
ミズノのウエーブデュエル4は、2025年2月に発売された25mm以内のミッドソールの薄底モデルです。
前作ウエーブデュエル3からマイナーアップデートとなりました。
価格も本体16,000円、税込17,600円と変わりませんが、前作から変わった点を中心に以下説明いたします。
ウエーブデュエル4 重さ
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27cmで190gです。
前作は175gだったので、やや重くなりました。
ウエーブデュエル4 アッパー
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アッパーはエンジニアードメッシュです。
前作はウーヴンアッパーで、横には伸びても縦には伸びないのが特徴でしたが、今作ではやや柔らかめになりました。
また、つま先の破れやすい部分は補強が強くなっています。
ウエーブデュエル4 ミッドソール
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ミッドソールは前作と同じくミズノエナジーライトとu4icX(ユーフォリック エックス)の2層となっています。
黒の部分がミズノエナジーライトで、軽量で柔らかめで反発性の高い素材です。
後足部の白いところが従来の素材であるu4icXです。
また、ミッドソールの間にはミズノウエーブ(プレート)が入っています。
ウエーブデュエル4 アウトソール
RUN FOR FUN!ミズノランニングシューズ Screenshot
前足部から中足部はG3ソールです。
非常に強いグリップが特徴です。
後足部はX10ラバーで、こちらはグリップはそこそこに耐久性の高いラバーです。
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こちら↑は前作です。
前作とは配置は同じですが、G3ソールの形状が異なります。
今作の方がツブツブが細かく、これによって地面を掴む感覚が少し変わりました。
ウエーブデュエル4 かかと周り
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前作は入っていたヒールカウンターが今作ではなくなっています。
ミズノはローカットかつトレーニング用のシューズではしっかりヒールカウンターが入っているのが通常なので、意外な感じです。
かかとの細い人はむしろ今作の方がハマるかもしれませんが、ヒールカウンターがなくなったことでホールド感が弱くなったと感じる人もいると思います。
ウエーブデュエル4 走行感
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接地感は当然硬めでクッション性は少ないです。
このシューズの一番の特徴は、よく屈曲するところです。
プレートは入っていますが、剛性はそれほど高くないため、よく屈曲し、屈曲させた後に戻そうとする反発感がかなり高いです。
そのため、前足部のG3ソールでしっかり地面を捉え、シューズを屈曲させて蹴って走るとかなり反発性を感じられます。
近頃の厚底ソールのようにミッドソールから直接もらう反発ではなく、掴みにいって掴む反発感です。
しかし、そのためにはかなりのスピードも必要であることから、ロードの長距離には向いていません。
このあたりが短距離のスプリンターに人気がある理由で、長距離ランナーが長距離を速く走るにはかなりの走力がないと難しいです。
以上の点は前作でも同様ですが、G3ソールの形状が変わった(よりツブツブが細かくなった)ことで地面を掴む感覚が強く感じられるようになったと思います。
また、アッパーとかかと周りがどちらも柔らかめになったことで、長距離の選手にも使いやすくなったのではないでしょうか?
その反面、短距離の選手は前作の方が良いと感じるかもしれません。
ウエーブデュエル4 まとめ
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ウエーブデュエル4のスペックと特徴をまとめると以下の通りです。
・重さ:27cm190g
・アッパー:エンジニアードメッシュ
・ミッドソール:ミズノエナジーライト+u4icX
・アウトソール:G3ソール・X10ラバー
・屈曲性と反発性は抜群
・グリップ良くスピードを出しやすい
・ランナーよりどちらかと言うとスプリンター向き
なお、その他のミズノのランニングシューズについては「ミズノ ランニングシューズ徹底レビュー! スペック・特徴まとめ」の記事でまとめてますので、よろしければ参照してください。