2020年5月22日(金)、国内3,000本の限定でガーミンの限定モデルが発売されました。
名称はGarmin ForeAthlete 245 Music JAPAN Limited Edition(ガーミン フォアアスリート 245 ミュージック ジャパン リミテッド エディション)です。
限定モデルの仕様
ガーミンには珍しい赤と白の配色ですが、これは日本をイメージした配色で、時計の裏側にはシリアルナンバーが刻印されています。
さらに黒/ゴールドのシリコンバンドもセットになっているのですが、これは限定モデルのみの特典です。
スペック
時計のスペック自体は2019年5月に発売された245musicと同じです。
ざっくり特徴を7つのポイントにまとめてみました。
稼働時間が22時間
位置情報はGALILEOまで対応
セーフティ機能あり
マルチスポーツ対応
ランニングダイナミクス対応
wi-fi機能あり
ミュージック機能あり
稼働時間
稼働時間はGPSと心拍計を稼働させた状態で22時間です。
発売当時は最高級モデルだった935の21時間を上回るロングバッテリーでした。(のちに発売された945は32時間)
位置情報(GNSS)
位置情報はヨーロッパ版のGPSとも言えるGALILEOまで対応しました。
日本のみちびき、ロシアのGLONASSはほぼ全てのモデルで対応していますが、前身モデルの235や当時最高級モデルの935はGALILEOには対応していません。
245の後に発売された945や45はGALILEO対応となったため、今後のモデルには標準機能となりそうです。
セーフティ機能
身に何か起こった時に、時計がその衝撃を感知し、予め登録した連絡先へ位置情報とともにメッセージを送るというものです。
スマホとBluetoothで接続している必要があるため、スマホ不携帯では使えないこと、また「身に何か起こった時」というのがどういう判定でされるのか不明なため、使える機能かは微妙なところです。
マルチスポーツ対応
バイクやスイムにも対応するようになったことでマルチスポーツモデルとされています。
しかし、屋外スイムには非対応なのでトライアスロンは使えません。
ランニングダイナミクス対応
ランニングダイナミクスポッドと連携することでランニングダイナミクスが表示されます。
ランニングダイナミクスポッドとはこういうやつです。
しかし、ランニングダイナミクスポッドは付属していないので、知りたい場合は別途購入が必要です。
スペックに「対応」と書いてありますが、勘違いしないよう注意が必要です。
なお、ランニングダイナミクスではこんな情報を知ることができます。
wi-fi機能
Bluetoothはもちろんですが、Wi-Fi機能もついています。
Wi-fi機能を使えば、Bluetoothを使わずともガーミンコネクトと連携が可能です。
これは245にはなく、245musicにある機能です。
ミュージック機能
名称の通り、これも245にはなく245musicにある機能です。
時計そのものに音楽を保存できるので、スマホなしでも音楽を聴きながら走ることが可能です。
まとめ
ガーミンフォアアスリートシリーズの中で200番台の中級モデルは最も人気の高いシリーズですが、music機能はいらないと思う人が多いのではないでしょうか?
この限定モデルも45や245で発売したらもっとニーズが高かったと思いますが、より高額なモデルを売りたいというガーミンジャパンの戦略のようにも思います。
なお、ガーミンフォアアスリートシリーズについて、もっと詳しく知りたい方はガーミン(GARMIN)フォアアスリートシリーズ徹底レビュー!の記事を参考にしてください。