アシックスのライトレーサーは、部活生のトレーニング用にも人気の高い、薄底ランニングシューズのシリーズです。
その5代目となるライトレーサー5が2024年3月14日に発売されました。
価格は税込9,900円と、相変わらず1万円を切る安さが魅力のコスパ系シューズです。
ライトレーサー5 重さ
ASICS公式
重さは27cmで約220gと、前作から5g程度軽くなっています。
ライトレーサー5 アッパー
ASICS公式
アッパーはエンジニアードメッシュです。
ところどころ3Dプリントで補強されています。
特にこのつま先の部分は破けやすいため、プリント補強されています。
前作ライトレーサー4は、全面的に3Dプリントがあったためメッシュがメインのライトレーサー5の方が通気性が良く軽量です。
また、二重構造のようになっており、外側はやや硬めですが、足当たりはかなり柔らかめです。
ライトレーサー5 ミッドソール
ASICS公式
ミッドソールはフライトフォームプロペルです。
フライトフォームプロペルは、柔らかく弾力性が強いなどとよく書かれていますが、あくまでもそれは通常のフライトフォームに対してです。
フライトフォームブラストシリーズ(通常のブラスト・ブラストプラス・ブラストプラスエコ・ブラストターボ・ブラストターボプラス)に比べて柔らかさも弾力性も低めです。
このマークがフライトフォームプロペルの証しです。
もはやフライトフォームプロペルを単独でミッドソールに持つのはライトレーサーくらいしかありません。(ソーティーマジックRP6はフライトフォームとの併用)
ライトレーサー5 アウトソール
ASICS公式
アウトソールに変更はありません。
耐久性の高いラバーがしっかり貼られています。
中足部にある「N」の字のようなクリーム色の部分はシャンクと呼ばれるプレートで、カーボンプレートのような硬さではありませんが、ねじれを防止するためにあるものです。
薄底シューズでは以前よく見られましたが、最近は薄底シューズ自体が少なく、あまり見なくなりました。
ライトレーサー5 走行感
ASICS公式
大きな特徴もないシューズですが、クセがないためにあらゆる用途に使いやすいシューズです。
サイズ感はライトレーサー4までは他のアシックスのランニングシューズよりやや小さめに感じましたが、今作は同等程度に思えます。
レースで使うのに高いパフォーマンスが期待できるシューズではありませんが、トレーニング全般に使える上、耐久性も高いです。
長距離選手だけでなく短距離選手にも使いやすさがあり、部活生に人気が高いのはうなずけます。
ライトレーサー5 まとめ
ASICS公式
まずは基本スペックのまとめです。
・重さ:27cm220g
・アッパー:エンジニアードメッシュ
・ミッドソール:フライトフォームプロペル
ライトレーサー5の特徴のまとめです。
・クセがなく汎用性の高いトレーニングシューズ
・耐久性が高く価格は安くコスパが高い
・短距離選手にはよりおすすめ
その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。