アディダスのアディゼロSL2は、2024年6月1日に発売された、デイリートレーニングモデル「アディゼロSL」の2代目モデルです。
スペックは大幅に変更されましたが、価格は据え置きの14,300円(本体価格13,000円)とリーズナブルです。
前作と比べてどう変わったかを中心に説明いたします。
アディゼロSL2 重さ
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27cmで235gです。
前作より5gほど軽くなりました。
アディゼロSL2 アッパー
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アッパーはエンジニアードモノメッシュです。
デイリートレーニングモデルのアッパーとしては薄くて柔らかいのが特徴です。
前作はサンドイッチメッシュでしたが、サンドイッチメッシュの方が柔らかい感触です。
アディゼロSL2 ミッドソール
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ミッドソールは下側にフルレングスでライトストライクプロが搭載され、上側にライトストライク2.0となりました。
前作はほぼライトストライクで、前足部にストライクプロが内蔵されるタイプだったので、大幅なアップデートです。
厚さはかかと部34mm、前足部24mmの10mmドロップです。
前作からかかとは1mmアップ、前足部は逆に0.5mm薄くなりました。
ドロップ差は8.5mmから10mmに広がっています。
アディゼロSL2 アウトソール
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アウトソールには耐久性の高いアディウェアのラバーが前作と同じく広範囲に貼られています。
アディゼロSL2 走行感
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前作より前足部は0.5mm薄くなったわけですが、全面ライトストライクプロになったことにより、クッション性も反発性も大きく上がりました。
1mm厚くなったかかと部は言わずもがなです。
転がるようなライド感はそれほどありませんが、弾むようなバウンス感が感じられるようになりました。
ジョグ用1択と言ってもよかった前作と比べ、今作はジョグからスピード練習まであらゆるトレーニングで使えるモデルに大きく進化しました。
それでいて価格据え置きで15,000円以内で購入できることを考えると、非常にリーズナブルです。
1足で多くの練習をカバーしたい人にはかなりおすすめです。
多くの人にとっては前作より良い点ばかりですが、硬めの接地感が好みだった人にとってはマイナスと言えます。
ミッドソールが柔らかくなったぶん、沈み込みは前作よりあります。
ただし、アウトソールのアディウェアのせいなのか、接地感はミッドソールの柔らかさのわりに硬めです。
とはいえ、短距離選手など、地面を掴む感覚が好きな方はSL2よりもジャパン8やRC5がおすすめです。
アディゼロSL2 ペガサス41 比較
アディゼロSL2は、ナイキのペガサス41と用途や価格が近いです。
前作のアディゼロSLは、当時販売されていたペガサスの前々作であるペガサス39に対して価格は同じ14,300円ながら、優位なのは重さくらいでした。
人気面でも大きく水を開けられている感もあります。
しかし、SL2はペガサスの現行モデルのペガサス41に対し機能面では超えたと言ってもよく、重さの面では圧倒的に優位です。
スピードは確実にSL2の方が出しやすく、オールラウンドに使いたいならSL2に軍配が上がります。
また、価格面でも据え置きのSL2の方が本体価格で2,000円安いというメリットもあります。
一方でクッション性はペガサス41の方が高く、ゆっくりしか走らないとかロング走メインで使いたいならペガサス41の方がおすすめです。
アディゼロSL2 まとめ
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スアディゼロSL2のスペックや特徴をまとめると以下の通りです。
・重さ:27cm235g
・ソールの厚さ:34mm(ヒール34mm/前足部24mm)
・ミッドソール:Lightstrike Pro(ライトストライクプロ)+Lightstrike2.0(ライトストライク2.0)
・ペガサス41に並ぶデイリートレーニングモデル
・クッション性と反発性が前作より大きく上がり、スピードも出しやすいオールラウンダー
・ライトストライクプロの使用量に対して価格はかなり安い
その他のアディダスのランニングシューズに関しては、「アディダス ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。