ナイキ ボメロ18 徹底レビュー!
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ナイキのボメロ18は、2025年2月27日にマキシマムクッションモデルとして発売されました。

前作のボメロ17とそうでしたが、ボメロ16までとは名称のパターンが変わり、「エア」も「ズーム」も表記名から消え、ただのボメロ18という表記になっています。

価格は本体15,000円、税込16,500円と、前作ボメロ17の本体21,600円、税込23,760円から大幅に安くなりました。

これは他メーカー(特にアシックス)に比べてクッションモデルが高いということもあり、戦略的に価格を下げてきた可能性もあります。

なお、ナイキでは同系統のシューズとして、インヴィンシブルランやリアクトインフィニティがありましたが、これらが廃盤となり、ボメロ18がその代わりの役目を果たすようです。

また、後述しますが、ペガサスと同様にボメロもボメロプラス、ボメロプレミアムというモデルが出るという情報も漏れてきています。

ボメロ18 重さ

26.5cmで290gです。

前作は277gだったので、さらに重くなりました。

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ボメロ18 アッパー

エンジニアードメッシュです。

前作(左)と比べるとメッシュの編み目が大きくなりました。

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ボメロ18 ミッドソール

ミッドソールは上部にズームX、下部にリアクトXの2層構造です。

かかと部には「zoomx」「reactx」の記載がそれぞれあります。

この部分だけ見るとリアクトXも多そうですが、ズームXの搭載比率の方がかなり高いです。

また、見た目でもわかるとおり、ソールの厚さは46mmもある極厚モデルです。

前作(左)は上がズームX、下がクシュロン3.0の2層構造です。

ボメロ18 アウトソール

以前のボメロはガイドラインがあったり、内外が非対称だったりとシャープな感じだったのですが、今作では安定感のみ追求したようなボテっとした感じです。

前作(左)と比べてデザインも大きく変わりましたが、幅も広がった感があります。

ボメロ18 走行感

やはり、まず足裏で感じるのはその柔らかさです。

前作でもそれは感じましたが、ボリュームを増した今作はそれ以上です。

ズームXの沈み込み感はありますが、下側のリアクトXは柔らかいのに沈み込みが少ないため、分厚いかかとで着地しても安定します。

前作のボメロ17の下側に使われていたクシュロン3.0より柔らかいため、前作と比較すると格段に柔らかさが際立ちます。

ズームXもかなり増量されているため、反発性も上がっているかと思いきや、そんな感じはありません。

すべてクッションに吸収されるような柔らかさです。

前作はやや硬めのミッドソール「クシュロン3.0」が下側に搭載されていたため、足当たりは柔らかいものの沈み込みが少なく、意外とスピードを出せるシューズでした。

今作では柔らかいズームXに柔らかいリアクトXを重ねたものの、沈み込みはなく、しかし反発はなくスピードは出しづらいです。

ボメロ18は、ボメロ17とズームXインヴィンシブルラン3とリアクトXインフィニティラン4の後継モデルと言えますが、その中では一番リアクトXインフィニティラン4に近いと思います。

[補足]ボメロ18 プラス・ボメロ18 プレミアム

前述したとおり、ズームXインヴィンシブルラン・リアクトXインフィニティラン・ボメロのクッション系シューズはボメロに統合され、ズームXインヴィンシブルランとリアクトXインフィニティランは廃盤になることになったようです。

それと同時に「ボメロ プラス」と「ボメロ プレミアム」というシューズも発売されることがわかりました。

これらはぺガサスにも「ペガサス プラス」「ペガサス プレミアム」というモデルが発売されたように、ボメロを基本とした別モデルになるようで、ボメロ18でもこのレベルのクッションであるなら、ボメロプレミアムはいったいどの厚さのシューズになるのでしょうか?

また、同じようにストラクチャーにも「ストラクチャー プラス」と「ストラクチャー プレミアム」が発売されるとうです。

ボメロ18 まとめ

まずは基本スペックのまとめです。

ボメロ18の基本スペック

重さ:26.5cm290g
アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:ズームX+リアクトX

その他の特徴や個人的感想です。

ボメロ18の特徴

・ミッドソールは非常に柔らかいが、安定感は高い
・反発性は低く、柔らかさはクッション性に使われている
・前作と違ってスピードは出しづらい

その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。

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