エボライド3はアシックスのランニングシューズの中で、エネルギーをなるべく使わず楽に走るという走行効率を重視したエナジーセービングシリーズの1足です。
エナジーセービングシリーズには、よりクッション性の高いグライドライドと、さらにクッション性の高いメタライドがあり、エボライドはその中で一番軽量でスピードを出しやすいシューズです。
エボライド3 重さ
ASICS公式
27cmで210gです。
前作より20gほど軽くなりました。
エボライド3 アッパー・シュータン
ASICS公式
アッパーはエンジニアードメッシュです。
前作もエンジニアードメッシュでしたが、デザインは変更されメッシュの目が大きくなりました。
また、シュータンは薄くなりました。
シューズの重量が軽くなった要因はアッパーとシュータンの変更によるものと思われます。
エボライド3 ミッドソール
ASICS公式
ミッドソールは通常のフライトフォームです。
フライトフォームは軽量なのが特徴ですが、少し硬めに感じます。
厚さや形状などは前作から変更ありません。
エボライド3 アウトソール
ASICS公式
クセのないフラットなソールです。
どこで着地しても問題なく、自然に足を運んでくれるようなガイドラインがあります。
前作と変更ありません。
エボライド3 走行感
ASICS公式
前作も軽量でスピードを出しやすいタイプのシューズでしたが、より軽量化されスピードを出しやすくなりました。
接地感は硬めで反発性は高くありませんが、自然と前に進ませてくれるようなライド感があります。
エナジーセービングシリーズには共通してライド感がありますが、グライドライドやメタライドに比べるとエボライドはそれが控えめです。
このシューズの性能を最も生かすのは、中足部から後足部で着地し、ストライドよりピッチを上げて自然な体重移動で進んでいくような走り方です。
また、アシックスでは似たようなタイプのシューズにライトレーサー4とハイパースピードがあります。
ライトレーサー4はよりクッション性のあるフライトフォームプロペルを使っていますが、厚さはエボライド3の方があるためか、エボライド3の方がクッション性はあります。
また、ライトレーサー4にはエボライド3のようなライド感はほとんどありません。
一方、ハイパースピードは似たようなライド感を持つシューズです。
エボライド3は硬めのクッションと前述しましたが、ハイパースピードに比べるとクッション性と柔らかさがあります。
まとめ
ASICS公式
まずは基本スペックのまとめです。
・重さ:27cm210g
・アッパー:エンジニアードメッシュ
・ミッドソール:フライトフォーム
エボライド3の特徴のまとめです。
・自然と足を前に運んでくれるようなライド感がある
・ピッチ走法向き
・前作より軽く、よりスピードを出しやすい
その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。