アディダスのアディゼロ EVO SL (エヴォ エスエル)は、アディダスの最上位モデルであるAdios Pro Evo 1 (アディオスプロエヴォ1)から着想を得たモデルです。
価格は本体で18,000円、税込19,800円で2024年10月15日に先行発売、11月22日に一般発売されましたが、すぐに売り切れとなった人気モデルです。
アディゼロ EVO SL 重さ
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27cmで224gです。
SLはスーパーライトの略ですが、数字以上に軽く感じられます。
アディゼロ EVO SL アッパー
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シューズの見た目はEVO1に似ていますが、極薄アッパーのEVO1と違ってEVO SLは通常のエンジニアードメッシュです。
アッパーだけでなく、シューレースも普通の感じです。
アディゼロ EVO SL ミッドソール
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ミッドソールは全面ライトストライクプロです。
かかと部38.5mm、前足部32mmの厚さです。
中足部にはドッグボーンというナイロンのプレートが入っています。
これはアディゼロジャパン9にも搭載されていますが、反発性を上げるためではなく、安定性を高めるために入れられています。
アディゼロ EVO SL アウトソール
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アウトソールは前面にコンチネンタルラバーが広範囲に貼られています。
アディオスプロ3に似たアウトソールです。
かかと部のラバーは両脇しかなく、ソール自体の耐久性はあまりなさそうです。
アディゼロ EVO SL 走行感
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これといった大きな特徴があるわけではありませんが、なんとなく良いというのが特徴です。
まずは履き心地で、アディゼロシリーズはかかと周りのホールド感がイマイチのタイプが多かったのですが、EVO SLはヒールカウンターもしっかり入り、ホールド感が高いです。
また、クッション感もほどほどで、足裏に当たる感じは柔らかいのに沈み込み感覚は全くないです。
反発感もほどほどに良く、カーボンプレートが入ってないぶん、そこまで強くは感じないもののライトストライクプロの反発性は感じられます。
見た目的にはEVO 1に似ていますが、履き心地はアディオスプロ3からカーボンプレートを抜いてヒールカウンターを入れた感じです。
用途としてはかなり汎用性が高く、シリアスランナーであればレース以外にはあらゆる練習に使いやすく、初心者ランナーであればレース用としても使えそうな1足です。
アディゼロ EVO SL まとめ
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アディゼロ EVO SLのスペックや特徴をまとめると以下の通りです。
・重さ:27cm224g
・エンジニアードメッシュ
・ソールの厚さ:38.5mm(ヒール38.5mm/前足部32mm)
・ミッドソール:Lightstrike Pro(ライトストライクプロ)
・突出した特徴があるわけではないが、かえってそこが良い
・ジョグからスピード練習までオールラウンドに使用しやすい
・アディオスプロ3からカーボンプレートを抜いてヒールカウンターを入れた感じ
その他のアディダスのランニングシューズに関しては、「アディダス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。