エアズームヴィクトリー2は中長距離向けのナイキのスパイクです。
前作の初代エアズームヴィクトリーも人気でしたが、その初代モデルと比較しながら、スペックや特徴を説明いたします。
エアズームヴィクトリー2 重さ

26.5cmピンなしの状態で132gです。

付属のニードルピン6本をつけた状態で134gです。

こちらは前作の26.5cmピンなしの状態で125gです。

付属のニードルピン6本をつけた状態で127gです。
7gほど重くなりました。
エアズームヴィクトリー2 アッパー

アッパーは前作の初代ヴィクトリーと同じくアトムニットです。

ただし、網目が大きく内側がよく透けて見える前作と違い、今作ではしっかりしたニットになりました。
前作は確かに通気性・軽量性という意味では良かったのですが、破けやすく耐久性が低かったため、この変更は自分にとっては大きなメリットです。

アップにするとわかりやすいですが、前作はこんな感じでした。
エアズームヴィクトリー2 ミッドソール

中足部から後足部にかけてズームXが搭載され、その上にカーボンプレートが入っています。
前足部に見える白い部分はズームエアです。

この構造は前作と同じです。

今作ではアウトソール側からズームエアが見えないため、前作の画像にて説明しますが、赤枠のところに透けて見えるのがズームエアです。
内側と外側で分かれて入っていることから「ダブルズームエア」と呼ばれています。
エアズームヴィクトリー2 アウトソール

ピン穴は前作の6個から4個に変更されました。
また、前足部には硬いプレートがつけられ、中足部から後足部にかけては柔らかいズームXが剥き出しになっています。
この構造は前作と同じですが、実はプレートの長さが違います。

今作の方がより後ろまでプレートがつけられました。
前作は中足部のプレートがないズームXの部分が、上の画像のように割れてしまったのですが、今作ではちょうど割れたあたりまでプレートがつけられました。
エアズームヴィクトリー2 使用レビュー

前作もそうでしたが、前足部と後足部で着地した場合で全く感触が異なります。
前足部で着地すると、しっかりと地面を噛む感じがあり、力を入れずとも前に進ませてくれるような推進力を感じます。
前作よりピンも少なく、より前側になったこともあり、着地位置もより前側が良い感じです。
前作ではちょうど割れてしまったズームXのあたりで屈曲させようとすると、今作ではそこにプレートがあるため、プレートをしならせることでより反発感を得られやすくなったようにも思えます。
一方で後足部で着地してしまうとこのスパイクの良さは全くわからず、いくらズームXを使っているとはいえ、この薄さではクッションもあまり感じられず、スパイクピンで地面を噛む感じもあまり得られません。
以上のことから前足部着地を続けられる力のあるランナーであれば、5,000mくらいまで使えるのではないかと思いますが、一般的には800m~1,500mくらいが最適距離です。
また、私は短距離用スパイクのマックスフライ2もよく使用しているのですが、それと比べるとヴィクトリー2の方が屈曲性があり、反発感は控え目です。
そのため400以下の距離であれば圧倒的にマックスフライ2です。
日本のトップランナーの足元を見ると、800mでもマックスフライ2を使っている人が結構いるのですが、そのレベルのエリートからするとヴィクトリー2では物足りないかもしれません。
しかし、一般のランナーであれば800mでマックスフライ2では足が持たない人がほとんとで、やはりヴィクトリー2の方がおすすめです。(私自身800mで両スパイクを試し済みです)
エアズームヴィクトリー2 レビュー まとめ

エアズームヴィクトリー2の基本スペックのまとめです。
・26.5cm134g(ピン付)
・アトムニットアッパー
・ダブルズームエア
・カーボンプレート
・ズームXクッション
エアズームヴィクトリー2の特徴のまとめです。
・ダブルズームエアとカーボンプレートによる反発性が非常に高い
・前足部着地が絶対的に必要
・前作よりアウトソールプレートが伸びたことで反発性もアップ
・前作より耐久性が大きく向上
・800m〜1,500m向き
その他、ナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。










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