アシックスのスーパーブラスト2は2024年7月に発売されたものの、なかなか入手しにくい人気モデルです。
トップモデルのレーシングシューズでもないのにここまで人気なのは珍しいですが、具体的にどういうシューズか主に前作と比較して説明いたします。
まず、価格は定価で本体価格が22,000円、税込24,200円です。
本体価格で前作より2,000円高くなりました。
スーパーブラスト2 重さ
26.5cmで244gです。
前作より少し重くなりました。
スーパーブラスト2 アッパー
ASICS公式
エンジニアードウーヴンアッパーです。
前作の方が薄めのエンジニアードメッシュでしたが、重量が重くなったのはアッパーの変更が大きそうです。
また、ウーヴンとのことですが、エンジニアードメッシュっぽい感触です。
スーパーブラスト2 ミッドソール
ASICS公式
ミッドソールは上部にフライトフォームブラストターボプラス、下部にフライトフォームブラストプラスエコが搭載されています。
上部のフライトフォームブラストターボプラスはメタスピードパリシリーズにも搭載されている、現在のアシックスの最上級のミッドソールです。
下部のフライトフォームブラストプラスエコは、ゲルニンバスやゲルカヤノなどのクッション系シューズによく使われているミッドソールです。
なお、前作は上部にフライトフォームブラストターボ、下部にフライトフォームブラストプラスでした。
厚さは前作が45.5mm、今作が45mmとほぼ同じで、かなりの厚さがあります。
スーパーブラスト2 アウトソール
ASICS公式
アウトソールにはアシックスグリップが搭載されました。
前作はエーハープラスでしたが今作では変更されました。
アシックスグリップはグリップがアシックスで最も良いですが、耐久性はエーハープラスの方が上です。
これにより、サブ3レベルのランナーが練習でガシガシ使うより、サブ4くらいのレベルのランナーがレースで使いやすくなったと思います。
スーパーブラスト2 走行感
ASICS公式
これだけの厚みとスペックから推測すると、フカフカのクッションを想像する人が多いと思います。
実際そうレビューしている人も多いです。
しかし、ナイキやアディダスのシューズも履いている私にとっては硬めのシューズという認識です。
似たモデルであるノヴァブラスト4と比べても硬めです。
逆にこの厚さで柔らかくてプレートが入ってないと安定感がなくなるため、わざと硬めにしているようにも思えます。
沈み込みはほとんどないため、ピッチを上げて走りやすいです。
メタスピードパリシリーズと比べると、プレートが入ってないのと重量のぶん、反発はありませんが、反発の早さは同等で、他の反発系シューズと比べると反発性も遜色ありません。
サブスリーレベルのランナーであればスピード練習にも使いやすく、レース用としてはサブ4くらいを目指すランナーであればちょうど良さそうなシューズです。
S4よりむしろサブ4狙いのランナーにおすすめです。
スーパーブラスト2 まとめ
ASICS公式
スーパーブラスト2のスペックのまとめです。
・重さ:26.5cm 244g
・アッパー:エンジニアードウーヴン
・ミッドソール:フライトフォームブラストターボプラス+フライトフォームブラストプラスエコ
・アウトソール:ASICS GRIP(アシックスグリップ)
スーパーブラスト2の特徴や個人的感想です。
・イメージより履き心地は硬め
・ピッチ走法向け
・S4よりサブ4向け
その他のアシックスのランニングシューズについては「アシックス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。