ナイキのズームランニングシューズシリーズにおいて最もマイナーなシリーズと言ってもいいズームウィンフローですが、今作で8代目と意外にロングセラーです。
ちなみに前作はエアズームウィンフロー7でしたが、今作には何故かエアがなくズームウィンフロー8です。
しかし、ズームエアは使われており、単なる表記の問題と思われます。(ナイキではよくこういうことがあります)
ここでは前作との違いを中心にスペックや特徴などを説明いたします。
ズームウィンフロー8 重さ
26.5cmで262gです。
こちらは前作のズームウィンフロー7で、同じ26.5cmで263gです。
1g差なので重さは同じと言ってもいいでしょう。
ズームウィンフロー8 アッパー
内側がメッシュ、外側がトランスルーセントの2層構造です。
つま先部分が補強された感じもあります。
前作は全面的にメッシュでした。
ズームウィンフロー8 ミッドソール
ミッドソール素材は記載がありませんが、クシュロンと断定できます。
前作から厚さも全く変更がなさそうです。
以前のクシュロンには、よりソフトなクシュロンSTとより軽量なクシュロンLTがありましたが、前作のウィンフロー7からST・LTの記載がなくなりました。
ズームウィンフローのクシュロンはSTに近く、軽さよりソフトが強く出ている印象です。
また、ズームエアも前作と同じく前足部と後足部に入っています。
ズームウィンフロー8 アウトソール
安定感・耐久性・グリップはどれも良いアウトソールです。
その代わりに軽量性が犠牲になっている感じです。
前作から変更はなさそうです。
ズームウィンフロー8 使用レビュー
足当たりは柔らかく、クッション性と安定感は高いですが、反発性はほとんどありません。
一応ズームエアは前後に入っていますが、エアの反発よりクシュロンのクッション性の方が感じられます。
とはいえ、ズームXのフカフカクッションやリアクトのぐにゃっとしたクッションではなく、安定感のあるクッションという感じです。
また、反発性がないためかシューズの重量より重く感じます。
重さ的にはペガサス38とほぼ同じですが、ズームウィンフロー8の方がはるかに重く感じます。
スピードを出せるシューズではありません。
使用感については前作と全く同じです。
まとめ
まずは基本スペックのまとめです。
重さ:26.5cm 262g
アッパー:エンジニアードメッシュ+トランスルーセント
ミッドソール:クシュロン
ズームエア:前足部+後足部
その他の特徴や個人的感想です。
・クッションや安定感は抜群でジョグや普段履きにおすすめ
・スピードは出しづらい
・耐久性が高い
なお、前作「エアズームウィンフロー7」のレビューは「ナイキ エアズームウィンフロー7徹底レビュー!」の記事を参照してください。
その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。