アシックスのゲルニンバス26は、2024年1月25日に発売されたマックスクッションタイプのランニングシューズです。
価格は据え置きの19,800円で、前作のゲルニンバス25からはマイナーチェンジとなりました。
ゲルニンバス26 重さ
ASICS公式
27cmで305gです。
前作は292gだったので、10g以上重くなりました。
ゲルニンバス26 アッパー
ASICS公式
アッパーはエンジニアードニットです。
シュータンもニットで、良く伸び、良くフィットします。
前足部の締め付け感は前作より強くなった感じがします。
ゲルニンバス26 ミッドソール
ASICS公式
ミッドソールは前作から変わらずフライトフォームブラストプラスエコです。
この白抜きの「FF Blast+」という文字はフライトフォームブラストプラスエコを表しています。
かかとにピュアゲルが入っている点も前作と同じです。
前作のゲルニンバス25が発売される前は、外から見えるゲルが一般的でしたが、ゲルニンバス25を境に内蔵化されたピュアゲルが主流になっています。
外からは見えませんが、高いクッション性を感じられます。
また、厚さが41.5mmある点も前作と同じです。
ただし、かかと周りのフォームの量が増えており、それが安定感と重量のアップにつながっています。
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ゲルカヤノのように内側の傾斜を変えたりといったプロネーション対策はありませんが、下に広がった重厚な安定感が感じられます。
ゲルニンバス26 アウトソール
ASICS公式
アウトソールにはHYBRID ASICSGRIP(ハイブリッド アシックスグリップ)という新しい名称のラバーが採用されています。
これは新しい素材というわけではなく、グリップ性に優れたASICSGRIP(アシックスグリップ)と耐摩耗性に優れたAHARPLUS(エーハープラス)のハイブリッドという意味です。
上の画像の中足部の薄いブルーの部分がアシックスグリップで、前作部と後足部の緑の部分がエーハープラスです。
前作は滑りやすいという声があったために今回改良されたようですが、マックスクッションモデルにアシックスグリップが使われるのは驚きです。
ゲルニンバス26 走行感
ニンバス(ラテン語で雲の意味)というだけあって、足入れしただけでふわふわ感が得られます。
クッション性は確実ですが、前作よりも少しかかと周りは硬さを感じます。
ボリュームを増した分、硬さを出して安定性を付け足したかのように安定感は高まりました。
個人的にはゲルニンバスはもっとふかふか感を出して、ゲルカヤノで安定感を追求してもらいたいと思いましたが、この変更により初心者にも使いやすいシューズになったと言えます。
ふかふかな感覚は、ピュアゲルが入っている上に分厚いかかと部でも感じられますが、前足部に体重をかけて乗り込んだ時の方が雲のようなクッション感を味わえます。
用途として、スピードを出したトレーニングには向きませんが、ジョグやLSDなど速さを求めないトレーニングには最適で、個人的には普段履きが最もおすすめです。
ゲルニンバス26 まとめ
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まずは基本スペックのまとめです。
・重さ:27cm305g
・アッパー:エンジニアードニット
・ミッドソール:フライトフォームブラストプラスエコ+ピュアゲル
・アウトソール:ハイブリッド アシックスグリップ
・厚さ:41.5mm
その他の特徴や個人的感想です。
・他メーカー含めても最上位レベルのクッション感
・前作よりふかふか感は減り安定感が増し、初心者向けになった
・ジョグ用にも向いているが、普段履きによりおすすめ
その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。