![[ズームストリークLT4編]1,000mTTでシューズ性能を比較してみた!](https://sub-3-running.com/wp-content/uploads/2019/08/BC983358-EFF7-4509-A726-308A93C2F1F1.jpeg)
様々なランニングシューズで1,000mTTを行うことでシューズの性能を比較していくシリーズです。
当然、その時の気象コンディションや自身のコンディションによっても差がありますが、なるべく近い条件になるよう計測時は以下の条件を設定しています。
・雨が降っていないこと(晴れorくもり)
・400mトラックで実施
・一人で行う
・前日は走らない
・午前中に実施
なお、ズームストリークLT4は9種類目の実験シューズです。
ズームストリークLT4 TT結果

3分3秒1でした。
9種類中、9番目のワーストタイムです。
ズームストリークLT4 評価
ズームストリークLT4は2020年12月のナイキのズームランニングシューズ現行モデルで最も薄底かつ最軽量です。
軽いために足は動かしやすく、疲れてくる終盤もピッチは維持できます。
しかし、厚底シューズより反発性が少ないため、ストライドが出ないのがマイナスです。
さらにトラックの1,000mとはいえ、クッション性が少ないため、後半はかなり脚にダメージを感じます。
かかとにエアが入っていることも考えると、ミッドフットかリアフットの方が向いているシューズで、短距離的なスピードを要求される走り方には不向きです。
逆に、普段から反発を使わず、足を置くような走りをするランナーに向いているシューズです。
また、クッション性もなく軽量なため、適性距離は短く、体重が軽く非力なランナーに向くかもしれません。
一般的なランナーにはちょっと使いどころが難しいと思います。
ズームストリークLT4 スペック
基本スペックについてまとめるとこんな感じです。
重さ:26.5cm 140g
アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:ファイロン
ズームエア:後足部
このシューズについての詳細スペックやレビューについては「ナイキズームストリークLT4レビュー!」の記事をご覧ください。
まとめ
冒頭に書いた通り、あくまでもなるべく近いコンディションで行った自身のTT結果ですので、参考程度にしていただけたらと思います。
なお、この企画はシリーズ化していますので他のシューズの結果は下記のリンクからご覧ください。