかってうるさいというようなことは一度もありません。
脱水まで終えたら乾燥させます。
洗濯機の乾燥機能で乾燥させないようにしましょう。
熱で劣化するため、乾燥させる際は日陰のなるべく風通しの良いところで乾燥させましょう。
日光が当たるところも避けてください。
繰り返しですが、ランニングシューズは熱で劣化する可能性があるからです。
干し方はいたって簡単です。
ネットごと、こんな風に吊るせばOKです。
汚れが酷い時は普通の洗濯物と同じように漬け置き洗いをすると良いでしょう。
まとめ
ほとんどの人がシューズを洗濯機で洗うということを考えていないと思いますが、実は欧米では普通だったりします。
洗濯機で洗うとシューズを傷めると思う人も多いと思いますが、洗わずに履き続ける方が劣化させてしまう場合もあります。
定期的に洗い、正しく履き、複数のシューズを使い回すことでランニングシューズの寿命は伸びます。
詳しくは「ランニングシューズの寿命を延ばす3つのポイントと縮める習慣とは?」の記事でまとめてますので、よろしければご覧ください。