ペガサスターボ ネクストネイチャーは、廃盤となったペガサスターボシリーズの復刻版のような位置づけで発売されたモデルです。
ネクストネイチャーとはリサイクル素材を多用したモデルのことで、アルファフライなどでも発売されています。
ペガサスターボのネクストネイチャーはペガサスターボ2と比べてどう違うかを中心に説明いたします。
ペガサスターボ ネクストネイチャー 重さ
26.5cmで240gです。
ペガサスターボ2は209gだったので、ネクストネイチャーは約30gも重くなりました。
ペガサスターボ ネクストネイチャー アッパー
アッパーはフライニットとなりました。
真ん中に帯があるデザインは初代のペガサスターボを彷彿とさせます。
ペガサスターボ2(右)とはだいぶ違います。
フライニットとのことですが、普通の布のような感じで、ランニングシューズというよりスニーカーみたいです。
ペガサスターボ ネクストネイチャー ミッドソール
ミッドソールはズームXです。
ズームXは3層となっています。
近くで見るとわかりやすいですが、真ん中のズームXはかなりの量のリサイクルズームXを使っていて、見た目的にもリサイクル感が出ています。
ミッドソールの厚さは公表されていませんが、ターボ2と比べて少し厚そうです。
ペガサスターボ ネクストネイチャー アウトソール
真ん中の白い部分はズームXで柔らかいですが、前後は硬くグリップする素材です。
フラットなターボ2よりグリップ性は良い気がします。
ペガサスターボ ネクストネイチャー かかと周り
かかと周りは肉厚になりました。
ペラペラだったターボ2(右)と比べてしっかりヒールカウンターが入っています。
ペガサスターボ ネクストネイチャー 使用レビュー
足入れした感じからしてペガサスターボ2とだいぶ異なります。
ターボ2のシルクのような滑らかな柔らかさに包まれる感触に比べて、ネクストネイチャーは布のような乾いた柔らかさです。
走った感触も、沈み込むような柔らかさのあったターボ2と比べて沈み込む感覚がありません。
硬いとまでは言いませんが、ズームXの柔らかさではないように思います。
ズームXの密度の問題もあるのかと思いますが、やはりリサイクルのズームXなので、本来のズームXの良さはなさそうです。
同じくズームX100%のヴェイパーフライネクスト%のような反発性もズームXインヴィンシブルランのクッション性もなく、リアクト100%のズームペガサス39に近い感触です。
使用用途としてもズームペガサス39のようにデイリートレーニングが一番向いています。
ペガサス39と比べるとスピードを出しやすいシューズと言えますが、ターボ2が好きだった人がターボ2の感覚で履こうとするとがっかりすること間違いなしです。
インターバルのようなスピード練習からペース走、ロング走・ジョグなど、あらゆる用途に使えたターボ2と比べると用途は狭まります。
スピードはある程度出しやすいものの、インターバルのような速いペースには使いにくく、またロング走に使うには疲れを感じやすいタイプです。(夏場なのでロング走は試してませんが、ターボ2のように履いていてラクなシューズではないです)
まとめ
まずは基本スペックのまとめです。
重さ:26.5cm 240g
アッパー:フライニット
ミッドソール:ズームX
ズームエア:なし
その他の特徴や個人的感想です。
・ズームXの柔らかさと反発性はそれほどない
・ターボ2の後継というよりペガサス39の進化版
・ジョグより速いペースの方が向いているが、そこまで速いペース向きではない
その他のナイキのランニングシューズのシリーズについては「ナイキ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。
ターボネクストネイチャーのレビュー
ありがとうございます。
ターボが廃止になってがっかり
していたので本当に嬉しいです。
テンポネクストはやはり反発生が
強く代わりにライバルフライ3を
使っていたのですが、ターボに比べると
反発生が弱かったです。