アシックスのゲルキュムラス27は、2025年4月10日からオンラインストアで先行販売、4月24日から一般販売となったクッションモデルです。
ゲルキュムラスシリーズはマイナーではあるものの27代も続いているモデルです。
同じく27代続いているゲルニンバス27からクッション性を弱めたタイプです。
価格は本体が14,500円、税込15,950円で、ゲルニンバス27より本体価格で4,500円も安いモデルですが、そのゲルニンバス27と比較しながらスペックや特徴を説明いたします。
ゲルキュムラス27 重さ
ASICS公式
27cmで265gです。
ゲルニンバス27より20gほど軽量です。
ゲルキュムラス27 アッパー
ASICS公式
アッパーはエンジニアードジャカードメッシュです。
ゲルキュムラス27 ミッドソール
ASICS公式
ミッドソールはフライトフォームブラストプラスです。
ゲルニンバス27はフライトフォームブラストプラスエコですが、通常のブラストプラスもブラストプラス「エコ」も機能的には変わらないそうです。
厚さは38.5mmと充分な厚さがありますが、ゲルニンバス27の43.5mmと比較すると薄く思えます。
また、かかとにはピュアゲルが入っており、この点はゲルニンバス27と同じです。
ゲルキュムラス27 アウトソール
ASICS公式
アウトソールは特徴的で、アシックスの他のシューズにはない「フルイドライドアウターソール」というソールです。
これはEVAとラバーを混合したラバーフォームで、言ってみればミッドソールとアウトソールを混ぜ込んだようなものです。
ホカのシューズでは「ラバライズドEVA」と呼ばれるもので、ホカのシューズには以前よく使われていましたが、アシックスでは珍しいです。
ゲルキュムラス27 かかと周り
ASICS公式
ゲルニンバス27と同じくニットプルタブがかかとについていて、履くのが楽です。
シュータンとプルタブを反対向きに広げると足入れがスムーズです。
ゲルキュムラス27 走行感
ASICS公式
ゲルニンバスのふわふわ感には敵いませんが、充分すぎるクッション性が感じられます。
ゲルキュムラスはマイナーな故にあまり知られていませんが、同じクッションタイプのシューズであるゲルカヤノやGT-2000と比べても柔らかさとクッション性はあります。
加えて特徴的なのがフルイドライドアウターソールの接地感です。
一言で表すと優しい接地感です。
足音をさせないくらい静かな接地をすることが可能ですが、決してグリップも悪くありません。
ただし、耐久性だけは通常のアウトソールラバーより落ちるため、ガシガシ距離を踏むタイプのランナーよりライトユーザーや普段履きに向いていると思います。
ゲルキュムラス27 レビュー まとめ
スーパースポーツゼビオ
まずは基本スペックのまとめです。
・重さ:27cm265g
・アッパー:エンジニアードジャカードメッシュ
・ミッドソール:フライトフォームブラストプラス+ピュアゲル
・アウトソール:フルイドライドアウターソール
・厚さ:38.5mm
その他の特徴や個人的感想です。
・ゲルニンバス27のクッション性を弱めて軽量化したモデル
・フルイドライドアウターソールによる優しい接地感
・ライトユーザーや普段履きにおすすめ
ゲルニンバス27については「アシックス ゲルニンバス27 スペック・特徴レビュー!」の記事を、その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。

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