ミズノのウエーブリベリオンプロLOWは、ウエーブリベリオンプロ3と一緒に2024年11月に発売されたレーシングモデルです。
価格はウエーブリベリオンプロ3と同じく本体27,000円で税込29,700円です。
価格が同じだけあって位置付けもウエーブリベリオンプロ3と同じですが、どう違うかについて説明いたします。
ウエーブリベリオンプロ LOW 重さ
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27cmで215gです。
ウエーブリベリオンプロ3が225gなので、ウエーブリベリオンLOWの方が10g程度軽いです。
ウエーブリベリオンプロ LOW アッパー
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アッパーは同じエンジニアードメッシュと思われます。
通気性はそれほど良くないため、冬場に履くのがおすすめです。
ウエーブリベリオンプロ LOW ミッドソール
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ミッドソール素材はウエーブリベリオンプロ3と同じくミズノエナジーXPです。
ミッドソールの間にカーボンで強化されたウエーブプレートが入っている点も同じです。
かなり違うのはかかと部分で、大きくカットされているウエーブリベリオンプロ3と違って普通の厚底シューズのようです。
ソールの厚さは前足部で35.5mm、かかと部で40mmです。
ウエーブリベリオンプロ3は前足部で35.5mm、かかと部は39.5mmなので、ウエーブリベリオンプロLOWの方がかかと部は厚いことになってます。
しかし、これは計測する位置の問題で、ウエーブリベリオンプロ3の最厚部は60mm近くあります。
ウエーブリベリオンプロ LOW アウトソール
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アウトソールはウエーブリベリオンプロ3と同じくG3グリップです。
かなりグリップ性が高い素材ですが、厚底レーシングモデルでここまでグリップが強いのは他メーカーと比べても他に類を見ません。
ウエーブリベリオンプロ LOW 走行感
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良くも悪くも普通の厚底レーシングシューズの走行感です。
走行感が独特なウエーブリベリオンプロ3とはだいぶ異なります。
ウエーブリベリオンプロ3と同じくスムーズスピードアシスト機能搭載モデルです。
しかし、ウエーブリベリオンプロ3のように勝手に前に進ませるような走行感はほとんど感じられません。
しかし、スムーズスピードアシストが弱いことで逆に圧倒的に扱いやすいシューズです。
ナイキのヴェイパーフライやアディダスのアディオスプロ、アシックスのメタスピードシリーズと比べてもミッドソールは柔らかくグリップも強いです。
特にグリップの強さは他メーカーの厚底レーシングと比べてもピカイチなので、グリップの強いレーシングシューズを求めている方にはおすすめです。
また、ウエーブリベリオンプロ3の方は速いペースで走るなら、かかとから入ろうとしてもかかとを着けず、結果的にスムーズスピードアシストの機能で速く走れます。
しかし、ペースが遅くなってくると押し戻される感覚があります。
その点、このウエーブリベリオンプロLOWはかかとから入っても問題なく走れます。
スピードに乗っている時は「プロLOW」より「プロ3」の方が速く走れますが、プロLOWの方がフルマラソンで使うなら無難です。
ウエーブリベリオンプロ LOW まとめ
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ウエーブリベリオンプロLOWのスペックと特徴をまとめると、以下の通りです。
・重さ:27.0cm215g
・アッパー:エンジニアードメッシュ
・ミッドソール:ミズノエナジーXP
・ウエーブプレート:カーボン入りナイロンプレート
・アウトソール:G3ソール
・スムーズスピードアシスト機能
・良くも悪くも普通の厚底レーシングだが、他メーカーに比べてもグリップ性はピカイチ
・スムーズスピードアシストの機能性は感じない
・スピードに乗っている時の加速力は「プロ3」に劣るが、スピードが落ちてきた時には「プロLOW」の方が走りやすい
なお、その他のミズノのランニングシューズについては「ミズノ ランニングシューズ徹底レビュー! スペック・特徴まとめ」の記事でまとめてますので、よろしければ参照してください。