アシックス メタスピードスカイTOKYO 徹底レビュー!

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アシックスのメタスピードスカイTOKYO(トーキョー・東京)は、メタスピードエッジTOKYO(トーキョー・東京)と同じく2025年7月25日に先行発売され、8月7日に一般発売となりました。

価格は本体27,000円、税込29,700円と前作より本体価格で2,000円高くなりましたが、スペックは大きくグレードアップしました。

ここでは前作メタスピードスカイパリや同日発売のメタスピードエッジTOKYO(トーキョー・東京)と比較しながら、メタスピードスカイTOKYO(トーキョー・東京)についてのスペックや特徴をレビューいたします。

なお、シューズ名について、メタスピードスカイTOKYO、メタスピードスカイトーキョー、メタスピードスカイ東京という表記がそれぞれ世間では散見されますが、ここでは基本的に「メタスピードスカイTOKYO」の表記にて記載いたします。

目次

メタスピードスカイTOKYO 重さ

26cmで162gです

公式サイトでは27cmで約170gと記載されていました。

個体差はあれど相当軽いのは確かです。

こちらは同日発売のメタスピードスカイTOKYOですが、26cmで151gでした。

こちらも公式サイトでは27cmで約170gと記載されていましたので、エッジTOKYOとの11gの差は個体差かもしれません。

なお、こちらは前作のメタスピードスカイパリで、26cmで166gです。

公式サイトでは27cmで約185gと記載されていましたので、パリとTOKYOの公式での重量差は15g、実測した私の26cmのシューズの重量差も15gです。

いずれにしろかなり軽量であり、前作よりも軽くなったのは間違いありません。

メタスピードスカイTOKYO アッパー

アッパーはモーションラップアッパー3.0です。

前作(右)はモーションラップアッパー2.0でした。

見た目的には違いがよくわからないほどそっくりですが、より細く軽量な素材になっているようです。

触ってみても違いはよくわかりません。

なお、メタスピードスカイTOKYO(左)とメタスピードエッジTOKYO(右)は同じで、アッパーでは見分けがつきません。

メタスピードスカイTOKYO ミッドソール

ミッドソールはFF LEAP(フライトフォーム リープ)という新素材を下側に、前作では全面に使われていたFFターボプラスが上側に搭載されました。

ASICS公式

その間にはカーボンプレートが入っていますが、プレートの入り方は前作メタスピードスカイパリと同じく「フラット形状」です。

FFリープはFFターボプラスと比較して、約15%軽量化、約13.7%反発性向上、約30%クッション性向上という新素材です。

ソールの厚さは前足部が34.5mm、後足部が39.5mmで、こちらは前作のメタスピードスカイパリや同日発売のメタスピードエッジTOKYOと同じです。(画像左がスカイTOKYO、右がスカイパリ)

また、メタスピードエッジTOKYO(右)とは、FFリープとFFターボプラスの配置が逆で、白い部分がFFリープ、クリーム色の部分がFFターボプラスです。

2層のミッドソールは、上側を柔らかく下側を硬くするメタスピードエッジTOKYOの方が一般的ですが、メタスピードスカイTOKYOの配置はその逆をいく発想です。

メタスピードスカイTOKYO アウトソール

赤い部分がグリップ性の高いアシックスグリップです。

前作メタスピードスカイパリ(右)からほぼ変わりがありません。

メタスピードエッジTOKYO(右)とはラバーの貼り方と色が異なります。

メタスピードスカイTOKYO サイズ感

サイズ感ですが、前作メタスピードスカイパリと同じくらいに思えます。

ただし、前作も他のアシックスのシューズと比べてやや小さめに感じます。

また、前足部のボックス周りはスカイTOKYOとスカイパリは変わりませんが、エッジTOKYOより広く感じます。

なお、アシックスのシューズはすべて26cm、ナイキのシューズはすべて26.5cmで所有していて同サイズではアシックスの方が大きめに感じます。

メタスピードスカイTOKYO 走行感

走行感はスカイパリから大きく変わりました。

スカイパリで初めて使われたFFターボプラスは、FFターボに比べて柔らかくなった印象がありますが、それでもナイキのズームXやアディダスのライトストライクプロの方が圧倒的に柔らかさを感じました。

ところがFFリープはズームXやライトストライクプロに似た柔らかさを感じます。

そのため、スカイパリと比べて沈み込みが強くなりました。

しかし、足に触れる上側の部分はFFターボプラスであるため、足入れした感じの柔らかさやクッション感についてはエッジTOKYOより感じられません。

前足部に体重を乗せた時の沈み込みはエッジTOKYOより明らかに強く、エッジTOKYOよりワンテンポ遅れて反発が返ってくるぶん強く跳ねます。

前作のメタスピードスカイパリより明らかに扱いは難しく、その代わり、しっかり前足部をつぶして走れるなら間違いなく速く走れます。

メタスピードパリシリーズよりもエッジとの差を感じやすいです。

これまでのようにストライド型ならスカイ、ピッチ型ならエッジという感覚でもないので、できれば足入れしてから選んでみることをおすすめします。

エッジTOKYOと比べるとスカイTOKYOの方が安定感がなく、かかと着地では扱いづらいシューズです。

メタスピードスカイTOKYO レビュー まとめ

まずは基本スペックのまとめです。

メタスピードスカイTOKYOのスペック

・重さ:26cm162g
・アッパー:モーションラップ3.0
・ミッドソール:フライトフォームリープ+フライトフォームブラストターボプラス+カーボンプレート(フラット形状)
・アウトソール:アシックスグリップ
・厚さ:後足部39.5mm、前足部34.5mm

その他の特徴や個人的感想です。

メタスピードスカイTOKYOの特徴

・足に当たる感触は硬めなのに沈み込みが強く、反発が強い
・前作までと違い、エッジよりクッション性を感じにくい
・エッジTOKYOと比べるとスカイTOKYOの方が安定感がなく、かかと着地では扱いづらい

同日発売のメタスピードエッジTOKYOについては「アシックス メタスピードエッジTOKYO 徹底レビュー!」の記事を、メタスピードスカイパリについては「アシックス メタスピードスカイパリ 徹底レビュー!」の記事を参照してください。

その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。

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この記事を書いた人

ランニングシューズマニアの40代サブスリーランナーです。ナイキのズームランニングシューズは基本すべて保有しています。その他、アディダス・アシックス・ミズノ・ニューバランスなど人気ブランドの厚底レーシングシューズも多く所有し、比較レビューしています。また、一般社団法人日本ランニング協会認定「ランニング食学」スペシャリストの資格を持ち、ランナーのための栄養学の観点から、強く速くなるための「食」の理論についてもお伝えしています。

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