アシックスのハイパースピード5は2025年7月に発売されたコスパ系モデルです。
価格は本体が10,000円の税込11,000円と、本体価格で前作より100円高くなりました。
前作からはマイナーチェンジとなりましたが、どう変わったかを中心に説明いたします。
ハイパースピード5 重さ
ASICS公式
26.5cmで204gとかなり軽量ですが、前作(26.5cm190g)よりやや重くなりました。
ハイパースピード5 アッパー
ASICS公式
アッパーはエンジニアードメッシュです。

前作から編み目は変わりましたが、肌ざわりは変わらなそうです。
ハイパースピード5 ミッドソール
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ミッドソールは前作から変わらずフライトフォームです。
厚さはかかと部で32mm、前足部で24mmの8mmドロップです。
前作はかかと部で31mm、前足部で24mmの7mmドロップだったので、1mmかかとが厚くなりました。

新モデルには次々と新しいミッドソールが搭載される中、ハイパースピードは変わらずフライトフォームです。
ハイパースピード5 アウトソール
ASICS公式
アウトソールはAHAR LO(エーハーロー)という柔らかく軽量なラバーです。
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こちらは前作のハイパースピード4のアウトソールですが、全く変更がなさそうです。
ハイパースピード5 インソール

インソールは変更され、Orthlite(オーソライト)が導入されました。
オーソライトインソールは通気性と吸湿性に優れ、長期間使用してもクッション性が持続し、へたりにくいのが特徴です。
ハイパースピード5 走行感
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前作とほぼ変わらないため、前作同様に薄底感があり、クセがなく扱いやすいシューズです。
しかし、インソールが柔らかくなったからか前作より足当たりが柔らかく感じます。
ライトレーサーと比較されることが多く、ライトレーサーと同じく短距離選手にも人気のシューズですが、ハイパースピードの方が長距離向きです。
ライトレーサーの方がグリップが強く、蹴って走る感じが向いているのに対し、ハイパースピードはライド感があり、転がすように走るのが向いています。
クッション性は高くありませんが、サブ3〜サブ4レベルの力量のランナーであれば、スピード練習からジョグまでなんでも使えるシューズです。
ハイパースピード5 レビュー まとめ
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まずはスペックのまとめです。
・重さ:26.5cm204g
・アッパー:エンジニアードメッシュ
・ミッドソール:フライトフォーム
ハイパースピード5の特徴のまとめです。
・クセのないトレーニング用
・ライトレーサーと同じコスパ系だが、ハイパースピードの方がクッション性とライド感は高い
・ミッドソールは変わらず硬めのフライトフォームだが、インソールの変更で足当たりの柔らかさUP
前作ハイパースピード4について、詳しくは「アシックス ハイパースピード4 スペック・特徴レビュー!」の記事を、その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。

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