
クリフトン10は2025年4月1日に発売された、ホカの代表モデルです。
昨年はアップデートがなかったため、2年ぶりのアップデートとなりました。
以下、主に前作との違いを説明いたしますが、税込19,800円(本体価格18,000円)と、前作のクリフトン9から本体価格で1,000円安くなりました。
クリフトン10 重さ
「ホカ公式サイト」
27cmで278gと、前作の248gよりかなり重くなりました。
クリフトン10 アッパー
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アッパーはエンジニアードジャカードニットです。
前作のエンジニアードニットから変更になりました。
全体にリフレクティブ素材を使用しています。
クリフトン10 ミッドソール
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ミッドソールは前作と同じくCMEVAです。
トップモデルに使われているPEBAフォームやボンダイ9に使われているスーパークリティカルフォームEVAと比べて沈み込みが少なく硬めです。
厚さはヒールが42mm、前足部が34mmでドロップ差は8mmあります。
ホカのシューズは基本的に5mmドロップなので、8mmドロップは珍しいです。
クリフトン10 アウトソール
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アウトソールのラバーには、前作と同じくDurabrasion Rubber™(デュラブレーションラバー)が使われています。
前作からこのラバーに変更されましたが、耐久性はだいぶ高くなりました。
クリフトン10 走行感
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前作と比べると、前足部はややワイド感があるため購入の際は注意が必要です。
ミッドソールは外から触った感覚は柔らかく、増した厚みを考えるとかなり柔らかそうなクッションですが、意外とクッション感は硬めです。
かつてのホカのシューズはマシュマロクッションというイメージがありましたが、ちょっと印象は異なります。
また、ドロップ差は前作より3mmも広がりましたが、履いた感じではわかりません。
走ってみると、かかとのクッション性が増したのは感じられますが、ボンダイ9ほどのクッション性ではありません。
そのかわり、ボンダイ9より圧倒的にスピードは出しやすいです。
重くなったものの、推進力は前作クリフトン9よりもあります。
ドロップ差が広がったからか、ホカ特有のロッカー機能は強くなり、転がすように走るのに向いています。
プレートは入っていませんが、剛性は高く屈曲性は低いため、蹴るような走りは向いていません。
用途としてはジョグはもちろん、ある程度のスピードで長く走ることに向いています。
シューズの重量はありますが、数字ほどの重さが感じられないのは履き心地の良さがあるかもしれません。
クリフトン10 まとめ
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クリフトン10のスペックや特徴をまとめると以下の通りです。
・27cm:278g
・ジャカードニットアッパー
・CMEVAミッドソール
・Durabrasion Rubber™
・履き心地が良いため、数字ほどの重さを感じない
・ドロップ差が広がり、推進力がUP
・前足部はややワイド
その他のホカのシューズについては「ホカ ランニングシューズ徹底レビュー!スペック・特徴まとめ」の記事を参照してください。