マラソン当日の朝食は何を食べる?食べる時間とおすすめメニュー

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マラソン当日の朝食として、おにぎりを持つ日本人男性の手元のクローズアップ

マラソン大会当日の朝、何を食べればいいのか迷っていませんか。

朝食を食べすぎれば走っている途中で胃が重くなり、反対に少なすぎればスタート後にエネルギー不足を感じることがあります。

特にフルマラソンでは、朝食の内容だけでなく、スタートまでの時間や水分補給、レース中の補給まで含めて考えることが大切です。

基本となるのは、消化しやすい炭水化物を中心にした朝食です。おにぎり、うどん、パン、バナナなどは、マラソン当日の朝食として取り入れやすい食品です。

一方で、脂質や食物繊維が多い食品、食べ慣れていない食品は、レース前には避けたほうが無難です。

私自身、フルマラソンで記録を狙うときは、走力だけでなくレース当日の食事や補給まで含めて準備します。

特に重要なのが、朝食をスタート3〜4時間前に済ませることです。

午前9時スタートなら、朝食は午前5〜6時ごろ。かなり早い時間ですが、大会当日にいきなり早起きするのではなく、事前の練習で体を慣らしておくことがポイントです。

この記事では、マラソン当日の朝食で何を食べればいいのか、どれくらい食べればいいのか、何時間前に済ませるのかを具体的に解説します。

さらに、朝食を十分に食べられなかった場合の補食、スタート前の水分補給、レース中のエネルギー補給、前日におすすめの食事までまとめます。

この記事を読むことで理解できること
  • マラソン当日の朝食におすすめの食品とメニュー
  • スタート何時間前にどれくらい食べるか
  • 朝食で避けたい食品とレース前の注意点
  • 前日の食事からレース中の補給までの考え方
目次

マラソン当日の朝食は何を食べる?

ここでは、レース当日の朝食について、食品選びから食べる量、タイミングまで順番に整理します。

ポイントは、単純に「たくさん食べる」ことではありません。フルマラソンを走り切るために必要な糖質を確保しながら、スタート時に胃腸へ余計な負担を残さないことです。

朝食はスタート3〜4時間前が基本

マラソン当日の朝食は、基本的にスタート3〜4時間前までに食べ終えるようにします。

たとえば午前9時スタートなら、午前5〜6時ごろに朝食を済ませるイメージです。

なぜここまで早いのかというと、食事をしてからすぐに走り始めると、胃の中に食べ物が残った状態で強い運動をすることになるからです。

フルマラソンでは走る時間が長く、上下動も繰り返します。そのため、普段なら問題のない食事でも、レース中には胃もたれや腹痛、吐き気などにつながる場合があります。

スタートまで3〜4時間あれば、朝食を消化するための時間を十分に確保できます。さらに、会場への移動、トイレ、着替え、荷物預け、スタートブロックへの移動などにも余裕を持たせられます。

ただし、3〜4時間という時間はあくまで一般的な目安です。胃腸が強い人と弱い人では適切な時間が異なります。私なら、大会本番だけで試すのではなく、ポイント練習やロング走などで同じ起床時間、同じ朝食、同じスタートまでの間隔を再現します。

午前9時スタートの例
  • 午前5時ごろ:起床・水分補給
  • 午前5〜6時:朝食
  • 午前7時ごろ:必要なら軽い補食
  • 午前8時ごろ:会場・スタート準備
  • 午前8時30分ごろ:水分を少量補給
  • 午前9時:スタート

大会当日は会場の混雑やトイレの待ち時間もあります。

食事だけを基準に予定を組むのではなく、スタート地点までの移動時間まで逆算しておきましょう。

炭水化物を体重1kgあたり1.5〜2.5g

マラソン当日の朝食では、炭水化物をしっかり確保することが重要です。

一般的な目安として、朝食で体重1kgあたり1.5〜2.5g程度の炭水化物を摂る方法があります。

たとえば体重50kgなら約75〜125g、60kgなら約90〜150g、70kgなら約105〜175gが一つの目安になります。

ただし、これはあくまで一般的な目安であり、普段の食事量や胃腸の状態、走る距離、レースペースなどによって調整が必要です。

重要なのは、朝食だけですべてを解決しようとしないことです。

フルマラソンでは、前日までに筋グリコーゲンを十分に蓄えておくことが基本になります。

当日の朝食は、その仕上げとしてスタート前のエネルギーを補う位置付けです。

炭水化物を摂る食品としては、ご飯、おにぎり、うどん、パン、餅などが使いやすいでしょう。

さらにバナナや果汁100%ジュースなどを組み合わせれば、食欲があまりない朝でも糖質を確保しやすくなります。

食品目安量炭水化物量の目安
白米150g約55g
おにぎり100g約38g
うどん1玉約52g

たとえばおにぎりを2個食べれば、それだけでかなりの量の炭水化物を確保できます。

ここにバナナやジュースなどを加えることで、朝食全体の糖質量を調整できます。

ただし、目安量を達成するために無理やり食べる必要はありません。

朝から大量に食べると胃腸の負担が増えるため、自分が無理なく消化できる量を優先してください。

おにぎりやうどんがおすすめな理由

マラソン当日の朝食では、おにぎりやうどんが定番です。

理由は、主なエネルギー源となる炭水化物を確保しやすく、比較的脂質を抑えた食事にしやすいからです。

おにぎりなら、梅、鮭、おかかなど、普段から食べ慣れている具を選べます。

具材を選ぶときは、脂質が多いものや消化に不安があるものを避けると安心です。コンビニで購入できるため、遠征先の大会でも準備しやすいのもメリットです。

うどんも、朝食として取り入れやすい食品です。

具をシンプルにすれば、炭水化物を中心とした食事にできます。餅を加えた力うどんなら、さらに炭水化物を増やせます。

パン派なら、トーストにバターをたっぷり塗るより、ジャムやはちみつなどで糖質を上乗せする方法があります。

牛乳やヨーグルトを組み合わせる場合も、普段から問題なく食べられているなら選択肢になります。

私が重視したいのは「食べ慣れていること」です。

大会前になると、縁起を担いで普段と違う食事をしたくなることがあります。しかし、レース当日に新しい食品を試す必要はありません。普段の練習で胃腸に問題がなかった朝食を、そのまま大会でも再現するほうが安心です。

お粥やリゾットのように柔らかくした料理も選択肢です。

朝から固形物が入りにくい人は、無理に普段と同じ量を食べようとせず、食べやすい形に変えてみましょう。

バナナやカステラは直前補食に

朝食をスタート3〜4時間前に済ませても、スタートが近づくにつれて空腹を感じることがあります。

また、早朝スタートで朝食を十分に食べられないケースもあります。

そのような場合は、スタート1〜2時間前を目安に、バナナ、エネルギーゼリー、カステラ、ようかんなどの軽い補食を利用できます。消化しやすく、糖質を補給しやすい食品を選ぶのが基本です。

たとえば午前9時スタートなら、午前7〜8時ごろにバナナやエネルギーゼリーを追加するイメージです。

ただし、朝食を十分に食べているのに「不安だから」という理由だけで補食を重ねる必要はありません。

スタート直前になるほど、固形物を大量に摂るのは避けたいところです。

特にスタート30分以内は、胃に残りにくい飲み物などを少量利用する程度にとどめる方法があります。

レース直前に糖質を大量に一気に摂ると、血糖値やインスリンの変動によって体調に影響する可能性があります。

いわゆる「インスリンショック」という表現で説明されることもありますが、反応には個人差があります。直前に大量摂取するのではなく、練習で自分に合った補給方法を確認しておくことが重要です。

補食の量やタイミングは、朝食の量や体重、レースペース、胃腸の状態によって変わります。

私なら、レース前のロング走で朝食からスタートまでの時間を再現し、必要なら補食まで試しておきます。

脂質や食物繊維が多い食品は避ける

マラソン当日の朝食で避けたいのが、脂質や食物繊維の多い食品です。

これらは消化に時間がかかったり、胃腸のトラブルにつながったりする可能性があります。

具体的には、揚げ物、脂身の多い肉、生野菜を大量に使ったサラダ、ブラン系シリアルなどです。

普段は健康的な食品でも、長時間走る直前には適さないことがあります。

たとえば、朝食に「トースト、サラダ、ベーコン、卵、牛乳、ヨーグルト」といった一般的な朝食を食べている人もいるでしょう。

しかし、フルマラソン当日には、これをそのまま再現する必要はありません。脂質や食物繊維が増えすぎないよう、主食中心に組み替える方法があります。

食品レース前の考え方
おにぎり取り入れやすい
うどんシンプルな具なら取り入れやすい
バナナ補食にも使いやすい
トーストジャムやはちみつなどで調整
揚げ物脂質が多いため避けるのが無難
生野菜の大量摂取食物繊維が多いため控える
脂身の多い肉消化の負担を考えて控える

また、固い肉や生ものも大会当日の朝食では避けたほうが無難です。特に生ものは、レース中に体調を崩すリスクをできるだけ減らすという意味でも、私は選びません。

ここで大切なのは「健康に良い食品」と「マラソン直前に向いている食品」は必ずしも同じではないということです。

レース前は、胃腸への負担を抑えながら必要なエネルギーを確保することを優先します。

マラソン当日の朝食メニュー例

実際に何を食べればいいのか分からない場合は、以下のような組み合わせから考えると分かりやすいでしょう。エネルギーや炭水化物量は食品や量によって変わるため、あくまで目安として考えてください。

朝食メニューエネルギー目安糖質目安
きつねうどん+ご飯200g+りんごジュース約826kcal約170g
おにぎり120g×2+バナナ+するめ約600kcal約140g
トースト2枚+はちみつ・ジャム+牛乳200ml約700kcal約120g
お粥200g+ヨーグルト100g+みかん2個約650kcal約100g

例えば、米を食べ慣れている人なら「おにぎり2個+バナナ+果汁100%ジュース」のような組み合わせは作りやすいでしょう。

うどんが好きなら「うどん+餅+バナナ」なども選択肢になります。

パン派なら、トーストにジャムやはちみつを加え、必要に応じてバナナなどを組み合わせます。

脂質を抑えたい場合は、バターを大量に使わないようにします。

朝から食欲が出ない人は、お粥やリゾット、具を少なくしたうどんなど、食べやすい料理に変更してみてください。

大切なのは、レース当日に無理をして大量に食べることではなく、普段から自分の胃腸に合うパターンを作っておくことです。

迷ったら「主食+果物+飲み物」で考えます。

おにぎりやうどんなどの主食を中心に、バナナなどの果物と水分を組み合わせると、シンプルに朝食を組み立てられます。

水分と電解質をどう補給する?

朝食と同じくらい忘れてはいけないのが水分です。

前日の夜から適度に水分を摂り、レース当日の朝も喉が渇いた状態にならないようにします。

ただし、朝起きてからスタート直前までに大量の水を一気に飲むのはおすすめしません。

水分を摂りすぎればトイレが近くなり、スタート前の行動にも影響します。

少量ずつ、体調や気温に合わせて補給することを基本にします。

スタート30分前を一つの目安として、水やスポーツドリンクを少量補給する方法があります。

暑い日は発汗量が増えるため、電解質を含む飲料を利用することも選択肢です。

一方、気温が低い日に無理して大量の水分を摂る必要はありません。

発汗量や体格、気温、湿度などによって必要量は変わります。

「前日に500〜1000ml、当日に何ml」という数字は、あくまで一般的な目安として考えてください。

水分必要量には個人差があり、過剰な水分摂取にも注意が必要です。

強い口渇、体調不良、持病などがある場合は自己判断せず、最終的な判断は専門家にご相談ください。

大会会場ではトイレが混雑することもあります。私は、朝食だけでなくトイレの時間まで含めてスケジュールを組むことをおすすめします。スタート直前に焦らないことも、レース前の重要な準備です。

マラソン当日の朝食と前日の食事対策

ここからは、当日の朝食だけでなく、前日の食事、レース中の補給、練習でのシミュレーションまで解説します。

フルマラソンのエネルギー対策は、当日の朝だけで完結するものではありません。前日までに準備しておくことで、当日の朝食を無理なく仕上げられます。

マラソン前日は炭水化物を多めに摂る

フルマラソンの前日は、炭水化物を中心とした食事を意識します。

レースで使う筋グリコーゲンは、筋肉に蓄えられた重要なエネルギー源です。

そのため、レース前には炭水化物を十分に摂り、エネルギーを蓄えておくことが重要になります。

カーボローディングを行う場合は、レース前36〜48時間程度から炭水化物の摂取量を増やす方法があります。

ご飯、パン、麺類などを中心に、普段より炭水化物の比率を高めていきます。

ここで勘違いしやすいのが、「前日の夜に大量のご飯を食べればいい」という考え方です。

前日の夕食だけで帳尻を合わせようとすると、胃腸に負担がかかる可能性があります。

前日だけでなく、その前の食事から少しずつ整えておくほうが実践しやすいでしょう。

例えば、朝食にご飯やパン、昼食に丼や麺類、夕食に白米をしっかり食べるといった具合です。

おかずは完全に抜く必要はありません。脂質を控えながら、消化しやすいタンパク質を適量組み合わせます。

前日の食事でおすすめしやすいのは、白米、うどん、餅、パン、カステラ、バナナ、果汁100%ジュースなどです。

もちろん、これらをすべて食べる必要はありません。自分が普段から食べ慣れているものを中心に選びます。

前日の基本は「糖質を増やし、脂質と食物繊維を増やしすぎない」です。

前日から胃腸を整えておけば、当日の朝食でも無理に大量に食べる必要がなくなります。

なお、カーボローディングの方法や必要量は、レース距離、体格、運動量などによって異なります。

特に体重管理をしている人は、自己流で極端な食事制限や過剰摂取を行わないようにしてください。

前日に避けたい脂っこい食事と生もの

前日も、当日の朝と同じように胃腸への負担を考えて食事を選びます。

代表的なのが、揚げ物や脂身の多い肉などの高脂質食品です。

焼肉、唐揚げ、天ぷらなどを「最後の晩餐」のように大量に食べるのは、レース前の食事としてはおすすめしません。

脂質が多い食事は消化に時間がかかり、翌朝まで胃が重く感じる可能性があります。

食物繊維にも注意が必要です。

野菜を大量に食べることは普段の健康維持には役立ちますが、レース前は摂りすぎないほうが無難です。

ごぼうなどの根菜、海藻類、玄米、ブラン系食品などは、量によってはガスや腹部の不快感につながる場合があります。

生ものについても、レース前は慎重に考えたいところです。

刺身や生牡蠣などを大会前日に食べて、もし体調を崩してしまえば、これまで積み重ねてきた練習が無駄になってしまう可能性があります。

前日に選びやすい食品控えたい食品
白米大量の揚げ物
うどん脂身の多い肉
脂質の多い料理
パン・カステラ食物繊維の多い食品の大量摂取
バナナ食べ慣れない食品
消化しやすいタンパク質生もの

遠征先で外食する場合も考え方は同じです。

大会前だからといって特別な高級料理を食べるより、普段から食べ慣れている定食やうどん、丼などを選ぶほうが安心です。

レース中は糖質を継続して補給する

フルマラソンでは、朝食をしっかり食べたからといって、スタート後の補給が不要になるわけではありません。長時間走り続けるため、レース中も糖質を継続して補給することが重要です。

一般的な目安として、長時間のレースでは1時間あたり100〜200kcal程度ずつ糖質を補給する方法があります。実際の必要量は走行時間やペース、体格、胃腸の強さなどによって変わります。

代表的な補給食は、エネルギージェル、バナナなどです。ジェルには糖質を摂りやすいタイプが多く、走りながらでも補給しやすいのがメリットです。

一方、甘いパンやエネルギーバーなどは、商品によって脂質やデンプン質が多く、胃腸への負担が大きくなることがあります。特に胃が弱い人は、練習中に試してから本番で使うようにしてください。

また、暑いレースでは汗によって水分だけでなく電解質も失われます。

スポーツドリンクや塩分を含む補給食などを利用する方法もあります。ただし、塩分タブレットなどを必要以上に摂ればよいというわけではありません。

補給は「足りなくなってから」ではなく、計画的に。

30kmを過ぎてから一気に補給するのではなく、序盤から少しずつ糖質を入れていくほうが実践しやすいです。大会のエイドで何が提供されるのかも、事前に大会要項などで確認しておきましょう。

私は本番用の補給食を、必ずロング走などで試すことをおすすめします。味だけでなく、ジェルの濃さ、飲み込みやすさ、水との組み合わせ、摂取タイミングまで確認しておくと、本番での失敗を減らせます。

朝食と補給は練習で試しておく

マラソンの朝食で最も大切なことの一つが、「本番で初めて試さない」ことです。

どれだけ一般的におすすめされている食品でも、あなたの胃腸に合うとは限りません。

おにぎりが合う人もいれば、朝はパンのほうが食べやすい人もいます。

牛乳やヨーグルトで問題が起きない人もいれば、レース前には避けたほうが調子がいい人もいます。

そこでおすすめしたいのが、レース本番を想定した朝食シミュレーションです。大会と同じような時間に起き、同じような朝食を食べ、同じくらいの時間を空けてからロング走を行います。

例えば午前9時スタートの大会なら、午前5時に起床して朝食を摂り、午前7〜8時ごろに必要なら補食を入れ、午前9時ごろから走り始めるという形です。

ここまで再現しておけば、「朝食が多すぎた」「スタート前にお腹が空いた」「水分を摂りすぎた」「ジェルが胃に合わない」といった問題を本番前に発見できます。

確認する項目チェック内容
朝食何をどれだけ食べると快適か
時間スタート何時間前が合うか
補食何を何分前に摂るとよいか
水分どの程度ならトイレに困らないか
レース中の補給どの補給食なら胃腸に問題がないか

特にサブスリーなど記録を狙うレースでは、スタート直後から目標ペースで走ることになります。

朝食や補給の失敗によって胃腸のトラブルが起きれば、走力とは関係のないところでレースを失ってしまいます。

だからこそ、朝食は「当日の気分で決めるもの」ではなく、「練習で決めておくもの」と考えています。

マラソン当日の朝食で失敗しないポイント

最後に、マラソン当日の朝食で押さえておきたいポイントをまとめます。

まず基本となるのは、炭水化物中心、低脂肪、消化しやすい食事です。

おにぎり、うどん、白米、パン、餅、バナナなど、自分が食べ慣れている食品から組み立てましょう。

食べる時間はスタート3〜4時間前を基本にします。

午前9時スタートなら、午前5〜6時ごろに朝食を終えるイメージです。朝食を十分に食べられなかった場合は、スタート1〜2時間前にバナナ、エネルギーゼリー、カステラ、ようかんなどを補食として利用する方法があります。

スタート直前には大量の固形物を摂らず、水やスポーツドリンクなどで水分を適度に補います。フルマラソンではレース中の糖質補給も忘れず、エネルギージェルやバナナなど、自分に合った補給食を計画的に使います。

マラソン当日の朝食で迷ったら、この5つを確認してください。

  • スタート3〜4時間前に食べ終えているか
  • 炭水化物を中心にできているか
  • 脂質や食物繊維を摂りすぎていないか
  • 水分を適度に補給できているか
  • 本番前に練習で試しているか

そして、前日の食事から準備することも忘れないでください。

レース前36〜48時間程度から炭水化物を意識して増やし、前日は揚げ物や脂身の多い料理、食物繊維の多い食品、生ものなどを避けると、当日の朝食を組み立てやすくなります。

一方で、ここで紹介した炭水化物量、エネルギー量、水分量、補給量などは、あくまで一般的な目安です。

体重、走力、レース時間、発汗量、胃腸の状態、気温などによって適切な方法は変わります。

特に食事や水分摂取に制限がある場合や、体調に不安がある場合は、自己判断で極端な調整を行わないようにしてください。

大会ごとの給水所やエイド、スタート時間、会場のルールなども異なります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。持病や食事・水分摂取に関する不安がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

私がマラソン当日の朝食で一番大切だと考えているのは、特別な食事をすることではありません。

普段の練習で問題なく食べられたものを、本番でも同じように再現することです。

高炭水化物・低脂肪を基本に、スタート3〜4時間前までに朝食を済ませる。

そして必要に応じてスタート前に軽く補食し、レース中も計画的に糖質を補給する。この流れを自分の体に合わせて作っておけば、食事への不安を減らしてスタートラインに立てます。

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この記事を書いた人

ランニングシューズマニアの50代サブスリーランナー。

10代はスプリンター、30代からマラソンも走り始め、現在は春夏を短距離・中距離のトラック中心、秋冬をフルマラソンなどの長距離ロード中心。

50代になった今現在でもフルマラソンのサブ3、100m12秒台を維持する2刀流ランナー。

また、一般社団法人日本ランニング協会認定「ランニング食学」スペシャリストの資格を持ち、ランナーのための栄養学の観点から、強く速くなるための「食」の理論についても発信。

2025年にサイドFIREを達成。本サイト「シリアスランナー」他、情報発信をすることでゆる~く生活。


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