ナイキ エアズームペガサス41 徹底レビュー!
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ナイキのエアズームペガサス41は、2024年6月5日に発売された、ナイキのランニングシューズの中でも最もロングセラーのモデルです。

価格は本体15,000円、税込で16,500円と前作より本体価格で1,000円アップしましたが、スペックも大きくアップデートしました。

ここでは前作との違いを中心にスペックや特徴を説明いたします。

エアズームペガサス41 重さ

26.5cmで272gです。

こちらは前作のペガサス40です。

265gだったので、今作の方がやや重くなりました。

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エアズームペガサス41 アッパー

アッパーはエンジニアードメッシュです。

通気性が良くなったようなことが言われていますが、正直なところ違いは全くわかりません。

また、上の画像でもわかるように、シューレースホールの位置が変わり、ややボテっとした印象があります。

ただし、ラスト(木型)は変わっておらず、幅広になったわけではありません。

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エアズームペガサス41 ミッドソール

最も大きな変更点はミッドソールで、前作までのリアクトからリアクトXに変わりました。

リアクトXはペガサス41以前ではリアクトインフィニティ4に搭載されていますが、リアクトより圧倒的に柔らかくクッション性と反発性が高い素材です。

公式サイトによると、リアクトXはリアクトよりエネルギーリターンが13%高いそうです。

さらにソールの厚さは4mm増し、かかと部で37mm、前足部で27mmの10mmドロップです。

また、前足部と後足部にズームエアが内蔵されており、この点は前作と同じです。

エアズームペガサス41 アウトソール

アウトソールはフラットで、内と外を分けるラインが入っています。

縦のラインは前作にもありましたが、前足部に2本あった横の屈曲溝がなくなりました。

前足部の反発性が上がったため、屈曲させるよりもダイレクトに反発を得やすくするためと思えます。

エアズームペガサス41 使用レビュー

クッション性は大きく向上しましたが、やはり足入れ感はペガサスです。

ヒールカウンターが前作(右)より硬めに作られており、抜け感なくホールドしてくれます。(前作はホールドが甘いという声があったようです)

4mm厚くなり37mmとなったかかと部のクッション性は高く、かかとで着地するとペガサスとは思えないようなクッションを感じます。

しかし、前足部で着地すると、その厚さ(27mm)のわりにしっかりとした接地感があり、どこで着地するかによって全く別のシューズのように感じます。

かかとから入って転がすように体重移動するような走り方が向いています。

かかとの厚みが増し、ミッドソールが柔らかくなったことで不安定感も高くなったのではと思われるかもしれませんが、かかと部にもズームエアが入っているためか不安定さは感じません。

プレートは入っていないため、そこまで反発感の感じられるシューズではありませんが、意外にスピードを出しやすく、ペース走などの比較的軽めのスピード練習にも向いています。

もっと向いているのは比較的速めかつ長めの距離走で、30km走にはもってこいです。

同じリアクトXを使ったリアクトインフィニティ4と比べてスピードを出しやすいのは当然として、アッパーの締めつけ感が強く長距離だと疲れるリアクトインフィニティ4より疲労感も少なく走れます。

エアズームペガサス41 まとめ

まずは基本スペックのまとめです。

エアズームペガサス41の基本スペック

重さ:26.5cm272g
アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:リアクトX
ズームエア:前足部・後足部

その他の特徴や個人的感想です。

エアズームペガサス41の特徴

・万人向けの万能モデル
・かかとのクッション性はかなり高いが、前足部は接地感がある
・スピードも出しやすいが長距離適正の方が高い

その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。